小説:小樽の翆558.ボッキマンのラップトップ(20229月7日)の続き。
翠は、夜勤。夜中の僅かなお茶タイムに感染病棟の晃子さんがやったきた。
晃子「この間の話を覚えている?。ボッキマンの話!」
翠「晃子さんが先生に掛け合って家に帰れなかったボッキマンを家に帰した話でしょ!」
晃子「でね、ボッキマンが家に帰ってからトシコさんとの仲はどうなったかなと思って彼に尋ねたのよ。でも彼はなかなかいわないのよ。私頑張って彼は3週間も家に帰っていないから、帰すべきだって先生と交渉したんだから。3週間も帰ってなかったから夫婦喧嘩でもしたかなと思うじゃん。少しはお話の報酬ぐらい欲しいよねぇー」
翠「ボッキマンは口が堅いもん。そうだトシコさんに尋ねればいいよ。彼女なんでもしゃべるから、今夜夜勤のはずだけど・・・・・」
晃子「オッ、呼ぼう!!!」
そういってナース専用電話でトシコさんを呼び出して、お茶のお誘い。
晃子「ボッキマンが3週間ブリに家に帰ったじゃん。その後二人の仲はどうなったん?、と思ってさ。3週間も帰らなかったから喧嘩でもしたかなって思ったよ」
トシコ「ハハハハは!、私もナースですから覚悟はしていました。それが突然ボッキマンが家に帰ったきたから、病院で失敗でもして首になったかと思ったよ・・・」
翠「でも、帰ってきたときってどんな感じだったの?」
トシコ「先ず臭い!。消毒薬の臭いが身体にこびりついてさ。それになんかザーメン系の臭いというのかな。しけたオッサンの臭いが混じっていてさ・・・」
翠「確かに男の人ってなんかザーメンが固まると固有の臭いがするよね」
トシコ「そうよ。だから浴室に連れて行って全身泡だらけにしてゴシゴシと・・・・・。3回ぐらいは洗ったかな。そしたらようやくいつものボッキマンの臭いに近づいたよ」
晃子「あれも洗ったんだろ?」
トシコ「もち、だってうわっ!、臭ーー!だもん。皮を一杯にむいて。ボッキマンは仮性包茎なのよ。だから結構なかに臭いが残るんだ。だからゴシゴシと柔らかくね・・・」
晃子「柔らかくもんでいたら固くなるよねぇー?」
トシコ「そうよグングンと大きくなって固くなるのよ。久しぶりに見たからうわっ!、立派って思ったもん。そしたらビクビクしているのよ!!!」
晃子「その後は・・・」
トシコ「それで私、思わずボッキマンに抱きついちゃった。そしたら彼が私を抱え上げて立ったまま入れたの、対面体位よ。ボッキンマンも力があるから、私を揺さぶりながら突くのよ。そしたら即一杯射精して・・・。そりゃあ快感だったよん。二人とも泡と精子でまみれてすごい格好だったもん」
晃子「だよぇーーー。休みが明けてからボッキマンは、意気揚々と出勤してきたもん」
夜勤ナースのお茶タイムの時間だった。
さて、残りの看護をするかといってみんな病室へ散っていった。
・・・
真夜中の小樽の街も街灯の明かりを除けば、眠っているように暗く静かだ。