団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★外国かぶれ

2023年01月24日 | 誇れる日本

 戦後の自虐史観に完全に犯されていたので、今日のねずさんが書いてくれている外国かぶれそのものでした。
  何でも西欧のものが日本のものより優れていると信じていたものです。テレビ番組も素直にアメリカは凄いなあと思い込んでいました。

  それから目覚めたのもやはりネットでのねずさんのブログなどからだったと重います。

  あの大和や零戦を造った日本の技術力は西欧に全く敵わなかったなんてことは有り得ないでしょう。

  それを今回もねずさんが教えてくれています。

  何時ものように全文をリンク元で読んで下さい。

  ねずさんの学ぼう日本より      2023/01/18
  
  外国かぶれ

  ・・・略
 
 そんな皮膚疾患の「かぶれ」と似たものに、「外国かぶれ」があります。
外国の文化などに接触することで、なんでもかんでも外国のものが素晴らしいと思い込み、悪化すると、それにのめりこみ、周囲にまで影響を及ぼします。
これまた治療にたいへんな時間がかかります。
完治後も影響が残ったりします。

 疾病の「かぶれ」も、「外国かぶれ」も、人に害をなすものです。
明治以降西洋かぶれが流行し、戦後はアメリカかぶれ、近年では中凶かぶれが流行っています。・・・中略

 林羅山同様、国学と儒学を結びつけた学者に山崎闇斎(やまざきあんさい)がいます。
山崎闇斎も、儒教と神道を重ねた学者ですが、この闇斎がある日、弟子達を前に問いを投げかけています。
「方々、今、Chinaが孔子をもって大将とし、
 孟子を副将となして数万騎を率いて
 我が国に攻め込んできたら、
 我が党の孔孟の教えを学ぶ者は、
 これをいかにするか」

 日頃から孔子や孟子を聖人としてその教えを學ぶ弟子たちは答えられません。
ついに、「願わくば、その答えを教えてください」と言いました。

 すると闇斎は、
「不幸にして、
 もしかくのごとき厄災に遭ったなら、
 すなわち我が党は、
 身に鎧をまとい、
 手に槍刀を持って
 彼らと一戦し、
 孔孟を捕らえて
 国恩に報ぜん。
 これこそがすなわり孔孟の道である」

 要するに、學ぶということは、ただ教えをそのまま受け止めるだけでは、ならないというのです。
何のために學ぶのか。
それは国を護る人を育てるためなのです。
表面だけを見ていたら、そこがわからなくなる。

 ですから羅山や闇斎が、国学を儒学の基盤に置いたのは、ある意味、当然のことであったといえます。
言葉の意味を取り違えると、往々にしてそれがわからない。
ただ単に外国のものにかぶれてしまう。
それは決して良い結果を生みません。

 そうそう。最後に。
先日「昌平黌が正式名称」と書いたときに、「江戸時代の生徒たちの書簡を見ると、昌平坂学問所と書いてある。だから昌平黌というのは間違っているのではないか」という人がいました。
あのね、どんなに偉い人でも、自分のことを拙者というでしょう?
自分で書いた原稿なら拙稿です。
拙(つたない、まずい)者、拙(つたない、まずい)原稿って意味です。
自分に自信があったとしても、自己を誇らないというのが、日本人の普通の意識です。

 前にも書きましたが、昌平黌というのは、「光り輝く太陽の光を公平に注がせるために金の卵といえる優秀な人材を育てる學校」という意味です。
「黌」は、金の卵といえる優秀な若者という意味です。
自分の通う學校を、「昌平黌」だなんて、普通の神経をしていたら言えるものではないです。
だから遠慮して「学問所」って書いているです。
日本人として、日本人らしい常識を持っていただきたいと思います。



  遠慮して「学問所」というのも凄いですね。やはり、今の日本人とは別人としか言い様がない。
  なんとしても、先人に追いつき追い越したいものです。そんな素晴らしい日を見たいものです。


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