夕暮れ時。一日の中でもほんのわずかな間だから良いのだ。
周囲の稲田はまだ雪に覆われているが、収穫作業のある蓮田だ
けは、水面が出ており、夕焼けの色が水に映えている。
このこと、つい先頃伝えたばかりであるが、昨日の日没時に
もそのような風景を見た。水面に映る鉄塔の影と、水面を横切
る畦がポイントか..。撮影した自分でも気に入った。
横置きタイプ
もう一枚(鉄塔の影のないもの)
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信濃川の流路延長は367Km。日本最長を誇る。
その源流をたどると、上高地や木曽駒付近、埼玉・
長野・山梨三県の県境にある甲武信岳(こぶしだけ
・2475m)にいたる。
前者からの流れは犀川で、後者からの流れは千曲
川という。県境を越えた流れは、信濃川と名を改め、
新潟県中越地方を流れ下る。
流れが最短のルートをたどって海へ出るには、こ
の大河津分水路から日本海に出ることになる。 . . . 本文を読む
柿川をまたぐ雪の橋。冬季限定。
ここを渡るのは誰か..。
小さな足跡が二筋。
間もなく春の訪れと共に、融け崩れて無くなる。
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写真撮影:2006.2.19
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2006年 地理の部屋と佐渡島
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まだ雪深いというのに、湧き水の流れ出る道端に緑があった。他ならぬコケである。その緑の鮮やかさは、この冬景色の中にあっては木に勝るものがある。水はさらさらと、その先から雫となって落ち、鮮やかな緑を際だたせる名脇役となっている。
さて、コケは草木の類ではないが、枯れることを知らぬのであろうか..。ささやかながらも、雪のない場所にこの様な緑の塊を見つけるとついつい目が向かうものだ..。ここに写 . . . 本文を読む
国道252号線・三坂トンネル。旧堀之内町(現魚沼市)側から十日町市方面へ抜けるところ。魚野川支流の田河川をさかのぼる道を進んだ、ここは三坂峠をくぐるトンネルである。
来るときもそうであったが、出るときも..。やはり雪国であった。出口にいる人の身長と雪の高さを比べていただきたい。ただ、道路の除雪による雪の分もあるので、これが自然に積もったものと思っても困るが..。
オリジナルサイズ画 . . . 本文を読む
錦鯉の郷としても知られる小千谷市。町のシンボルと言っても良いかも知れない。そん
な錦鯉がマンホールの蓋のモチーフになっている。
水の中にゆったりと泳ぐ錦鯉の優雅な様をとても良く表現している。数々撮影してきた
マンホール蓋の中にあって、このデザインは珠玉。小千谷と名乗らずとも通にはわかる。
そんな「錦鯉の小千谷」という自信がこのデザインにあふれている。
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夕日の色に川が染まる時間帯はわずかである。信濃川は今、雪融けの水を流し始めている。雨が降っても増水だが、晴天でも増水する。この川の流域一帯は山間部を中心として豪雪地。おかげで豊かな水が流れ、越後平野を潤している。
手前は河川敷。まだここ長岡市内とて雪が多い。川の中央を横切るひときわ明るい光が一筋。この向こうには沈もうとしている夕日がある。その光の筋の周囲も淡くあかねに染まり、一日の内の . . . 本文を読む
今月中旬に北鎌倉へ行くことにしています。
久しぶりの鎌倉、そして横浜方面です。当サイ
トご覧の皆様方からお知恵を拝借したいものと
お願いします。
北鎌倉を歩くとしたらお薦めはどこでしょう。
円覚寺とか、建長寺と言ったあたりは良いので
すが、歩いて廻る予定です。地理佐渡の看板を
ぶら下げての旅ではありませんが、良い資料を
得て帰りたいものと願っています。ちなみに、
泊は山下公園近くで . . . 本文を読む
国土交通省砂防部には、雪崩防災のページがある。なかなかためになる。今年どこでどのような雪崩災害があったかを見ることができる。気になるのは、やはり新潟県の数値が大きいことである。
この冬の新潟は、死者こそでていないものの、雪崩等の災害は多く、地滑りや崖崩れの発生も報告されている。下記URLはそのことを報告している。
平成17年12月からの雪崩等災害発生状況(国土交通省河川局砂防部H18 . . . 本文を読む
長岡市郊外の柿町で撮影した木のシルエット数枚を一挙に紹介する。柿町であるからという訳では無いが、柿の木が中心となった。
柿町①(縦置き)
柿町②(縦置き)
柿町③(縦置き)
柿町④(縦置き)
柿町⑤(横置き)
柿町⑥(横置き)
春めいてきたとは言いながら、まだまだ雪の多い同町である。この辺では当分は雪が残るであろうが、それらが残雪と呼ばれるのもそう遠い先ではなさそうだ。 . . . 本文を読む
視線の先とは別の角度の情報を得る。
鏡とはそんなものか。私は、日没とは反対
方向を見ているのだが、カーブミラーには日
没へと向かう風景が映っている。
見ている方向は東の空。だが、カーブミラー
に映っているのは西の空である。見ているも
の、そして考えていることと別の角度が見え
る、そんな優れものは無いであろうか..。
いろいろ、困りごとの多い昨今である。
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勤務を終えて帰宅する。その帰宅途中。
良い夕日に出会えた。昨日は朝から雪で
あったが、午後から晴れ上がり、その天
気は翌日(つまり今日3月4日)いっぱい
続いた。
長岡市町田町の田中にわずかに残るハ
ザ木と共に夕日を..。傾いた日を受け
て、影がずいぶん長かった。明日はどう
なるか..?
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写真撮影: . . . 本文を読む
時折波に洗われるような位置に留まる流木
もある。その際、砂にある程度埋まっていて、
波に洗われても動かぬものもあるし、いいよ
うに動くものもある。
人はその漂流物がその後どうなっていくの
かを関知はしないが、やがてこれとて、消え
ていく運命なのであろう。
儚い..。 一時の心地よい夢にも似た、
そんな心情を抱くと言うと、少しロマンが過
ぎるか..。
なにも特別なものが映 . . . 本文を読む
砂浜に打ち上げられるものは、だいたい、
やや奥まったところにまとまっている。
ときおり、ぽつんと浜の中に打ち上げられ
ているものも見る。他の漂流物が雑然の中に
あるのに対して、このように孤独なものもあ
る。
人気のない、砂浜という特別な場所にあっ
てその姿には何か思いを寄せたくなるような。
そんな姿を見せるものがある。それに惹かれ
ることも、しばしば..。
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海岸に打ち上げられるものを見てまわる。
これはなかなか楽しいものである。雑多な
ゴミが大半であるが、その雑然さがよい。
何が出てくるかわからぬ意外性が楽しい。
ときおり、これはと発見の喜びや楽しみがあ
る。以前、漂流瓶を見つけたことだってある。
さて、今回はそんな海岸で見られるもので
も、ごくありふれた流木を写したものである。
すっかり虫に食われて、穴だらけ。この手の
流木はしばし . . . 本文を読む