Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ZEISSの空気134. 普段使いの京都16. 観月橋のあたりを・・・

2021年09月23日 | field work

 

 

 一週間に一度だけ伏見のクロッキー教室へ京阪で出かける。後ろの運転席から眺める京都の裏町の風景が混沌としていて面白い。

 そして伏見の街も少しだけ徘徊する。今日は、観月橋のあたりの徘徊。昔は宇治川越しに月を眺める格好の地だったが、今は住宅地に押されて地名のような風雅な佇まいはない。それでも被写体としては、面白そうだ。

 京阪電車は伏見桃山駅を過ぎると大きく右へカーブし西へ進路を変え中書島につく。そこから宇治線が分岐し東へ向かうから再びこの街を通過してゆく。従って伏見桃山、中書島、観月橋を頂点とする三角形の中にいることになる。そこへ運河や河川が走り回っているから、少し錯綜していて面白そうな地形だ。

 梅雨時といっても毎日が雨ではない。ときには暑くもない夏らしいすがすがしさを感じる天気の場合もあり、そうすると翌日から雨が続いたりするから、1年の中では大変メリハリがあり、私には素晴らしい季節だ。

 さて今日はAPSイメージセンサーのα6600+E18-135mmレンズで・・・。私のレンズには90mmと135mm相当の位置に修正液でマーキングしてある。よく使う焦点距離だ。

 α7シリーズよりイメージセンサー・サイズが小さいα6600だが、画素数は一緒。ということは1受光素子の面積が小さくなるから受け取る光情報は少なくなる。つまりダイナミックレンジは低くなるという思想がいやらしい。それはつまり上位機種と同じ画素数で性能は一緒ですよという販売戦略だろうけど、ダイナミックレンジ低いという欠陥をもっている。実際撮影してみると、光のコントラストが高すぎる。もう少しなだらかな光のトーンにしてくれればよかったのだが・・・。

 さて、蘊蓄はともかく今日はどんなモデルさんか!?・・・、と思いつつクロッキー教室へ向かう。

(記:6月24日)

 

京都市伏見区

SONYα6600,E3.5-5.6/18-135OSS

1)ISO200,53mm,露出補正-0.7,f/11,1/100

2)ISO200,88mm,露出補正-0.7,f/8,1/160

3)ISO100,24mm,露出補正-0.7,f/8,1/125

4)ISO640,135mm,露出補正-0.3,f/8,1/250

5)ISO160,135mm,露出補正-0.7,f/8,1/250

6)ISO200,61mm,露出補正-0.7,f/8,1/100

コメント
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