太陽光発電などを反対する人達の間で、温暖化は本当に起きているのかという説が盛んにとなえられるようになりました。
そんな説の代表的なものがありました。
「 CO2と気温の関係に新説 気温上昇がCO2増加に先行する 」
・・・略
そもそも、温暖化は本当にCO2が原因なのか。疑問視する科学者もいる。
「今なによりも必要なのは科学的な見方です」
こう強調するのは赤祖父俊一氏である。氏はアラスカ大学地球物理学研究所所長、同大学国際北極圏研究センター所長を歴任した地球物理学の権威だ。7月7日、衆議院会館で行なったシンクタンク「国家基本問題研究所」主催の研究会で講演した氏が強調したのは、温暖化問題はいまや科学的知見を離れ、国際政治や経済の問題になり果てたという点だ。有り体にいえば、プロパガンダになりつつあるというのだ。「プロパガンダと科学の戦いになると、科学は勝てないのです」と氏は嘆く。
氏が指摘したのは、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)報告の矛盾である。IPCCはCO2の増加が温暖化を引き起こす、2100年には地球気温は4度ないし6度上昇するなどと指摘してきたが、その予想はすでに外れているというのだ。
「CO2が今も増え続けるなか、地球気温は1998~2000年頃からすでに約10年間、下がり続けています。海面上昇も止まっています。IPCCの予測はすでに明確に間違っているのです。私の指摘した事象には科学的データの裏づけがありますから、IPCCも否定することが出来ません」・・・以下略
確かに、CO2が温暖化の原因かどうかは証明できないのじゃないでしょうか。しかしながら、以前の日本の空気を汚す排ガスや汚れた川や海などをもう一度見たいという人はいないのじゃないでしょうか。何が原因か分からないにしても綺麗な空気や水を失いたくはない。
しかし、そのためにはコストがかかるからそれを嫌う経済界の思惑がそうした温暖化の説をなんとかなきものにしたいのじゃないでしょうか。
と言いながらも、私も温暖化に関しては全て正しいかどうかは疑わしいところがあるような気がします。しかしながら、油などのエネルギーの枯渇は間違いないと思います。
だからこそ、太陽光発電のような自然エネルギーが必要なはずです。CO2がどというよりエネルギーの確保こそがどうしてもやらなくてはならないことのはずです。温暖化に疑いをもってこうした自然エネルギーへの動きを阻止することの方が怖いと思うのは私だけでしょうか。
自然エネルギーの開発が温暖化も防いでいたとなればそれはそれで良かったとなれば一挙両得と言うものです。
温暖化よりエネルギー問題!