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★南アジアは洪水被害、パキスタンは食糧不足に

2022年09月05日 | エネルギー 環境

どうやら天候異変はChinaだけではないようです。南アジアも大変なことになっているようです。
  何だか今年の世界は戦争に天候異変と何やら世界の終わりも近いのかと思ってしまいます。

  宮崎さんが詳しく報告してくれています。

  宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和四年(2022)9月1日(木曜日) 通巻第7448号 

 南アジアは洪水被害、パキスタンは食糧不足に
  バングラデシュ、インドでも洪水。中国のダム建設が原因か?

 世界的ニュースとなったのはパキスタンの洪水である。インダス河のバロチスタン地方では9月1日現在、死者1191名、負傷者3500。被災農地 11000エーカー。道路は水没し、パキスタンはインド、イランから緊急に食料輸入をして居る。被災地では水道断水、電力供給無し。

 バングラデシュは日常的に国土の四分の一が湿地帯。6月からの季節風豪雨などで数百万人が被災している。
インドのアッサム地方も洪水に襲われたが二月には氷河の融解により、洪水が発生した。上流で中国が建設中のダム工事の振動が誘発した。ヒマラヤの氷河は3624あるとされ、このうちの47カ所が危険と警告されている。。

 またインドのプラマプトラ河はチベットを水源としてバングラデシュへ流れ込み、ガンジス河と合流する。この上流に中国は三ヶ所、世界最大の水力発電所を建設しており、下流のインドに洪水がもたらされると安全保障の問題だと警戒を緩めない。

 なにしろ北東部ラダック地区では中印国境対立が続き、双方で20万人の軍人が配置されている。
国境は3440キロに及ぶが、ラダック地方のパンゴン湖に中国が橋梁工事を展開し、また付近には入植を装った軍人の宿舎がかなり大規模に建設された。

 このためクアッドを推進する米国は10月に現地で合同軍事演習をすると発表した。21年は寒冷地のアラスカで米印軍事演習が行われた。

  やはり、地球は人口増加に苦しんでいるのじゃないでしょうか。人間こそが地球の敵ですね。


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