団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★鳴門の第九 松江豊寿大佐

2022年12月10日 | 誇れる日本

 この日本人の捕虜に対する扱いの素晴らしさは何度読んでも感動します。この鳴門は例外的な面もあるようですが、総じて日本の扱いは適を尊重するという考えがあったようです。ここでも日本人の生真面目さが発揮されたようです。
  例外は朝鮮人の捕虜に対する扱いだったようです。それが日本の評判を落としたことも間違いないようです。

  ねずさんがこれも何度も取り上げてくれています。

  何時ものように全文をリンク元で読んで下さい。

  ねずさんの学ぼう日本より      2022/12/03

  鳴門の第九 松江豊寿大佐

  ・・・略

 ちなみに、世界中の捕虜収容所で、人を人として扱わない非人道的な扱いが公然と行われている中で、日本では極めて人道的な、というより、それ以上に家族的な扱いが行われていたことは、世界史的な観点からも、実に注目に値することです。

 そういえば、イスラエルの建国の英雄、ヨセフ・トランペルトールも、日本で、ロシア兵捕虜として収容所生活を送った経験を持っています。
時点は少し違っていて、トランペルトールは日露戦争時の戦時捕虜として、大阪・堺の浜寺収容所に入れられています。

 浜寺収容所では、当時の日本はまだまだとても貧しかったにもかかわらず、捕虜たちに常に新鮮な肉や野菜やパンをふんだんに支給しただけでなく、将校には当時のお金で月額で三円、兵には五〇銭の給料も支給しています。

 そのあまりの親切さに、トランペルトールは一生懸命に日本語を習得し、なぜ小国日本が大国ロシアに打ち勝ったのか、その秘密を探求しようとしました。
答えは、意外と身近なところに転がっていました。
警備をしているひとりの日本兵が言ったのです。
それは、
「国の為に死ぬほど名誉なことはない」
という言葉でした。

 祖国イスラエルに帰ったトランペルトールは、「トフ・ラムット・ビアード・アルゼヌ」という言葉をイスラエル建国の標語としました。
これはユダヤ語で「国の為に死ぬほど名誉なことはない」です。

 日本は建国の理念を「家族国家の建設」に置いている国です。
誰もが家族のように親しみ、信頼し合い、互いに互いの役割に従って、できる最大限を家族のために尽くしていく。

 だから日本は、明治維新後の大発展ができたし、世界に良い影響を与え得たし、そうした先人たちのおかげで、いま私達はこうして生きているわけです。

 歳末に演奏される第九交響曲は、単にベートーベンの名曲だから演奏されるというだけのことではありません。
その背景には、捕虜さえも家族として扱い接した私達の父祖たちの平和への想いがあります。
それは、現代を生きる私たちにとって、思い出すべき大切さではないでしょうか。



  このイスラエル建国の父トランペルトールの話も何度読んでも感動しかない。これがあるので、沖縄をイスラエルに提供すべきなんて荒唐無稽な考えを持ってしまうのです。
  
  それにしても、今の日本人にこの先人の心が残っているのでしょうか。


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