Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE415. 放置

2012年07月24日 | Tokyo city
 昨日は所用で東京に日帰りで出かけていた。東京に出かけるといろいろな用事をまとめてかたづけなければならないので、一日あわただしい限りである。
 用事の一つで東京郊外へ足をのばした。そこは都市デザインとは全く無縁の都市がある。道は縦横斜めに錯綜し、ちまちました店舗や住宅が混在し、できあいの無秩序な錯綜した風景が放置されたようにダラダラと続く。もちろん通例では被写体にもならない。そこで機材のアートモードを試みた。
 そしたら写真のような絵のようなどっちつかずの画像となり、何故かしら面白い風景になったではないですか。そうかこういう無秩序な風景にアートモードを使うのかと、納得であった。そこで錯綜した東京郊外の風景をアートモードで撮影していた。退屈な長い道が苦痛でなくなった。
 実はこのブログは、木曜日分まで書き上げていたのだが今日は編集変更である。書き上げた原稿は、どこかで使うときと、馬鹿馬鹿しくなって消去する場合とがある。ブログの原稿も時間をおいて読み返すとあらが見えてくる。
 本来論文を含め文章というのは、書き上げたら一ヶ月位放置しておくのが秘訣。それから読み返すと、頭が整理されたり、考え方が進化したりして、当初の文章が幼稚だったと思うことがある。そこで再度修正加筆をして、ようやく一人前の文章になる。
 だから放置するという行為は、文章書きにとっては大変重要なのである。放置している時間によって考え方がまとまり思考が進化するのである。
 そこへゆくと、放置する時間のないブログなんて、ホントにメモ書きの世界だと痛感する。こんなの公表しても意味ないなぁー、と思いながらブログを書いている。

東久留米市,2012年7月23日
OLYMPUS OM-D E-M5,M.ZUIKO DG 9-18mmF4-5.6
ISO200,焦点距離18mm,露出補正-1/3,f9.1/200,リーニュクレール
コメント
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