さて水中機材も虫干しが必要だ。といって干すのではなく水中に機材をつけて水漏れを確認するのだが。それを風呂場ではつまらない。
ならば実戦だといっても京都市内に海はない。そこであの鴨川だ!。といって平時は膝ほどの深さしかない。かっての旧東海道五十三番目の都の空気が漂う三条大橋を川面から半水中撮影。そんな京都の街の画像は少ないだろうと自慢しても、それほどの風景ではない。梅雨の合間の晴天の時を狙って水漏れチェックだ。
Goproは、映像やテレビの世界で多用されている。
ドローンに積んで見られないアングルから撮影したり、タクシーに積んで・・・といった具合に、魚眼レンズが付いた大変小さく軽いボディは、カラー修正をする必要がないほど発色がよく、数多くの付属品とともに地球のあらゆるところで活躍している。画像も、この小ささでと思うほど鮮明だ。
やはり技術集積が蓄積された機材だ。それでいて低減なコストで購入できる。日本のカメラメーカーでは先ず発想すらしなかった。遅ればせながらニコンが類似品をつくりだしたが、発売プローモーションは記憶にあるが、すぐに市場から消えたようだ。
魚眼レンズという割り切り、大変小さく軽いボディは、サードパーティーからも発売されている数多くの付属品とともに、どんな場所にも持ち出せてコストパフォーマンズが大変高く、フィールド機材に求められる条件を満たしている。
カメラ大国日本でつくることができなかった機材が、アメリカから簡単に発売されてしまった。日本は従来機種の発想から抜け出せず、役に立たないマーケティングに縛り付けられ、我が国撮影機材メーカーに凋落の空気が漂う。
手前左がGopro Hero7の本体。今はHero9でさらに性能は向上しているだろう。黄色いフレームのダイブコンピュータと比較すれば大きさがわかる。背後は水中用の魚眼レンズとハウジング、それにBCDに取り付けるストラップ。
Gopro7+INON魚眼レンズ、水中ハウジング
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