![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/d4/34d6f60a7230083e2d0a881833942290.jpg)
七浦海岸の夫婦岩と道を挟んだ所にある。所在を示す標識が一つあるだけであまり目立たない。よほどのものがない限り、来る者の目に入ることはなかろう。
それでも古代、この地に我々の先祖の暮らしがあったことを物語る貴重な遺跡。現場にはこの遺跡の説明書きはなかったので、新潟県立歴史博物館の遺跡資料のサイトから説明を引用した。すべてを引用してはいない。興味があるのであれば、紹介してあるサイトを参考にされると良い。
大佐渡山地西南の二見半島西側に所在する海食洞穴で、
海岸段丘崖下に位置し、海抜4メートル、海浜から36
メートル離れている。弥生時代から古墳時代前期の遺跡
である。
洞穴の前面から古式土師器、洞穴の表層から千種式土
器が出土し、奥部に石組みで区画されて人骨一体が安置
されていた。
洞穴内外部は外洋性貝塚と床土、崩れ岩石の互層になっ
ているが、千種式土器・竹ノ花式土器の順の層位が認め
られる。
浜端洞穴遺跡(新潟県立歴史博物館サイト内)
http://www.nbz.or.jp/rekibun/iseki/hamabata.html
新潟県内の遺跡(新潟県立歴史博物館サイト内)
http://www.nbz.or.jp/rekibun/iseki/iseki_n.html
<写真撮影:2005.12.3> 2006年 地理の部屋と佐渡島。
うーん、この遺跡の存在は全く知りませんでした。
人骨まで出土したとは。
今度訪れたいと感じました。
こういった場所を紹介してくれるからこそ、
このサイトは素晴らしいと思います。
高瀬の奇岩は道路際にあるので何度も目にしていますが、
それよりも気になるのが、その近くにあるでかい
ボーリングのピン(笑)。
何故こんな所に?
その姿も、もう一枚の写真にしっかりと写っていましたね。
>うーん、この遺跡の存在は全く知りませんでした。
今回紹介している当方ですら、地図でわかったので
確認のために行ってみたようなしだいです。
こんな所がまだまだあるものと思うと、佐渡取材は
今後も続けなければと思います。色々な発見。
ふるさとであるからこそ、小さな発見に大きな喜び
もあります。
>それよりも気になるのが、その近くにあるでかい
ボーリングのピン(笑)。何故こんな所に?
気になりましたね。私も同様でした。
ただ、何となく手前の奇岩との取り合わせが笑えます。