北鎌倉の東慶寺は久しぶりだ。
寺の名前は全然記憶になかった。
だが、風景だけは記憶にしっかりとある。
きっと前回訪れた際も、寺の名は意識し
ていたはずであるが、時の過ぎゆくまま
に記憶が薄らいでいた。
さほど背の高くない梅の木など、たくさ
んの木々が並ぶ参道を、ゆっくりと歩く。
その気がなくとも前にはどうせ進めない。
しばし俗世とは縁が切れる寺。寺が縁切
と言われ . . . 本文を読む
一緒に仕事をしてきた仲間との旅行。
この月曜・火曜の一泊二日。13日の朝に
久しぶりの積雪にいやな予感を抱きつつ、
天候に恵まれ、春を思わせる鎌倉を午後
からゆっくりと歩いた。
旅の記録写真は多々撮影してきた。今
回はそんな管理人が都会で撮影してきた
写真の一枚。
地理佐渡はどこに行っても地理佐渡か。
当方のカラーが出ていると良いのだが.?
撮影現場は東京駅近く
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夕日。青空。
ハザ木には日の光の色々な場面が似合う。
今更彼らに稲作時の出番はないが、往時
をしのぶという重大な役目がある。
今では越後平野と雖も、あちこちで見ら
れるわけではない風景になってきた。
▼管理人より
今晩から明日日中のサイト管理ができません。
皆さんからお寄せいただいたコメントへのレスは、明日の夜となります。
よろしくお願いします。
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長岡市柿町の夕暮れ時である。
周囲を覆う木々に、焼けるような夕日の色合いが届かない。であるが、こんな谷あいの田の中、これらのハザ木が目にとまるし気になる。私にはそれが、子供の頃に読んだ傘地蔵のように写るのである。
みんな整然と並んでいるようであるが、それぞれ違った表情を持っていて個性的なお地蔵さんに見えぬだろうか..? 彼らは私より背がずいぶん高い。従って気があってもかさは掛けられない . . . 本文を読む
やっと終わった。我が綱引きクラブは軽量級のチーム。今年の大会に向けてはメンバーも揃わず、もちろん固定もできずのまま来ていた。大会直前になって久しぶりに引いたというメンバー。そして、人がいないからと助っ人に来てくれたメンバー。中には大会当日初めてという方も.。
して、結果はというと、初戦はリーグ内三位を決めるための戦い。Aリーグは八チームしか無いので、おのずと初戦突破となるとベスト四入り . . . 本文を読む
円形の台座の上に一つの火炎式土器。歴史の教科書などで目にすることがあったものと思う。ここ長岡市を始め、中越地方各地で同様の土器が発掘されている。
縄文土器。これを見たとき、心がひっくり返る思いだった。
人間生命の根源。その神秘を凝縮し、つきつけた凄み。
私はかつてこんなに圧倒的な美観にぶつかったことはなかった。
全身が”ぶるぶる”ふるえあがった。
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新潟県のほぼ中央、信濃川が中之口川と分流する付近に燕市と三条市がある。この付近は金属製品の製造で知られている。地域に根ざした伝統ある産業を地場産業と言うが、この地の地場産業はまさにそれである。 燕市は特にハウスウェアー(金属洋食器~厨房用具)で、三条市は刃物や作業工具類で知られている。どちらも100円均一ショップで売られるような製品から、超高級品までと品揃えも豊富である。
上越新幹線・燕三条 . . . 本文を読む
二月末で津南町郊外がどのような状態か
を良く知れる写真。豪雪の今年であったの
で、まだまだ道路の脇には雪の壁が高い。
消えるかって..? もちろんである。
左手前がかんりにんの車。右手には軽ト
ラックがある。雪の量はそれで確認できよ
う。
今日の新潟県中越地方は朝から晴れ。
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写真撮影:2006. . . . 本文を読む
厳しい自然の中にあって、耐えに耐えて春を迎える。そんな厳しい自然を意識させる風
景に心洗われる思いをすることがある。日の高い中ではあったが、ひっそりとしている。
この風景を見ていて、重いものを感じつつも、雪が融けた後の風景に思いが至る。
里では春の訪れを感じつつある中、ここは未だに早い春よりは遅い冬を残している。だ
が、まぎれもなく雲が切れた時には、ここにも光が与えられ、春は必ず来 . . . 本文を読む
国道117号線を津南町へと向かう。合併以前は十日町市を過ぎると中里村であった。今は、合併でその名は無くなった。清津峡、七ツ釜、小松原湿原など、美しい景勝地や豊かな自然が自慢の観光地がある。
百合と、柱状節理の美しい清津峡をモチーフにしているのだろうか。なかなか複雑なデザインである。
十日町市HP
http://www.city.tokamachi.niigata.jp/
旧中里村H . . . 本文を読む
十日町市の国道117号沿いである。
町の中心の側溝にはこのような開閉の利く投雪口が設置されている。雪国以外の方々に
は単なる側溝の蓋程度にしか見えぬであろう。
観音開きにして、たまった雪をこの中に入れるのであるが、それも間に合わないくらい、今年の積雪は激しかった。意匠を凝らした蓋には「かわいい..」と言いたいが、真冬のこの地のことを思い起こすと、そうとは決して言えない。
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雪崩の危険のある傾斜地の風景。
それは雪の加重がかかればかかるほど深く強い抵抗を示すかのようだ。強く、より強く。しなやかさと言うよりは頑強さだけ。この力強さが雪国を守っている。
中山間部にはこの手の風景をよく見る。あちこち見てまわればよ~くわかる。地形的に雪崩の危険のありそうな傾斜地には、しっかりと設置されている。あまりの加重に悲鳴が聞こえてきそうだが、黙って耐えている...。頑 . . . 本文を読む
日没が迫ってくる。
まだまだ雪は深いが、里には春が近づい
ている。さぁ、春が来たと風景共々心か
ら思える日はいつになるか..。
言い換えると、心の中には風景と同じく、
雪が残っているように感じる自分。
冷たい白だけじゃなく、せめて闇の訪れ
る前の一時くらい赤く染まってくれないか。
うれしい気分に染まることはできぬか.。
風景に込める思いは色々な要素がある。
自然の色 . . . 本文を読む
厳しい。そして、時に優しいのです。
土にまみれ。土と共に生きます。
(長岡市大口での風景)
言うほど、簡単じゃないのです。
常に自然と共にありますし.。
自然の中にあって、その厳しさと
優しさに包まれる幸せ。
この風景中、二人は包まれていること
を知らない...。
注:ですます調は不得意です。
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積み上げられた雪の壁を崩し、道路本来の
幅を確保する。さらには道路脇から雪が崩れ
ぬようにと作業は続く。
ブルドーザー(ここからは陰になっていて
見えない)とパワーショベルは、壁を崩し、
路上の適当な位置に雪をかき出す。ロータリー
車はその雪を空き地に吹き飛ばしている。
この作業は道路を完全にふさぐので、ここの
通行はずいぶん待たされるが、大切な作業であ
る。
さて、この積み . . . 本文を読む