EVの逆風によるドイツの凋落には驚かされますが、移民問題でも大変なことになっているようです。
これも、メルケルの置き土産と言えそうです。
宮崎さんが取り上げてくれています。どうやらドイツは日本以上に大変なようです。日本も、石破なんか選んでいる用ではドイツと同じになりそうです。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和六年(2024年)11月24日(日曜日)
通巻第8519号 <前日発行>
ドイツで社会保障給付受給者400万人以上のうち、250万人以上が移民
大半がウクライナ人。ドイツ納税者は58億ユーロを負担した
ドイツ連邦政府が発表した統計に拠れば、「ドイツ市民金」という福祉給付金を受給している人々の圧倒的多数が外国出身者であることが判明した。納税者からは強い不満の声が聞こえる。
就労可能だが社会保障給付を受けている400万人以上のうち、250万人以上が移民で、全体の63.5パーセントを占める。この社会福祉費用は2023年に122億ユーロ、国境防衛を含めて500億ユーロ近くを費やした。
受給者の大半がウクライナ人だ。ドイツ納税者は2023年に58億ユーロの負担、シリア人は35億ユーロ、アフガニスタン人は13億ユーロの負担を強いられた。
受給者全員が失業しているわけではないが、57%が失業せずにこの給付金を受け取っている。またドイツでは、上記とは別に底辺の人々を保護する生活保護受給者の約50%が外国人である
「ドイツのための選択肢(AfD)」党は「我々の社会国家は略奪されている」と声明して、続けた。
「これは、CDUと信号機政党が何年も推進してきた大量移民政策の結果だ。CDU党首のメルツ氏は、この展開に対する偽善的な批判で目立っているが、 CDUがなければ、250万人以上の移民を抱える大都市を市民のお金で養うことはできなかっただろう。政権を握っているすべての連邦州で移民の転換を組織 的に阻止しているのはCDUだ。」
総選挙が近いドイツでAfD躍進の背景である。
それにしても、ドイツは何時も最悪の道を選ぶようです。流石に第三次世界大戦のきっかけにはならないでしょう。
日本と凋落の競争しているようです。日本が抜き返すのも近そうです。