Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング213. 小説:小樽の翆144. 小春のヒソヒソ話

2020年08月16日 | Sensual novel

 

お盆のパーティーも宴たけなわだ。

小春がやってきて・・・・

小春「オジサンも絵を描くよねぇー!」

そういって小春が耳貸してというから・・・。

この頃の子供は両親に話せないことがあると、身近な共通点がある人間を訪ねるらしい。小春のヒソヒソ話に神経を集中すると・・・。

小春「あのねぇー、一太郎お兄ちゃんと彼女の話なの・・・」

およよ!。

小春「バッチリ、みたの」

よくわからないが、聞くとも無しに耳を貸していると・・・

小春「学校から早くお家に帰ったのね。そしたら玄関にお兄ちゃんの靴とお客さんらしい女の人のサンダルがあったの」

ほうそれが、ヒソヒソ話?

小春「違うの、よく聞いて。私邪魔しちゃ悪いから、そぉーーっと足音を立てずに2階へあがったの。そしたらお兄ちゃんの部屋のドアが少しあいていたのね。そこで音をたてずに開いたドアの隙間からのぞいたの。そしたら女の人が裸でお兄ちゃんと抱き合っているのよ、あっ、いけない声は出せないわ、そうおもって後ずさりして、階段をおりて外へ遊びにいったの」

ほう、そんな現場に遭遇したか・・・。

小春「公園に行こうとしたら、美希お姉ちゃんが、いつもの不良っぽい歩き方で、やってきたのね」

美希「おう小春!、もう帰ったんーー」

小春「お姉ちゃん、ダメダメ、お家は入れないといったの」

美希「ハアーーっ」

小春「一太郎お兄ちゃんと女の人が裸で抱き合っていたの、わたし見ちゃった」

美希「ああっ、お兄ちゃんの彼女が来てるんだ。じゃあ公園で遊んでゆこっ!」

小春「あの人だあれ?」

美希「美容師だよ。お兄ちゃん、いま美容師の彼女に首ったけ」

小春「首ったけって、夢中ということ?」

美希「そうよ、多分結婚近いかなぁーー。美希はその現場をみたんだ」

小春「大丈夫よ、気づかれないように出てきたもん。いいなぁー大人になると幸せな顔しててさ・・・」

美希「小春も、早く大人になって彼氏、つくりな!」

小春「お姉ちゃんは、彼氏、いるの?」

美希「うるさい!、お兄ちゃんの話、してるんだろ!!」

小春「こんな話、お家の人に言えないじゃない。だからオジサンに話したの、もちろん秘密よ」

なんでアチキに秘密話をするのか。この頃の子供っていろんな事を貪欲に吸収するんだろう。吸収したら、誰かに話さざるをえない。まあそれで医者と看護師の不倫話を子供にすっぱ抜かれた輩もいたからねぇー。子供は蓋のない情報のルツボなんだ。情報を蓄えたとたんに、ルツボから舞い上がってゆく・・・。

・・・

宴は続く

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ドローイング212. 小説:小樽の翆143. お盆の祝宴

2020年08月15日 | Sensual novel

 

 ツカモッチャン・ファミリーがやってきた。玲香さんは、先日生まれたジュニアを抱えている。

 お盆、小樽の感染は一定数で止まっている。感染が抑えられているのだろう。それに屋外の方が三密にはならないので心地よい。人寄せは小樽人達の生活習慣でもある。

子供達は、ひとしきりつまみ食いすると、マサヒロ君が「よし、あの草むらで、幕末の戦いをするぞ・・といって子供達をひきつれていった」

玲香さんの出産の時は、子供達のパワーをみせつけられたねぇー。

ツカモッチャン「まさか、ああなるとは予想もしなかったけど、でも子供達には、すごくいい教育になったんじゃないかなぁー」

・・・・

ツカモッチャンの奥さんは、高校の英語の先生だ。

なれそめは?

奥さん「教員同士の会合とか研修会がよくあるの。そこで。旦那が、めんこいケツづら、子供たくさん産めそう、なんていわれて口説かれたわ、たくさん産んだけど・・・」

めんこいで、7人?

ツカモッチャン「日本は少子化だから、うちが大量に作っても影響ないなとおもってさ(笑)」

奥さん「大変だったのは最初だけ。二人目からは、要領覚えて次第に楽。学校は代用教員がいるから出産休暇をとりやすいのよ。わたしなんか出産休暇続きなんてこともあったわ。あとは成り行き」

 次第に大きくなってくると、上の子が下の子の面倒をみたりするから、次第に私の手間がへっていったね。一番上の玲香が小学校に入る頃には、もう、しめたものよ。」

ツカモッチャン「なにしろ頭数が多いから、3人目から児童手当がでるんだけど全部食事代に消えたかな。だから世間並みに玩具を与えたり、家族でキャンプなんてのは無理なのよ。そこでいつも子供同士で遊ばせていた。時々玩具をつくったりして」

奥さん「そうよ、家の中に大きなジャングルジムをつくるんだもの」

ツカモッチャン「子供毎にプレゼントしていたら、あっちがいいとか、そんな話になるじゃん。それで一度にバンと大きく。そうすると子供達同士で遊ぶから、これだなって思ったよ」

奥さん「小学校にはいったらしめたものよ。ツカモッチャンところだから、美術室でお絵かきや工作なのよ。だからうちの子供達は、みんな絵がかけるのよ。それで足りないときは音楽の先生のところにしけこんだり、校庭でスポーツに興じたり・・・」

ツカモッチャン「最初は、子供達の放課後の面倒をみるつもりだったんだけど、次第に児童達が集まって、今では放課後の部活みたいになってるよ。そしたら、子供同士でコミュニケーションするから、いろんなことをドンドン覚えてゆくわけ。それって教育効果が高いよ」

奥さん「子供達の数が多いから世間並みの贅沢はできなかったけど、そのかわり学校が子供達の環境を提供してくれたの。だから校舎の閉門時間まで、子供達はみんな学校でくらしていたわ。そしてみんな一緒に帰ってくるわけ。そうすると一番上の玲香が食事の支度を始めるの。ご飯と味噌汁ぐらいつくるから。その頃私も食材・・・9人分よ、それを抱えて帰るわけ。そんな毎日だったな」

なんか教育方針でもあったの?

