団塊の世代のつぶやき

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駒形提灯

2009年07月22日 | 無知

  第3592回で幾ら調べても分からないと書いた「駒形提灯」ですが、あれから祇園祭の宵山の写真を見ていてふと思いつきました。「待てよ、駒形とは提灯の種類じゃなくて飾りつけの形が将棋の駒に似ているということじゃないのか」。
  そう考えれば、提灯の種類ばかり探していたので見つけることが出来なかった訳もわかります。駒は馬でなく将棋の駒と考えれば宵山の提灯の飾りつけの形とぴったりです。そう考えて、「駒形提灯」と書いている記事を改めて見てみると、つじつまも合うような気がします。
  まだ、語源を書いたものには行き当たりませんが、多分この考えで合っているのじゃないでしょうか。改めて、きちんとした説に行き当たるまではこれで納得しておくつもりです。

  さて、その捜索の中で新たな記事を見つけました。電球型蛍光灯からLEDに交換した鉾があるそうです。やはり私が考えるようなことは既に実行されているようです。

  eoニュースより

  祇園祭・月鉾照らすLED電球環境配慮、今年から200個導入(京都新聞社 , 7120926

 祇園祭の月鉾(京都市下京区四条通室町西入ル)は今年から、駒形提灯の電球を蛍光灯からLED電球へ変える。消費電力は10分の1になり、表面も熱くならないため、環境に優しく安全性も高まるとしている。

 昨年、32基の山鉾は一斉に、駒形提灯の電球を白熱灯から省エネ型の蛍光灯へ交換した。月鉾も82個を駒形提灯につけたが、下ろす際に10個が割れた。

 今年から使うLED電球はカバーがプラスチック製で、落としたとしても割れにくい。消費電力も2ワットで蛍光灯の10分の1。明るさはほとんど変わらず、色もほぼ同じという。

 鉾を照らす駒形提灯のほかに、町会所やちまきを売るテントの提灯用に200個導入した。13日から点灯する。月鉾保存会の斎藤政宏理事長(62)は「環境に優しいエコな月鉾を目指したい」と話した。

  保存会さんはなかなか裕福なようですね。去年蛍光灯に換えたところなのに早くも今年LEDに換える予算があるのですから。去年換えたところなので暫くは無理なんじゃないかなと遠慮がちに書いていたのですが貧乏人の考えのようでした。
  我が家も電球型蛍光灯をLEDに換えたいと思うのですが先立つものが無いので諦めていただけに保存会の余裕に驚きました。

貧乏人はだめですね!