Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

エッセイ806.今、フィリピンにいる

2024年12月22日 | field work

 2024年12月22日は、私はフィリピンにいる。ブラカンのインターネットを利用しブログを書いている。いやブログだけではなく映像編集したり、学術論文を執筆したりもしている。田舎町だからインターネット不通の時もあったから、このブログを書けない事もあった。だから既に日本を出るときに、2月末までこのブログを予約投稿にしている。
 そんなときに限って公序良俗違反!?、とは笑える。私の頭は、そんなのどうでもいいじゃんと思いつつ、まあ日本のブログだから一昨日はフィリピンで執筆した。
 ふと、また為替レートが1ドル=156円と円安傾向だ。それは海外で暮らす日本人にとって痛手だ。早く1ドル=110円に戻せよ。貿易輸入国である日本の物価高は、おもに円安に起因している。それを日本の経済になすりつけているところに政治家のご都合主義がある。日本の物価高の要因は日銀の金利にある。まだGDPが弱いので公定歩合をあげられないだろう、というのが日銀の言い分だ。
 そんななかジャパンスティールがUSスティールを買収しようとする。これは日本経済は底堅いぞという国際的意思表示には都合良い材料だ。もちろんアメリカの二人の大統領が反対しているので、このミッションは中座予想だ。さらにトヨタがアウディを買収するといった噂も欲しい。ジャパンマネーは強いのだというイメージを国際的に与える必要がある。
 実際フィリピンの田舎町にいれば、スズキ、ヤマハ、ホンダのバイク、そしてトヨタの車は大変多い。そればかりではなく、パナソニックやSONYは世界が認めるブランドだ。関西のぼてじゅうや100円ショップだってブラカンのスーパーマーケットにある。世界が認める優れたプロダクトを数多く提供してきたのは日本人として誇りだ。
 日本の政治家は、自分の票に結びつかないから、先日の衆議院選挙でも国際的に強い日本を選挙公約に挙げた者は少ない。
 だが日本がここまで成長してきたのも、世界が認めるジャパンブランドを数多く、そして戦略的に国際市場に展開してきたからだといえる。もちろんそこには勤勉で高学歴の日本人の努力が貢献し、優れたジャパンブランドを生産してきた事が背景にある。
 従って世界市場があって日本の今の暮らしが実現されている。こうした国家の基本を忘れると、韓国や中国に国際市場から弾き飛ばされて日本は貧乏国となり、私達の暮らしは、全てが貧乏そのものになるよ!。それでいいの?、と私は問いたい。
(記:2024年12月21日)

画像:フィリピンに置かれたYAMAHAのバイク
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« エッセイ805. 公序良俗!? | トップ | エッセイ807.Windows!? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

field work」カテゴリの最新記事