団塊の世代のつぶやき

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自転車道

2010年02月21日 | 自転車・公共交通

  第3795回で環境問題に取り組む高松市を取り上げたところですが、早くも動いているようです。

 四国新聞社 | 香川のニュースより

  1車線を自転車道に/高松市道五番町西宝線  2010/02/17

 高松市は、市道五番町西宝線の番町1丁目交差点―西宝町1丁目交差点までの1・8キロで、片側2車線のうち歩道側の1車線をつぶして自転車専用道を設ける方針を決めた。昨年、同区間の一部で実施した社会実験結果を受けたもので、今秋から着手し、2011年度中に完成させる。

 同区間は現在、自転車と歩行者の通行帯が同じで、接触事故も多い。自転車と歩行者を完全に分離して事故を減らし、自転車空間の充実や車線の減少によってマイカー利用者に公共交通や自転車へのシフトを促す「一石二鳥」を狙う。

 事業完成後の同区間1・8キロは、車道が片側1車線(幅3・25メートル)の対面通行に変わる。車道と歩道の間に幅2メートルの自転車専用道を設置し、歩道(幅2・75メートル)は現在のまま残す。総事業費は約2億円で、半額は国の補助金を充てる。

 自転車道と車道との間は縁石と防護柵(高さ約1メートル)で区切り、車道の脇にはトラックの荷さばきやタクシーのための停車帯(幅約1・5メートル)も設置する。

 市道路課によると、2008年の調査で、人口10万人あたりの市の自転車事故件数は297人。県平均の213人を大きく上回り、県内8市9町でもワースト。安全で快適な自転車空間の確保策の一環として、今回の事業化を決めた。

 昨年の社会実験(番町1丁目交差点―幸町交差点までの600メートル)では、平日の通行車両が実験前と比べて平均1100台減少。渋滞や所要時間などに大きな変化はなかったという。

  良いですね。車道をつぶして自転車道にという方法は、日本一の舗道率を誇り、身分不相応な車線の多い香川の道に自転車道を作るのに一番最適で手軽なやり方だと思います。この方式を一挙に香川県中に展開すれば香川県の10万人あたりワーストワンの事故死もぐっと減りそうです。
  人口の少ない地方の県で公共交通の整備がコストの面で取り組みにくいという弱点を日本一面積の小さい県という特徴を生かして自転車王国にするのは案外現実的な解決法なのかもしれません。
  
JRの駅と自転車によるパークアンドライドであれば自動車を捨てることも可能じゃないでしょうか。
  世界で始めての自転車王国香川なんてやってみる価値はありそうです。当然瀬戸大橋にも自転車道を作りましょう。

実現すれば楽しいでしょうね!