勢揃い GAFさんマーカー

すでに何度か紹介していますが、手持ちのＧＡＦさんマーカーのすべてを紹介します。

上段左から①②③④、下段左から⑤⑥⑦⑧としてあります。

①ＡＭ用２００Khzマーカーです。四角の９Ｖ電池を使用します。ワールドボーイをはじめとする、チューニング窓の中の周波数表示が固定のアナログ系ラジオの調整に向いています。みの虫クリップがついていますが、とくにロッドアンテナ等をこれではさむまでもありません。信号は強力でラジオに近づけるだけです。

②1670.8Khzマーカーです。船舶気象通報の周波数1669Khzをアナログラジオで聞くためのマーカーです。これを使うとトライエックス２０００等で船舶気象通報を待ち受け受信ができます。ちなみに、トライエックス２０００は1699Khz付近は周波数直読はできません。

③565Khzマーカーです。　②の周波数を誤ってＧＡＦさんに伝えてしまい。1695Khzを得るように作ってもらったものです。これはこれで用途がないわけではないので捨てられません。565Khz×3倍で1695Khzが得られるようにしてあるものです。

④1000Khz（1Mhz)・100Khzマーカーです。トライエックスやスカイセンサー等、クリスタルマーカーとスプレッドダイヤルでの周波数直読機にはありがたいマーカーです。機械が古くなるとマーカー信号が微弱となったり、スイッチの接触不良等で機能しない時があります。こんな時はこれがないとだめです。特に１００Khzはスカイセンサー５９００ともマッチし、便利なことこの上なしです。250Khzステップでスプレッドダイヤルの０位置を出す必要もありません。

⑤810,90,9Khzの切り替えが可能なマーカーです。ＡＭ（中波）用マーカーです。ほとんど９Ｒ－５９Ｄのようなスプレッドダイヤルがないと使えません。ディップスイッチの１．２．３のいずれかをＯＮすることで発信する周波数を切り替えます。

⑥8.4.2.1.Mhz，500.250.125.及び62.5Khz切り替えマーカーです。たぶんＧＡＦさんマーカーの中では最高傑作と思います。主にMhz単位と500Khz付近の確認に使います。ディップスイッチの切り替え方はマニュアルがついてきています。

⑦⑧は使用する電池です。③④⑥は⑧の電池を使用します。

　以上、手元のマーカー（ＧＡＦさんマーカーのみ）を紹介しましたが、いずれも個性派ぞろいです。使用目的に応じて使い分ける楽しみがあります。以前は、ＭＩＺＵＨＯ等からもマーカーが出ていましたが、今では入手困難ですし、製造から長い年月が経っていますので、これらの方が信用できます。
　氏は優れた技術屋さんですので、機械の性能については問題はありません。マーカー個々の持つ特徴も丁寧に説明してくれますので、大助かりです。