ツカモッチャン「なんも教育しないよ。ただ学校で遊ばせていただけ。子供達は、みんないろんなことを自分達で覚えていったよ。だから上の子から下の子へ教育が伝わるんだよ。それが塾のかわりかな。それに教えると、教えている自分も理解が深まるんだよ。だから知識は、人並み以上にあるよ」

だって、小春さんが、いきなりチョムスキーの話をしてきたもんね。将来はどうするの?

ツカモッチャン「子供達に共通しているのは、大学に進学するという興味がないことかな。それよか彼氏、彼女を作ることの方がいいなというのが子供達の気分だよ。だから年頃になると、みんな彼氏・彼女がいるし、多分みんな早婚だとおもうよ。お姉ちゃんの姿をみているからね。そのためにしょうがないから、専門学校で技術を覚えるぐらいのことは考えているみたい。今でも絵は描けるし、当然コンピュータは手慣れているし、なかには分解して治すのもいて、そこまでできれば社会的には十分かなと思っているわけ」

じゃあ、大学受験のために彼氏彼女をたって、部屋にこもって勉強するなんてのは・・・?

ツカモッチャン「あっ、うちの子達には、それ無理、無理!(笑)、そんなことするぐらいならデートにいっちゃうよ」

そうねぇ、大学ってのは禁欲家集団だと思う。あれ身体にいいとは思えんなぁー(大笑)」

・・・・

それをジッと聞いていた翆のパパが・・・・

パパ「マサヒロには、あと4人つくれといっておこう。今の教育は、一人っ子が多いから親が何かと愛玩物のように執拗に面倒をみたがる。その結果大学の卒業式に親がついてくる。どう考えたってあれは間違っているよ。子育ては親があれこれ教えるものではない。子供達から子供達へと伝播して教育なんだよ」

まあね、だって今でも親が子供の時に聞いた古い童謡、春の小川なんかを歌って聞かせたりしているのをみていると、あれ違うんでないの?、思うよ。

ツカモッチャン「うち小さいときから、ローリングストーンズがかかっていました。だからみんなダンスは得意なの」

そこだよね。今時の子供達は、親の勘違いで育てられているわけだ。

パパ「みんな勘違いの子育てか・・・、それはアカンだろう」

ツカモッチャン「最近じゃRIAAのサウンドが子供達の一番人気かな・・・」

パパ「そこだよ、子供達が踊れる曲を自分達で選ぶといった自主性が必要なんだよ。のびのびと育てるというのは、そういうことだろう」

・・・・

宴会は盛り上がっている。

草むらでは、マサヒロ君達が大型のナイフを使って小枝で木刀をこしらえている。何すんの??。

・・・・・

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ドローイング211. 小説:小樽の翆142. 実家のお盆休み

2020年08月14日 | Sensual novel

 

 夏のお盆の頃だ。今の時期は、大げさな人寄せはできないけど、北海道の大地の大空間のなかなら関係ないだろう。それに小樽はクラスターだから経路不明の市中感染がない。実際先日のクラスター発生以後は感染者数が変わらない。そのあたりが地方都市だ。翆の実家は山手の小高い丘にある。あら、二つの建物が建っている。

翆「父は、私が結婚したら、ここに棲まわそうというので昔建てたの。今はマサヒロ夫婦がつかっている。もう随分古くなったね」

翆は、パパが若い頃に生まれて、そして翆が17歳の時にマサヒロ君が生まれた。そのマサヒロ君も今は二十歳をすぎたデザイナー兼アーティストなんだけど、既に高校生の奥さんがいてパパの家で一緒に暮らしている。だから端から見ると年配の両親と息子夫婦とが暮らしているようにみえるが、実は孫夫婦と暮らしていることになる。しかも孫夫婦には、生まれたばかりの長男、つまりひ孫がいる。そのパパは、まだ現役で高校の美術の先生をしているし、北海道画壇の実力者として作家としての仕事もしている。万事早婚、早生の一家なのである。

家の裏に空地がある。ここでバーベキューだな。マサヒロ君と奥さんの茉莉さんが準備をしているところだ。台所から先生のママがつくったチキンやコーンやジャガイモをもってきた。

マサヒロ君が炭火をおこしている。

マサヒロ「先日も、こんなことやったなぁー、ツカモッチャン先生の所の玲香さんの出産の時だった。お湯を沸かしていたんだ」

パパ「そういや、玲香さんの出産を発見して、産婆さんを担いできたという美談があったじゃないか。ツカモッチャン先生がすごく感謝していたよ」

マサヒロ「だって、あの助産婦さん結構歳いっているから、歩くのが遅いのよ。それで背中に乗せて、ダッシュ!。タクシーより速い、といっくれたけど・・・、あれ、疲れました!」

翆「だって、玲香さんて、マサヒロが小学校の美術室で絵を描いていて、お漏らしたことあるでしょう。それでおちんちんやパンツを洗ってくれて、どこからか換えのパンツをもってきてくれたもんね。マサヒロのおちんちんの恩人よね」

マサヒロ「ママ、それをいわないでよ。玲香さんにしっかり見られちゃったか・・・」

パパ「いいじゃんさぁー、恩返しができて・・・」

・・

あれっ、やたらに椅子とテーブルが多いじゃん・・・・。

パパ「もうじき来るよ(笑)」

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ドローイング210. 小説:小樽の翆141. やり手キャリアウーマン

2020年08月13日 | Sensual novel

 

 札幌のベーヤンからのお誘いなので、築港にむかった。

ホテルの玄関で、いかにもやり手キャリアーウーマンという出で立ちの女とすれ違った。いつもの和食屋の座敷にベーヤンはいた。さっき出ていった白と黒のブランドに身を固めたのが、夕べのベーヤンのお相手かい?

