ブラカンという場所を私が最初に意識したのは、日本地理学会の論文だった。
ブラカンというのは州の名前であり、街の名前である。といって街は小さい。むしろ州内のマロロスの街が大きい。
ブラカンには、幾つかの河川があること、そして海に近いために低湿地帯であること。だから河川の水がオーバーフローし、雨期は、ほぼ毎日住宅地を浸水させてくれる。それも床下浸水で留まっている。今のところはだが・・・。
古来からのフィリピンの民家をみると、木造で4本の柱を立てて高床式の構造になっている。今はコンクリート造で床のレベルを上げている。といって環境の変化を考慮すると、私はこれから床上浸水もあるだろうと推測している。
NIKKAのアパートからは、ブラカンの街まで歩いて行くことができる。そこにはセブンイレブンもあり、まあなんとか生活必需品は手に入る。それに欲を言わなきゃカフェもライブが行われる焼き肉ハウスもある。焼き肉ハウスには、ラーメンとたこ焼きもあった。
そして政府の方針でマスクを義務づけられている。私もマスクをしているが、感染予防というよりは、街のくさい臭いがあるからしている。
そのマスクも辞めようとする議論がフィリピンで始まっている。
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