日本人はやはり世界とは想像以上に違いがあるようです。漂流でもその違いが見事に証明されているようです。
ねずさんがそんな事件を取り上げてくれています。外国人との違いに衝撃を受けます。この精神を今の日本人が持っているのか疑問でもあります。
とは言え、その心を日本人は取り戻す可能性は持っているのじゃないでしょうか。それこそが日本人でしょう。
何時ものように全文をリンク元で読んで下さい。
ねず さん のひとりごとより 2023/11/12
世界最長484日の漂流で起きたこと
・・・略
メデュース号遭難事件にあるように、海難事故による遭難というものは、その日のうちには殺し合いが始まり、わずか3日目には食人が、そしてわずか9日間の漂流ですら400人中385人が死亡するという一種の極限状態です。
その極限状態にあって、人としての気概を失わず、人類史上最長の漂流生活を耐え抜いたのは、他でもない日本人です。
船頭の重吉も立派なら、音吉を含め、お亡くなりになったひとりひとりの船員たちも、皆、立派でした。
そしてこんなところにも、共に生きようとする日本人の共生の文化がにじみます。
さらに重吉は、亡くなった仲間に対し
「なんといっても供養塔を建てる、
建てるまで俺は死ねない」
と固く心に誓い、神仏の加護を信じて疑いませんでした。
これが日本人です。
そしてその日本人としての血を、我々こんにちを生きる多くの日本人は、ちゃんと受け継いでいます。
ちなみに共産主義思想は、その神仏を先ず否定します。
神仏とか宗教とかいうものはいかがわしいものであり、ダーウインの進化論にあるように人類は常に進化するものであり、その進化の果てにあるのが理想的共産主義社会であるユートピアであると説くからです。
しかし、そのユートピアなる社会が、どのような社会システムを持ち、どのように犯罪に対処し、どのように行政が行われ、どのように災害対策がなされるのか等といった具体的な姿は一切描かれません。
それはそれぞれの人の思いでしかないわけです。
しかも、過去は常に遅れた存在であると主張する共産主義者が、「いまどきの若い者は」などと言い出す始末ですから、お笑いです。
かようにいい加減なものを、主義と称すること自体、馬鹿げているのですが、人は馬鹿げているものに夢中になるという特性があります。
馬鹿げているから、最後は有無を言わさぬ感情で解決するしかなく、だから共産主義は虐殺主義に至ります。
一方、西洋において、宗教がありながら漂流が常に悲惨を伴ったことにも理由があります。
肉体を持っていて神との契約がある者のみが人だからです。
そして人の肉体は復活の日に備えます。
つまり肉体の保持が大事になります。
死んで海の藻屑となり、埋葬されないのならば、その日に復活できないのです。
だから何が何でも、自分だけは生き残ろうとします。
東洋社会においては、チャイナの場合、人は食べ物であり、生きている間だけが人ですから、生き残るためには人を食べます。
これに対し日本では、人は魂の乗り物です。
人の道を外れた行動を取れば、それは魂の傷になります。
それは来世にまで祟ります。
世界最長の漂流を続けた小栗重吉が、人であることを保ち続けることができたのは、そうした魂観念をしっかりと持っていたからです。
これが日本人の根幹のひとつです。
日本の根幹にあるのは、神と天皇と魂です。
やはりシラス国とウシハク国の違いは大きいようです。この素晴しい日本を何としても取り戻す必要があります。
そしてそれを世界に広めることこそが日本人がやるべきことでしょう。
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