細くすらっとした感じで冷たい風情の30代の、いかにもやり手キャリアウーマン風。

ベーヤン「ならば、それだよ。今朝は部屋に朝飯取り寄せてゆっくりしていったもん。あいつ着替えていったのか・・」

世間風にいえば女子アナ風だよね。

ベーヤン「あいつなんだよ。俺の種で子供をつくって、旦那と俺の血液型が一緒なので、旦那の子供ということにして産もうという魂胆なんだ。公務員の旦那の種じゃつまらん子供しかできないから、というのがその理由なんだけど」

結構ベーヤンと仲がいいじゃん。

ベーヤン「彼女、医者にいったらやはり妊娠していたんだって。それを旦那にいったら、フゥーーーん、そう、とつれない返事だってさ。だから旦那とはもう二度とセックスしないといってた。オイオイ俺はこの先旦那の代わりかよ。気が重たいね」

どんなセックスをするのかい?

ベーヤン「獣だよ、いきなり四つんばいになって、さあ、後ろから思いっきり突いてきなさいだって。おいおい俺はあんたのホストじゃないんだぜ、と思いながら目一杯つっつくわけさ。身体がでかいし、アソコが緩いのよ。ようやく上り詰めると自分でさっさといってしまって、明日仕事だからねといって遠慮なく先に寝てしまうわけ。」

即物的女!。

ベーヤン「いいのさ、俺は遊びだし、後腐れ無いから。昨日も、さあ妊娠したから、もう中出しして大丈夫。目一杯突いてきて、だって。こっちは笑っちゃうよ」

大学院のマスターぐらいは出てるんだ。

ベーヤン「イェールの経営学修士だってさ」

それを梃子に出世街道を上がろうというわけだ。

ベーヤン「そうなんだ。でも俺たちの嫌いな文科系だな」

まあ成長が見込める企業があると、実務を知らない人間達が役員でやってきて、経営をかき回して、新製品はできずにすたれてゆくという最近のアメリカの悪しきビジネスモデルかな。

典型的なのは、appleだよ。市場価値が認められると、開発者のスティーブジョブスを追い出して、品質の悪いのMacをつくった。結果は次第にユーザーが離れていった。その後新開発ができず、appleは沈没しかけたという話。アメリカの大学院は、そんな邪悪な役員達の養成所なんだよ。彼女も、そんな邪悪な役員を目指しているわけだ。

 その後appleは、ジョブスが戻ってきて、今のappleがあるわけだけど・・・。

ベーヤン「多分子会社などで役員に入り込もうという目論見がありありだよ」

それって、企業の失敗パターンだね。学問を出世の道具にするという根性が、アチキは気に入らないけどね。

どうして旦那と結婚したんだろう?

ベーヤン「いろんな条件を抽出して、一つ一つ条件に適うオトコをセレクトして絞っていったんだって。そうしたら、残ったのが今のショボい公務員の旦那。もちろん愛情なんか最初から無いのよ。俺、それ違うと思うけどなぁー・・・」

僕もベーヤンと同感。まあ彼女は、出世すればいいんだろう。するかどうかはわからないけどさ。

 

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ドローイング209. 小説:小樽の翆140. 美和子

2020年08月12日 | Sensual novel

 

 夜、また翆が布団の上で足をバタバタさせている。

翆「じゃ、アチキの初体験!。だって私のつまんない初体験の話したでしょ。今度はアチキの番よ」

うーーん、そうきたかーー。

ええっと、馴れそめは高校2年生の修学旅行だった。秋の東北、寒かったから宿には電気炬燵があった。夜、時間をもてあました同級生達がやってきてトランプをしていた。炬燵の中で私の足に触れる小さな足の感触。なんとはなしに、そのまま触れたり、離れたり、また触れたり、最後は触れっぱなし。

それで帰る頃に、バカ!、とはいわなかったけど、一人の女子高校生が私の背中をドンとついて部屋に戻っていったの。美和子というんだ。それまで全然意識してなかったし、クラスでも地味な子だったけど、それがきっかけで話をするようになったんだ。

アチキは、貧乏高校生だったから、クラスのマドンナみたいな憧れの彼女をつくって浮かれている奴に比べたら、女の子の相手をする魅力は皆無。こんな貧乏高校生で、格好だって普通の学ランのパンツにワイシャツに肘がすり切れている地味なセーターだろ。どうせ彼女なんかできないさ、と思って諦めていたんだ。でもそんなスキンシップが縁で彼女と親しく話すようになったわけ。彼女だって、どこにでもいそうな普通の女の子って感じかな。でも、つきあっていてそんなフランクなところが心地よかった。それがなれそめ。

初体験は高校3年生の頃。彼女が家に遊びに来ない?、というから、俺そんなの初めてだし面倒くさいなと思ったけど、彼女が積極的だったんだ。それで夏が始まる頃、彼女の家に遊びにいったのよ。ごく普通の小さなサラリーマンの家ね。

