史記には「満を持す」の記述がある。
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蓮華峰寺で見た。長らく地中にあってその時を待つ。蝉は地表に出た直後からしばらくの間、危険きわまりない時間をすごす。
山門に無事脱皮を終えた抜け殻が一つあった。ふと思う。厳しい自然の掟の中で成虫としての生活がはじめられるものは全体のどれほどだろうか。
生を . . . 本文を読む
見頃を迎えたアジサイ寺の蓮華峰寺である。
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鐘楼堂の前に立つ弘法大師の像がよい。見頃を迎えたアジサイは、境内の風景を今が盛りと飾っている。よく見かけるものから初めて目にするものまで、色合いや形の異なる数々のアジサイが咲き撮影に忙しい。境内の風景とアジサイを写したり、はたまたマクロで小さな世界をのぞき込んだりなのである。
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クガイソウは、一般に見られる多年草草本で、茎は分岐をせず直立して1メートルにもなります。葉は通常4~6枚が輪生して、これが数層になっていて、ちょうど九層ぐらいあるので、九階草(クガイソウ)と呼ばれるようになりました。この説明は関連サイトのところで紹介しているe-yakusou.comのものである。
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父親が子供に語ることは、世間には聞こえないが、彼の子孫には聞こえる。
佐渡・小比叡山蓮華峰寺にて
ヨハン・パウル・フリードリヒ・リヒター(ジャン・パウル・リヒター)というドイツの作家の言葉だそうだ。彼は18世紀中頃から19世紀前半に生きた名声のある作家のようである。
この言葉を知った上で、我が身を省みると心細くなる。父親として子に何を語って . . . 本文を読む
苦さの味を知らぬものは甘さもわからない。
注:明度を落としている。
ドイツの格言なのだそうだ。うまいことを言うなと思った。人生楽ありゃ苦もあるさ。時代劇ドラマ「水戸黄門」のテーマ曲を思い出す。人のありようとして心に留め置いておきたい。
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写真撮影:2009.07.04
もの差しをイメージしての名付けである。
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名が語るとおり。長い尾の部分にきちっとした間隔で節があり、それが目盛りのように見えている。雄と雌とでは体色が違うが、上にいる青っぽい方が雄。どちらかというと雄が目立つ昆虫界において例外とは言えぬが、雌の色合いもそう地味とは思えぬ明るさを感じる。
池の周囲。そして . . . 本文を読む
ノコギリクワガタのライバルはこれである。
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二晩続けてミヤマクワガタが住宅に飛んできた。01と02は7月6日、03と04は7日である。前回のノコギリクワガタ同様、写真撮影後に同僚の元へと届けた。子供時代から親しみのある種の中では、ノコ(ノコギリクワガタ)とミヤマ(ミヤマクワガタ)はクワガタ界の横綱といって良い。撮影したものは . . . 本文を読む
写真撮影:2009.07.03
7月3日は日野黄門忌という日なのだそうで、能が演じられる様である。
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手元の手帳に「巻絹」14:00~とあり、長岡帰省の船に乗る前に少し見られるかと急いだ。妙宣寺に能舞台はあったか?なんとなくその辺が気がかりであったが、寺の構造からするとそれらしい感じとなっていた。日差しの強い梅雨の合間の晴 . . . 本文を読む
写真撮影:2009.06.21
タテハ蝶の仲間。ドンデンでの撮影である。
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羽の表側(写真1,3)は見てのとおりの派手さである。一方、裏面(2)はかなり地味である。このギャップには生存または子孫繁栄に関わる意味合いがあろう。気むずかしいチョウであるが何とか撮影できた。もちろんズームを使ってのことである(笑)。
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写真撮影:2009.07.02
島の四隅にある灯台の内南西端にあるのがこの灯台。
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ここからすぐの所に沢崎という集落がある。小さなV字型の入り江の奥である。ちょうど灯台は集落に対して冬の西風を遮る岬の上にある。夏の晴天の下に見るも良し。冬の荒れた冬枯れの中の風景も良し。いつ訪れても見るものに何かを感じさせようとしてくれる場 . . . 本文を読む
写真撮影:2009.07.02
群落は雨上がり直後が綺麗である。
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咲き始めて結構経つが、夜間の雨という天候の証を残す雰囲気が良い。咲いても又咲き、花の期間はそこそこ長い。ムラサキツユクサは良い花だ。
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写真撮影:2009.07.01
ライパルはカブトムシにあらず。
クワガタにはクワガタ界の王者が欲しい。それにふさわしいのはこのノコギリクワガタかミヤマクワガタであろう。オオクワガタとかヒラタクワガタといったマニアックなものは身近じゃないから選定外だった。
見つけた瞬間のわくわく感は子供時代の良き思い出である。久しぶりにその姿を見たが、惜 . . . 本文を読む
写真撮影:2009.05.17
故郷の赤井神社能舞台からはそう遠くはない。
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加茂湖に注ぐ外城川(とじょうがわ)沿いの道ををさかのぼっていくと、ほどなく赤井神社の坂下を通る。外城川は赤井神社のある丘陵地をなぞるように流れている。道はここで川とは離れるが、しばらく水田地帯の中の道を行くと次の川である貝喰川に至る。
この川 . . . 本文を読む