今日の釣果(2005.sep.25)

　本日早起きをし、久しぶりに釣りに行った。場所は柏崎の西防波堤。連休三日目の今日は朝から小雨がぱらつくあいにくの天気。家を出たのは朝の５時少し前。柏崎にはだいたい４５分くらい見ていればよい。防波堤を歩いて釣り場が決まったのは６時少し前であった。

　今朝の海は少しうねりがあり、テトラ帯に打ち寄せられる波が時折しぶきを上げる。とはいえ、釣りにくいわけでもない。はやる気持ちを抑えながら、ルアー（メタルジグ）をラインと結んで第一投。久しぶりに竿を振った。嬉しい。

　ルアーが着水してから少しフォール（降りていく）するのを待つ。糸ふけをとり、一挙に竿をあおってリトリーブ（巻き取り）開始。狙いはイナダ系のランナーなのでゆっくりは巻かないのだが、その瞬間にもうすでにモワーッとした重量感。なんかへんだなぁ～。海藻でも引っかけたかぁ～。と思ったらピクピクと手に引きを感じる。とっさにもう一度竿をあおって針がかりを確かめ引き寄せる。

　引きがイナダのそれとは明らかに違う。重くジワーッとした感じが多い。魚影が見える。やけに細長い。あらあらタチウオだ。狙いのイナダでないのに少し落胆もしたが、まぁ食用にはなるなと思い気を取り直してタモですくいとる。そのタチウオが下の写真。

 

▲タチウオ

 

　見てのとおり、タチウオはつり上げた直後は美しい銀色。実に鮮やかな色をしている。だがうかつに触れない。歯が体の割に鋭いのだ。針がかりはしっかりしているのでつり上げるのに安心だが、ペンチを使っても慎重に針をはずさねばならない。このあと写真撮影をしてゆっくりとはずした。

　さて、第一投目からヒット。釣り師としての炎も燃える。気をよくして第二投。同様の方法でリトリーブしているとまたしてもヒット。今度はがーんと来た。やっと目当てのとおもったら今度はサワラ（鰆）。なあーんだと思いながらラインを巻き取っていく。この魚も歯が鋭く、タチウオ同様手に取る際には注意が必要。

　上がってみてわかったが、サイズとしてはそう悪くもない。一瞬どうしようか迷ったが、サワラはリリースした。もう少し大きければ脂ののりも良いと思うが、これでは．．。まだ暴れる元気のあるうちにと思ってだ。

 

▲サワラ

 

　この後数投したが今日はどうも変だ。昨日(9/24)釣りに来ていた同僚が言うワキがない。二投して二匹とはできすぎだが、目的はイナダにある。あきらめずにワキをまちながら投げては巻きを切り返した。結局その後第一投の時のサイズのタチウオがもう一匹上がりはしたものの、状況に変化はなかった。

　現場に到着して約70分。やがてポツポツと帰り始める釣り人が出る。手にしているレジ袋に透けて見える魚はやはり自分と同じ。ワキもないのでいやになって自分も同調。結局７時過ぎには帰ることにした。

　正月以来まともな釣りは今年初めて。久しぶりに魚の引きを感じる楽しみを得たが、昨日とのコンディションの違いに少し無念な思いである。

 

【ラインとリールの洗浄】

　釣りから帰ってきたら道具を洗う。まず竿を固く絞ったぞうきんで拭き上げる。ラインをリールのスプールから巻きだして水拭き。リールのスプール（糸の巻き取り部分）やボディーを絞ったぞうきんで拭く。その用具は下。ルアーは水ですすぐ。たいしたことはしないが最低限これだけはしておく。本日使用したのは竿がダイワのトライフォース１０ｆｔ、リールが同じくダイワのリーガルＸ－３５００ｉＡ。ラインはソラローム４号相当。ルアー（メタルジク）はMariaの一般的なもので28gのもの。

▲ラインの拭き上げ作業

 

 

かんりにんからの釣り情報

 

２００５年９月２４日　柏崎西防波堤（同僚からの情報）

・午前６時頃からほぼ午前いっぱいワキがたった。
　イナダ、サワラ、シイラ等が上がっていたという。
　また、アオリイカも良い人で１５はい程度は行けたらしい。
　鯵は15Cmサイズ。これも上がる。

 

２００５年９月２５日　柏崎西防波堤（当方現場確認での情報）

・タチウオ、サワラ、カンパチ（堤防内側へジグを投げてあげた人一名）
・アオリイカはあげている人を見ていない（狙っている人は多かったが）。

 

魚料理に関心があれば

 

魚介お魚料理大全
http://www.jf-net.ne.jp/jf-net/syun/recipe_index.html

魚料理事典
http://homepage2.nifty.com/~hideyuki/bt-cook.htm

釣り料理集・タチウオ・みそだたき
http://www.fishingpark.ne.jp/ryori_w/2recipe/R_tatiuo.htm