美和子「今日は、パパ達が旅行に出かけているから、私一人のお留守番なの」

というわけで、彼女の家でパスタをつくったりしてさ。こういう女との生活もいいもんだなと思っていたわけ。でも貧乏高校生だし、勉強もあまりできないし、俺って魅力ないよなぁー、と自信喪失状態だったよね。

美和子「してみない?」

というから、エッ何を?、といったら、美和子が後ろ向きになって、洋服を全部脱いで裸に・・・。小柄の美和子の身体が綺麗だなと見とれていたら、「私、まだセックスの経験が無いの」というわけ。僕だってないよ、といったさ。

美和子「じゃ、初めて同士だね、よかった、やっみようようよ!!」

そういって美和子が、前を向いて、抱いて!、というから、ここで?、といったら

美和子「じゃ私の小さなお部屋で・・・」

というので、彼女に手を引かれて2階の部屋に行ったんだ。女の子の部屋なんか見るのは初めてだったし、美和子は裸だったし、もう心臓がバクバクよね。

美和子「生理が終わったばかりだから、ゴムはつけなくていいからね」

そこで彼女をベッドに押し倒して、キスや乳首の愛撫もそこそこに腰をうんと落として入れようとしたんだけど、全然入らないのよ。

美和子「痛っ!、まだ入らないよ!、もう少し優しくしてね、おちんちん握ってもいい?。こんなに大きいのが私の何処に入るんだろうか」

それで、彼女のクリトリスを撫でながら、感じると尋ねたら・・・。

美和子「少しね・・・」

なんか女も面倒だなと思いながら、はやる心を抑えて、撫でていたわけ。それで彼女も少し感じてきたみたいだったので、切っ先を膣にあててさ。とても入りにくいんだけど、少しだけ差し込んでみたんだ。たしか本には、ゆっくりやれ、と書いてあった記憶があってさ。そしたら彼女は・・・

美和子「痛っ!、痛たた!!!・・・とても痛いよ!!!!!」

でっ、切っ先だけが締まりきった膣の入り口にようやく入っただけなんだけど、それからきつくてなかなか奥に進まないの。だから少し出したり入れたりしながら・・・。

美和子「ううっ、痛っ!!、痛い!!!」

少し奥へ進めるととても痛がるわけ。美和子は小さな手で肩を握っているわけ。痛がると肩にツメを立てるのさ。

そんな試行錯誤がしばらく続いて諦めようかなって思った時に、サディスティックな気分が立ち上がってきて、彼女がどんなに痛がろうと、もういじめるつもりで一気にいってしまおうと思って、切っ先を強引に奥へ差し込んだのさ。ぐりぐりと岩壁を突き抜くような感じで。そしたら・・・

美和子「痛っ!!、痛いってば、あああーっーーーーーーーー」

それで突然奥までズルっとはいったんだ。美和子の痛さの壁を通り過ぎたという感じ。肩の手がググッと力がはいって、美和子が後ろにのけぞったんだ。少し静寂が訪れて、次第に膣がジワジワと濡れてきて少ししめつけるような感じかな。感じると尋ねたら・・・。

美和子「わかんない・・・」

それで俺は、次第に気持ちがよくなって射精してしまったんだ。多分大量に精子が飛び出たと思うね。

美和子「アッ、アッーー」

そういって果てたんだ。また感じると尋ねたけど、少しだけね、という返事だったし。

それでつながったまま、しばらく、じっとしていたさ。そのうち・・・

美和子「もう出てってくれるぅーー」

というから、抜いたんだ。それが美和子と私の初体験同士のセックスだった。

シーツをみたら、美和子の血が点々とついているのさ。

美和子「処女膜の残骸だね」

血が出る人もいるし出ない人もいるって本に書いてあったけど・・・

美和子「私、特に部活をしていたわけではないから、残っていたんだね」

それで起き上がってシーツの洗濯をしなきゃというので、ベッドからシーツを剥がして洗濯器に放り込んだわけ。美和子は股間が痛いから少しガニ股歩きなんだよね。戻ってきてから、キスしてくれて・・・。

美和子「ありがとう・・・」

翆「その後二人の関係は?」

もちろん卒業式の頃まで続いたよ。次第に二人の体が慣れていって、たしか卒業式の時にセックスしたら美和子の身体が激しく収縮して、女の喜びを経験したんだ。

その後美和子は短大に進学し、俺は浪人さ。そのうち美和子から、手紙が来てさ・・・。

美和子「私、貴方を裏切っちゃった。新しい彼氏ができたんだ・・・」

それで、二人の関係は終わったさ。

あら、翆起きている?

翆「私のつまんない初体験よりは、いいじゃん!」

初体験なんて人それぞれだろう。そのとき俺は、悟った。女って顔とか見かけで選んじゃダメなのよ。そんなのはプレイボーイに任せておけばよくてさ。それよりか目立たないけど、気心が俺とあうという普通の女が一番いいなってさ・・・・・。

・・・

今夜の小樽は、霧がてできたようだ、少し冷たく曇っている。

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ドローイング208. 小説:小樽の翆139. よし江ちゃん

2020年08月11日 | Sensual novel

 

