フィリピンも雨期だから、毎日一定の時間に雨が降る。
そんな雨の隙間をついてブラカンの中心部にでかけた。ジャーマンバスのクバオへゆく時刻が知りたかった。尋ねたらオールam、つまり朝7時から1時間毎に発車する。ようやく不明点が解消され、ブラカンからマニラへゆく道筋がみつかった。これまでは高額なレンタカーだったから容易にゆくわけにはゆかなかった。
さて次は唐揚げにピザだって。3時のおやつか・・・。調達はNIKKAの弟に任せて、ようやく少しだけ撮影する事ができた。相変わらずDJIPOCKET2は意味不明のメッセージを残して静止画モードだ。それもセルフタイマーをかけてくれる。中国人団体のお姉ちゃん達が、カメラの前で、イー、アー、サン・・・とはしゃいでいる・・・、あれだよ。中国人には必須の機能だが、こちらには迷惑な機能だ。
NIKKAの弟が唐揚げを待つ間は十分に時間があったから動画モードに戻せた。教会から葬式の列がやってくる。いざ撮ろうとするとまたイー、アー、サンのモードだ。微かに触れるだけで完全に違うモードになるという信じがたい仕様だ。もちろん撮りそびれた。
それにしても、DJIPOCKET2は、このような意味のないメッセージとモードにかき回されてくれるガシェット機材だ。もうこの中国製機材はフィールドでは二度と使いたくない。私はコンクリートへたたきつけたくなる!。
NIKKAの家に戻ったら、屋根をたたきつける轟音に激しい雷鳴、間一髪でスコールをかわした。因みに台風11号はフィリピンの東海上で北に進路を変え、石垣島のあたりを風速40mの風をまき散らし、日本へ向かっている頃だった。
雨の隙間をついてBULCANの都心へ散歩に出た
DJIPOCKET2
追記
とんでもない経済学(トンデモ経済学)が国内メディアでいわれている。「日本は、世界と足並みを揃えて金利の利上げをすべきだ」。えっ!、日本経済が世界経済と同じだったのですか?、と私は疑問を呈する。
メディアのいうとおり日銀が利上げをすれば、円安傾向はとまり石油関連製品の上昇は抑えられ、一件生活が安定したようには見えるだろう。だがその後の企業の経済活動が低迷する。利上げは経済活動をおさえる意味を持っているからだ。
そうなるといまでさえ経済低迷をしているのだから、それをおさえれば過度の経済ショックとなる。とても賃上げどころではなく大不況が日本を襲い、技術開発で生き残ろうとしている中小企業を倒産に追い込み、失業者が増大する結果になる。だから今の日銀の政策は適切だと私は考えている。
日本は2019年に消費税を引き上げ、さらにコロナショックで二段階の経済活動を減速させてきた。今ようやくコロナ前の水準に戻ろうとしているが、それだけでは成長軌道ではない。やはり2019年以前の姿、つまりアベノミクスの頃に戻ってようやくデフレ構造脱却のスタートラインにつく。今はそこまで到達していない。
エネルギー資源の高騰で、次年度の電気料金値上げが国会で議論されている。だが原油先物価格は、維持か低減傾向でありOPECプラスは石油の減産を決めている。また天然ガスも同様に供給過多になりつつある。従って物価高や円安傾向は一時的現象だ。来年春には収まると私は予測している。
にも関わらず何故来年の電気料金が上がるのだろうか。政治家達のトンデモ経済学か!?。
資源輸入国日本は、円安の影響を受けて物価の高騰を招きやすい構造だが、あまり金融リテラシーが感じられないトンデモ経済学が跋扈している。
それよりも国際収支が20兆円の赤字であり輸入過多となっている。エネルギー以外の国内調達と消費を生活のなかで心かげるべきだと思うが。だからヴォージョレヌーボーにうつつをぬかしていないで、国産ワインに切り替えるとかさ・・・。