◎ブロンクス物語、愛につつまれた街(1993年 アメリカ 120分)
原題/A Bronx Tale
監督・出演/ロバート・デ・ニーロ 音楽/ブッチ・ギンボール
出演/チャズ・パルミンテリ フランシス・キャプラ ジョー・ペシ
◎チャズ・パルミンテリ『A Bronx Tale』より
デニーロの演出はノスタルジックかつリズミカルだ。さすがだな。
お!馬乗りやん!
僕が小学生だった頃、休憩時間になるとかならず男子のやっていた遊びが馬乗りだった。ブロンクスの遊びだったんか!まあたしかに日本の遊びっぽくない感じだったな~と今にしておもえばそうおもえるわ。
ま、ハリウッドらしく子役とおんなじ顔をキャスティングしてる。煙草の吸い方や、への字口はまあご愛敬だが、似てる。
なるほど、後半の構図はロミオとジュリエットなのね。さらに、なるほど。息子が金を貸した奴を追おうとしたら、刑務所で10年間マキャベリを読んだという顔役のヤクザが止めてこういう。20ドルで嫌な奴を追い払った、もう奴はお前に金を借りに来ない、20ドルなら安いもんだと。おお、そう考えればいいのか。
邦画にはない展開だな。ことごとく死んじゃうことで、新たな世界が訪れるのかとおもいきや、因果はめぐるんだね。