夜、湯上がりの翆が布団の上で足をバタバタさせている。

翆「アチキの精通の思い出はないの?」

翆は、看護師だから思いついたように突然容赦なく尋ねてくる。それは女に対して初潮はいつだった?、と尋ねることの裏返しなのか。枕話にしては色気がないよな。

多分中学1年ぐらいだったかな・・・。

翆「早いほうじゃん、なんか仕掛けがあったんだ。教えてよ、そのしかけ・・・」

しょうがないなあ。つまり房総半島の中程にある田舎での話ね。田舎は小さな農家で、お盆の時は、8人いるオジサンやおばさん達ががみんなやってきて、お盆の支度をするわけ。買い物に行ったり、大半はみんなで料理をつくったりするわけ。お酒のあてとか、鯛のお頭とか、お刺身とか、数々の煮物とか、それに卵や海苔で巻かれた太巻き寿司とか・・・。つまり夜の宴会の準備を8人のオジサンやおばさん達が昼間から準備するわけ。当然オジサンやおばさん達には平均2人ぐらいの子供がいるわけ。だから遊び仲間も沢山いたし、このときばかりはとても賑やかなのよ。

翆「全然精通とつながらないじゃん(笑)、本題!!!!」

でね、その子供達の中によし江ちゃんという高校1年生ぐらいの女の子がいたの。

おばさんのお使いで買い物から帰ってきたところにでくわして、川へ遊びに行こうよ、と誘われたの。

てっ、少し歩いていった村で一番大きな川で魚を追いかけたりしていたわけ。そして遊び疲れて土手でゴロッとしていたら・・・・

よし江ちゃん「私のおっぱいって気になる?、ちらちら盗み見てたでしょう(笑)

というわけ。うーーん、思わず口ごもってしまったよ。まあそれは嘘ではないしさ、発達が早くて少し女っぽい身体だったのよ。

よし江ちゃん「私のおっぱいをみたんだから、かわりにおちんちんをみせること、みせっこよ・・・」

そういって、いきなりアチキのズボンをさげるわけ。

当時は、女の子におちんちんを見られるって、屈辱的な気分だったかなぁー。

よし江「すごく縮んでいる、もげそうだよ、少しなでてあげるね」

そういうのって恥ずかしいからよせよ。何で女におちんちんを触られなきゃいけないんだ。当時はそう思っていた。

よし江ちゃん「大人になったらみんな、こんなことをするのよ」

そういってよし江ちゃんはニギニギしてくるわけ。そしたら少し固くなってきて・・・。でっ、それって子供心には恥ずかしいじゃん。バカ!、よせ・といったんだけど・・・

よし江ちゃん「じゃあ皮をむいてあげるね、といって生身をむき出しにして、少し勃起しかけたおちんちんの先端をなでなでしているの。私のおっぱいさわってみる・・・」

そういわれてよし江ちゃんの胸を触ったけど、ノーブラで乳首の感触が色っぽさを通り越してなまめかしかった。そのときは。もう心臓がバクバクだったのかな・・・。

そしたらおちんちんが、ギンギンとたっていって、ボーーっとして少し気持ちよかったんだろう。

よし江ちゃん「あれが、でないかなぁーーー」

そういってよし江ちゃんが切っ先を撫でていたら、なんかすごく気持ちがよくなって、突然ビュ、ヒビュー・・・と川に向かって大きな放物線を描いて、勢いよく射精したわけ。

それが精通だった。

よし江ちゃん「あっ、いったぁー・・・、やったね!」

そんなに早々とオトコにしてくれて、その先どうすんだよと思ったさ。

よし江ちゃん「このことは、ママ達には内緒だよ、川でおちんちん、洗っておいで・・・」

それが、精通だったさ。

翆「アチキってさあ、女の子からのみると構われ上手なんだよ。一寸いじめてみたいなっていう感じかな。その後、よし江ちゃんにオトコにしてもらったんだ・・・・」

違う!、違う!、翌朝、よし江ちゃんはお腹が痛いといってうめいていたから、おばさん達が盲腸だというので、農家の軽トラックでこのあたりの唯一の小さな病院へつれていかれて手術に1週間の入院さ。そんなことがあってお盆休みは終わって、よし江ちゃんとは、それっきりだった。

・・・・

よし江ちゃんは、高校を卒業すると町の会社に努めて二十歳の頃に結婚したんだ。翌年子供ができてさ。農家ってみんなそんな年齢で結婚するんだよね。

ふと、翆をみると可愛い顔をして寝てしまった。今は病院も大変なときだから、おこさずにそのまま寝かせておくことにした。

小樽の夜空に星が出ている。

 

後記

 昨日の京都市内の最高気温37.2°。青い空、クリアな空気、入道雲、それは夏らしく綺麗な光だ。これから台風が日本海を通過してゆく。そんな夏の空気を感じながら、エアコンを効かせた家にこもってイラストを描く。冷えすぎた身体を温めに外に出る。それはそれで幸せな気分といっておかないと、こんな時期に感動がないからね。

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Fisheye43. この頃は、ラッキーだった

2020年08月10日 | diving

 

 6月下旬に沖縄へダイビングにでかけたのは、正解だった。というのも新型コロナ感染が全国的に納まりかけていた頃だし、移動の自粛が全国で解除されたからだ。今にして思うと、石垣島でマンタに遭遇できなかった、などというのは贅沢な話であり、この時期ダイビングに行けただけでもラッキーだった。今は、その沖縄県にゆくことも難しい。

 石垣島でエアコンの冷気を浴び、帰ったら扁桃腺炎になり、コロナの症状と似ているから隔離診察など悩ましいものがあった。しかもそれが歯の痛みを引き起こし、一時の高熱があり、膀胱炎まで発症するという病の連鎖のおかげで1ヶ月ほど静養していた。

 新型コロナも、目下これまで感染者0値の岩手県にも波及し、京都府も感染者数が増加している。特にこれまで京都府はクラスター感染が主だったから感染経路が明確であり阻止できたわけだが、今経路不明感染者が3割を越えると、それは市中感染の様相を帯びている。もはや押さえられない可能性が高くなっている。

