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★FAGAに地殻変動。ダントツの強みはアマゾンだった

2020年05月04日 | アメリカ

 FAGAって何だろうと思ったらGAFAの並び替えでした。何か意味があるのでしょうか。

  宮崎さんがそのFAGAの現状を報告してくれています。アマゾン以外はどこも苦戦しているようです。
  アップル・グーグル・フェイスブックの苦戦は以外でした。ネットの世界は有卦に入ってると思ってましたので驚きです。と言うか、単なる情弱なのかもしれません。
  それにしても、まだChinaにしがみつくようでは先は無さそうです。やはり長く繁栄するのは難しいようです。
  
  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和2年(2020)4月27日(月曜日) 通巻6470号   

 FAGAに地殻変動。ダントツの強みはアマゾンだった
  グーグル、フェイスブックは広告激減、アップルは新製品ふるわず

 アメリカの景気を牽引した四大メガ企業はFAGA(フェイスブック、アップル、グーグル、アマゾン)だった。
コロナ災禍以後、その勢いはどうなったか。

 スマホの組み立てを中国に委託してきたアップルは、売れ行き不振に陥り、自宅待機が1万2000名。しかし中国脱出をまだ 考えてもいないようだ。
 新機種のiフォンも、都市封鎖、店舗休業中とあって売れ行き伸びず苦戦が伝えられている。

 フェイスブックはデジタル広告の激減に直面している。だが、やはり中国依存をやめない。
そのうえ、フェイスブックのCEOザッカーバーグ自身のスマホが、サウジアラビアでハッカーにやられて、情報が盗まれるとい う失態を演じていた。
ワシントンポストのオーナーでもあり、世界の諜報機関が狙うのは予想されたはずなのに無防備だった。
あまつさえフェイスブックは「デジタル通貨」のリブラを主導したが、欧米の猛烈な反対に遭い、米議会公聴会でもつるし上げに あって頓挫した。

 だが、めげないのだ。
フェイスブックはズームに対抗して大人数が参加するテレビ会議など新分野に挑戦を始めている。

 グーグルも似たような状況である。プライバシー問題、情報拡散、とくにグーグルアースの地図情報に対して個人情報との兼ね合 いが問題となったため、司法当局と訴訟の継続が続く。その一方で新分野への挑戦はグーグルクラスなど休校となった学生を相手 に教育の新手法を模索している。

 米国のベストセラーのひとつはジョージ・ギルダー『グーグルの後に来る社会』(邦訳は『グーグルの消える日』となっているう え、翻訳が下手らしく不評)では、ブロックチェーンがビットコインをいずれ駆逐し、FAGAの世界も地殻変動に見舞われるだ ろうという予測がなされている。筆者はすぐに原書を取り寄せて、日本でもかなり早い時期に紹介したことがあるが、ギルダーは このところトランプ批判派なので、政権主流からは相手にされていない。

 となると、ひとり気を吐くのはアマゾンである。日本でも同様に、通信販売の王者。2010年代から、世界のビジネスモデルを 変革した原動力となった。アマゾンの登場でスペンサー&マークスや、JCペニーが倒産した。日本でも個人経営の書店、小規模 の書店は廃業し、アマゾンによって大型書店も苦戦を続けている。

 書籍ばかりか、ブランドの財布も台所、生理用品も、はてはマスクもあつかい、忙しくて買い物に行けない人々がアマゾンを利用 する。
ましてや米欧、日本から印度までロックダウン。日本は巣ごもり、否応なくアマゾン依存となり、配達員が不足している。アマゾ ンはあらたに17万5000名を雇用した。

 さて問題は、これらFAGAがコロナ以後も米国経済を牽引するのか、あるいは新しいビジネスモデルが誕生してくるのか、長期的な観点からいえば、霧の中というところだろうか。

  この先どんな世界になるのかは興味がありますが、こればっかりは見ることは出来ない。と言うか、まずは特亜3国の崩壊を見たいのが一番です。

さて、どうなることやら!


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