Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング645. 小説:小樽の翆569. OKサイン!

2022年10月08日 | Sensual novel

 

 ナンタルのカフェでお茶をしていた。昨年のように美希姉ちゃん達はいないから、一服したら帰ろうかと思っていたら・・・。

美希「おじさん、やっぱりここにいたのね!」

「やっぱりとはねぇーー。札幌じゃないのかよ?」

美希「今日は里帰り!、旦那も一緒!!」

直人「亭主ですー、ご無沙汰していますーーーー」

「いつプロホーズしたん?」

美希「つきあい始めてまもなくかな?」

「どっちがプロポースしたの?」

美希「あたし!」

「へえーーっ」

美希「いっかー、彼でと思ったから結婚しよ!、と軽くいったらOKのサインくれたの。それで決まり!!!」

「その軽さがいいね!👍」

美希「それで軽く私の人生も決まり!。私達的でしょ

「多分人生を決める時って実は意外に簡単なんだろう。というか男と女がカップルでいたってしょうがないから、つきあい始めたらさっさと結婚が正解だよね。それで子供は何人つくるの?」

美希「うちは2人ぐらいでいいよ。だってさあ、聞いたでしょう。明菜が7人つくるって!、でっ、小春も7人よ。それで一太郎兄ちゃんは分別があるから2人かなだって。小太郎兄ちゃんは、成り行きだって。翼は、いいよ7人ぐらいやっちゃうだって。それで全部足すと2+成り行き+7+2+7+7・・・=25+成り行き!?。玲香姉ちゃんを忘れてた。産休がバッチリある看護師になったから7人コースかな。それだけで子供が32人だよ。小学校の1クラスになるよ。どっ!、どうすんだ!?。(*^▽^*)」

「小学校へゆくとクラスはツカモッチャン先生のファミリーばかりだったりして(*^▽^*)。それじゃ家にいるのと変わらないか・・・」

美希「だよね」

女がプロポーズしてきたら、逃げないうちに即OKサインを出して決まり!。そうやって大変簡単に人間のライフスタイルが決まる、少なくとも男と女は・・・。

・・・

小樽の山際が秋の夕焼け色に染まっている。

美希姉ちゃんとの会話は、まだ続く。
コメント
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