 そうなると人出の多いところ、つまり四条界隈、東山祗園界隈、京都駅周辺、このあたりに近づくなということになる。それって京都市の全てじゃないか。そして私の散策と撮影のポイントだ。まして散策経路の祗園あたりで感染者が発生したという情報を知ると、どこにも出られへん。

 第一次感染時の全国的な都市封鎖の頃は、京都市内の町中の人出は皆無であり、実は大変撮影しやすかった。今は感染者数が以前より増加し、外へでられるがリスク付き。

 そんなわけでアップさせる画像もつきてきた。もちろん古い画像は数多くあるが、そんなのものでは、こちらのテンションがあがらない。やはり画像も生でないとね。でも撮れない!。

 そうなるとイラストか!。

 昔、大学受験の頃に水彩画を勉強したが、あれから相当の歳月が流れている。そもそも絵具がないので、近所の画材屋に出向き、透明水彩絵の具と筆を調達したぐらいだ。しかし描き方を忘れている。この機会に再び技法の再発掘で試行錯誤・・・。まあ描いているうちに思い出すだろうと楽観的。

 これなら家にこもって創作できる。

 もちろん画像に比べればイラストを描くのには、はるかに多くの時間が必要。まして文章も考えての一人二役。毎日更新のブログに、そんな労力は払えないが、感染症蔓延の今は、これしか方法がない。あるいは時々ブログをお休みにするかだろう。まして沖縄県が感染拡大で自粛中だから、しばらくダイビングもできない。

 そんなわけで明日からは、1500枚のクロッキーとイラストを用いて、小説:小樽の翆、を続ける予定。

 

沖縄県石垣島

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

1)ISO367,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

2)ISO320,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

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Fisheye42. 水深5mの風景

2020年08月09日 | diving

 

船に上がる前に3分間の安全停止が必須だ。

それを怠れば、肺の過膨張破裂を引き起こすこともある。

破裂だからコロナ感染の比ではない。

肺は、破裂させたらお終い。

ダイバーの事故は、これが最も多かったと記憶している。

そうでなくても水深30m位から上るとBCDの空気を抜いても身体は浮きがちになる。

慌てて岩に捕まるか、最初からウェイトを増やしておくほかない。

だった1kgで命の分かれ目なんていうのもシビアだが。

ダイブコンピュータは、確実に3分の時を刻む。

その3分間こそ、撮影チャンスだ。

魚ではなく人間をとるのに。

こんなことを繰り返していると、多分良いシャッターチャンスにも恵まれることも、まれにある

撮らなきゃシャッターチャンスすら訪れない。

だから船のアンカーロープを足に絡めて停止し撮りまくる。

水深5mの風景だ。

そして浮上すれば半水面撮影だ。

もちろん撮影機材の設定だの構図だのを考えている時間はない。

ありのままで撮る。

といってモタモタしていると、下からまだダイバー達が上がってくる。

浮上の時は結構忙しい。

 

沖縄県慶良間諸島

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

1)ISO192,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

2)ISO142,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

3)ISO100,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/1359

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Fisheye41. 悩ましいね!

2020年08月08日 | diving

 

iPhoneで京都の街を撮影した画像をアップさせようとした。

あまりにも、暗すぎて陰鬱だった。

よって差し替え。

やはり沖縄の海だろう。

・・・

さて、私のブログは、どの世代の読者を意識しているかって?。

15歳〜35歳あたりかな。

嘘!、ご冗談を!!、いやいや、嘘でも冗談でもないですよ。

若い人達に夢と意欲を与えるのが、私の大学での仕事でしたから・・・。

でも、それって大変。

3DCGなんか手取り足取りだったもん。次第にこちらの力が抜けて手抜き・・・。

ちゃんと覚えてくれれば、私以上の才能を発揮するだろうけど・・・・

CG面倒。やめた!、映像にしようなんていわれて、こちらはトホホの人。

・・・

不思議なことに、ブログの読者って若い人が少ない感じもする。

こんな暇なことをしている時間はないのだろう。

スマホでいいじゃん。精々ツイッターだよ・・、といわれそうだ。

でも文章と画像を編集する面白さが、ブログにはあると思うけどな。

・・・

そうそう、ブログ下段にある、グッド、フレー、ワクワク、パチパチ。

最近は、訪問したついでにすべて押してくる。

こんなの一つでいいよな・・・。

どうして手間のかかることばかりさせるんだろう。

だって、グッドなのかフレーフレーなのか、どっちだろうと真面目に考えたら、1日たっても答えは出ないぜ。

・・・

目下感染者数が、自粛の頃より増加している。

8月7日、政府分科会が、感染状況を判断する「指標と具体的な数値」、を発表した。

私は、この指標が欲しかったのだよ。

政府もデータが集まってきたので、ようやく6つにカテゴライズされ、グレード1〜4段階に区分され、ようやく判断数値ができた。

以下に6カテゴリーをあげておく。

▽「病床のひっ迫具合」
▽「療養者数」
▽「PCR検査の陽性率」
▽「新規感染者数」
▽「直近1週間と前の週の感染者数の比較」
▽「感染経路が不明な人の割合」

さらにステージ4のサブカテゴリーが以下。

▽「病床のひっ迫具合」は、全体の患者向けの病床数か、重症者用の病床数について、最大確保できる半分以上以上が埋まっていること
▽「入院患者と宿泊施設や自宅で療養している人の数」が10万人当たり25人以上
▽「PCR検査の陽性率」が10%
▽「新規感染者数」は1週間で10万人当たり25人以上
▽直近1週間の感染者数がその前の週よりも多いこと
▽「感染経路が不明な人の割合」が50%としています。

これによれば都道府県毎に対応や認識が異なり、もはや全国一律の対応なり国民共通の認識ではない。

旅行に出かけるのは自由。ただし、この数値の意味するところを踏まえて行動せよ、ということだろう。

はて、メディアは、そんな属地的な情報をちゃんと報道するのだろうか?

