
小木の港から町は歩いてすぐである。出航時間前にある程度の時間があるのであれば、小木は汽船付近をぶらぶらするのにはちょうど良いこぢんまりとした町である。町の中心街には通り沿いにこんな古い建物も残っており、街並みとしてこんな建物の保存を願いたい。今は廃業してしまった古い商店であろう。通りを歩いているとあちこちに同様の作りを見ることができる。伝え残して欲しい小木の風情である。
さて、そんな街中に尾崎紅葉に関わる句碑があった。句碑の説明書きもあるが、その内容を下記に写した。
紅葉句碑
明治の文豪尾崎紅葉が「金色夜叉」を執筆中に体調を崩し、一週間の予定で加療の旅に出て佐渡島に渡り、小木町に泊まったのが、明治三十二年(1899年)七月十九日でした。
歓迎会の席で芸妓お糸との間にロマンスが芽生え長逗留となりました。十日が過ぎ、別れのきわに紅葉はお糸に、「汗なんど拭いて貰うて別れけり」の一句を残しました。
そこで紅葉来町百年を記念して、小木町と係わりのあるこの句の碑を建立しました。
平成十一年七月十九日
尾崎紅葉来町百年記念句碑建立委員会 句碑 赤塚五行 書
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写真撮影:2005.6.30
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2006年 地理の部屋と佐渡島 sadorekisi
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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私の育った小木町も過疎化の影響で寂しくなってきましたね。
私の同級生は54人だったのですが、
今年小学校に入学する娘の同級生は23人です。
さらにその下になると20人を切っている学年もあります。
一世代で半分です。
佐渡を愛する一人として寂しいことです。
今後、住みやすい佐渡にするために、
佐渡のためにいろんな活動をしていこうと考えています。
これからもよろしくお願いします。
>一世代で半分です。
とありましたが、佐渡の少子・高
齢傾向は留まるところなくのよう
です。このことは地域工房さんで
時折確認しています。
さて、佐渡の今後を..。
当方は、色々な観点から佐渡を紹
介していきたいものと思っていま
す。
利尻の白熊さん。
種子島ブログさんなどは、島から
の情報発信にそれぞれのスタイル
で取り組んでいます。
私はそんな方々との交流を嬉しく
思っています。佐渡さんの所へも
大勢の方々が日々訪問されている
ようですが、ある意味それらも佐
渡の地域興しを考える一つの場と
して活動中と映ります。
今後とも交流お願いします。