このあたりが、第二次感染の特徴なのだろう。

実はグレード4が一つだけある、沖縄県だ。さてどのカテゴリーだったかは聞きそびれた。

ここまでくると、多変量解析にのせられるが、データ構築作業が多く面倒くさい。

Excelで提供して欲しいね。

・・・・

その沖縄県で自粛だって。

そりゃそうだろう。一部のカテゴリーがMAXのレベル4だもん。

琉球放送ラジオのパーソナリティだった玉城デニー知事は、自粛と叫んでいるが・・・。

行けないことはないが、ゆける状況ではない。

悩ましいね。

 

沖縄県石垣島・慶良間諸島

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

1)ISO271,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/346

2)ISO945,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

3)ISO125,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/200

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Fisheye40. 怠惰な夏

2020年08月07日 | diving

 

それにしても魚の少ない季節だ。

沖縄の海とは思えない。

何!、マンタがみたい!!。

そんなの過去ログで複数アップさせている。

私が、水中で遭遇していないのは、鯨とジンベエザメぐらいだ。

そんなの美ら海水族館でみてよ。

いつもとは、全てが違う夏。

万事意欲がわかない、夏。

こういうとき気力と惰性で、このブログも続いている。

いっそ休むか・・・。

休んでみないとわからないが。

人間には、天才という存在はいない。

だからクリエイターといったって毎日クリエイションしているわけではない。

ときには、手がかりがつかめず悶々としている日々が続く。

多分4/5位はそうした悶々とした日々が続くだろう。

つまり人生の大方は悶々とした時間ばかりというのがクリエイターだ。

そんな悶々に耐えられる才能があるのがクリエイターさ・・・。

それよりも・・・、

扁桃腺炎の後遺症で体調不十分。

しかも、4ヶ月トレーニング教室に通っていないので、身体のダメージが大きそうだ。

回復までには、少し時間がかかりそうだ。

・・・

そんな怠惰な夏です。

 

沖縄県石垣島

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

1)ISO1167,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

2)ISO2095,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/120

3)ISO335,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

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Fisheye39. 全部断捨離

2020年08月06日 | diving

 

初めてコンピュータで仕事をしたのが大学院だった。

FOPTRANだから自分でブログラムを書かなければならない。

それが今では大いに進化した。ブログラムを書く必要がなくなったのだ。

Macだった。

Macを使い始めたのは博士論文を書いている頃だった。

使っていたソフトは、ExcelとIndesignとIllustraterぐらい。

当時のWEB、Netscapeには、ホワイトハウスと北欧のアダルトサイトぐらいがブックマークされていた。

なんといったったてシンブルな中身だったし、知的なMacの世界が漂っていた。

それがなんだよ、今のサイトは・・・・

嘘八百のビジネスと、どうでもよい広告で満ちあふれている。

そんなサイトの執筆者達の文章をよんで、ふと日経MJ の記事を思い出した。

記事は、目の前の現象に一喜一憂し、決して長期的見通しをもたず、やたらハイテク用語が乱立している。

何!、リアル技術とデジタル技術の融合だの、ビックデータの活用に人工知能を用いた経営開発だって?

プログラムにできることと、プログラムにできないことを、どうやって融合するんだい!?。

もうこちらは、赤面して、ハァー!??、だよ。

でっ、わかった。

みんな文科系なんだ。

プログラムを書く力の無い人達が、ハイテク用語をふりかざし経営までするわけ・・・・・。

その滅茶苦茶さ加減がサイトの全面を覆っている。

そんなインチキ商いは、いっそ全部断捨離したいな。

・・・

さて・・・・

沖縄は、コロナ感染者増大で飲食店の自粛要請。もちろんダイビングどころではなさそうだ。

京都は、私の散歩コースの祗園で感染者。

それで舞妓さん達を実家に帰らせて、置屋の消毒に努めているとする情報が京都人の間を駆け抜けている。

それが嘘か真かは、わからないが、やはり出かけるどころではなさそうだ。

だから夏の京都を撮影しようという意欲は皆無。

もう家にこもる、それしかなさそうだ。

 

沖縄県石垣島

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

1)ISO1220,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/240

2)ISO1082,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/240

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ZEISSの空気130. 梅雨の晴れ間の散歩道8. ツァィス・ブルー

2020年08月05日 | Kyoto city

 

梅雨前線が沖縄まで下がった。

そのおかげて北からの風が入り込み、しのぎやすく空はクリアだ。

空気の透明感は、ツァイス日より。

ツァイスの好きそうな色を、探して歩き回る。

やはり薄暮の頃の空が綺麗だ。

といって被写体は菊水の古いビルかぁー。

路地に入ってみよう・・・。

いつもゆこうと思っているおがわ食堂は満席だ。

最後にみつけた。

トルコ民芸の店頭で照明器具を、これこそツァィス・ブルーだ。

そうかぁー・・・、ツァイスで撮りたいのはイスタンブールの色だ。

イスファハーンやブルーモスクのアラベスク様式・・・。

ニコン用ツァイス・ディスタゴンにも随分となれてきた。

ならば・・・

Distagonをα6000、いやニコンDfでもよい。

α6600にはSONYのツァイスを付けて・・・。

ツァイスのシステムで・・・。

親日国トルコ・・・。

感染危険情報レベル3、渡航は止めてください。

いかれへん・・・。

(記6月23日)

・・・

もう1ヶ月前に書いていたんだ。

特に話題を季節に合わせる必要はないのだけど、今は夏だ。

こんな散歩コース沿いからも感染者が発生していた。

もちろん歩くことは可能だけど、撮影意欲が萎えている。

せっかくツァィスレンズの操作にも慣れてきたところだったけど、もうそんなのはどうでもよいとする気分だ。

それに、ブログの編集画面をみていると、画像ってもう古くさいって感じる。

どうしようかな・・・。

 

京都市東山区・下京区

SONYα6000、Carl Zeiss Distagon25mm/F2.8ZF T*

1)ISO100,焦点距離25mm,露出補正+0.7,f/8,1/160

2)ISO2500、焦点距離25mm、露出補正-1.7、f/4、1/60

3)ISO5000、焦点距離25mm、露出補正+0.3、f/4、1/60

4)ISO6400、焦点距離25mm、露出補正-1.3、f/5.6、1/30

5)ISO6400、焦点距離25mm、露出補正-1.3、f/5.6、1/50

6)ISO100、焦点距離25mm、露出補正-0.7、f/4、1/100

7)ISO100、焦点距離25mm、露出補正-0.7、f/4、1/60

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ZEISSの空気129. 梅雨の晴れ間の散歩道7. 忘れられた135mm!

2020年08月04日 | Kyoto city

 

人によって異なるが、使いやすいレンズの焦点距離がある。

私の場合フルサイズ135mmという焦点距離だ。

この焦点距離だと、ノッポビルのおかげで路地奥の瓦屋根越しの清水寺への美景が隠れちゃう、などと気がついたりできる。

EOSのレンズでは必ず記されている焦点距離だ。

だが安普請のレンズでは、表記がなかったり、レンズ自体が135mmまで届かなかったりする。

実際24-105mmなんていう標準ズームレンズは多い。

手元のツァィスも105mmまでだ。

忘れられた135mm!、である。

表示を飛ばしているニコンレンズでは修正液でマーキングすればよいが、

レンズ自体で届かなかった時は、デジタルテレコンバータという機能がある。

幸いSONYにも、全画素超解像ズームという大仰な仕掛けがある。

要はイメージセンサーに映像が映る範囲を縮小し、画素数を落として135mmで撮影できる。

全画素超解像ズームの拡大率を1.3倍にすると70mmは90mmの画角になる、フルサイズ換算1.5倍で135mmになる。

これで撮影してみた。

あらっ !、連続ブラケットができない。

感度設定をマルチショット・ノイズ・リダクションシステムに設定すると、連続ブラケットができなくなる・・・。

あらっ!、がフィールドで起きたら頭はパニックだ。

予習しておいてよかった。

SONYは、できる、できないが、設定毎にあり、突然使い勝手がわるいことがある。

気むずかしい女と一緒だ。

実写すると高感度の画質の荒さが目立ちやすい。

光情報が少ないというのは、画面からわかる。

APS機材は、ギリギリのところで設計されているのだろう。

やはり光学レンズで135mmを使うべきだと理解した。

アホな実験だった。

そんな努力をして、色気ではなく色を探している。

・・・

今日も6月に書きためた原稿の投稿である。

だから、話題がずれている。

何よりも、今は夏だ。

まだ、今は朝晩がしのぎやすいけど、今後次第に気温をあげてくるだろう。

お盆の頃には、猛暑かもしれない。

といって感染症拡大中の外には出たくないので、エアコンを効かせて家にこもっている。

もちろん面倒くさい撮影をしようという意欲は皆無。

そんなわけで、最近ブログ画面を見ていると撮影画像に興味が薄れている。

撮影画像って、色がきついのよね。

 

京都市東山区、下京区

SONYα6600、Carl Zeiss Vario-Tessar E 4/16-70mmZA OSS T*

1)ISO1250,焦点距離70mm×1.3倍,露出補正0,f/4,1/1000

2)ISO640、焦点距離70mm×1.3倍、露出補正-0.7、f/4、1/1000

3)ISO2000、焦点距離70mm×1.3倍、露出補正0、f/4、1/800

4)ISO4000、焦点距離70mm×1.3倍、露出補正-0.7、f/11、1/125

5)ISO6400、焦点距離70mm×1.3倍、露出補正+0.7、f/8、1/800

 

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ZEISSの空気128. 梅雨の晴れ間の散歩道6. ない!、ない!、ない!、の京都

2020年08月03日 | Kyoto city

 

新型肺炎の規制が全て撤廃され、いつもの暮らしに戻ろうと街は慌ただしい。

梅雨の頃は、まだ木々の緑々とした色が残っている。

北からの冷たい風が、暑くもなくしのぎやすい。

そんななか、街歩きには、よい季節だ。

雨が降れば、それはそれで面白い。

6月の北風が吹く時は、街歩きに大変よい。

今日も、色探しに歩き回る。

だが色が、ない!、ない!、ない!、の京都だ。

普段着姿の舞妓さんの帯は紫なのだけど、やはりここにもカーマインが入る。

間違ってもパリのコルトンブルーの色なんか、ここには登場しない。

パリの色を京都に求めても無理なんだが・・・。

・・・

試写3回目でニコン用ディスタゴンのピントが少し習熟した。

SONYの怪しいファィンダーで使うのには、もう少し練習が必要だ。

ビタッと焦点が合えば、このシステムも使う興味がわく。

・・・

七条のマッサージの帰り、祗園まで足を延ばしてみた。

・・・

実はこのブログは6月に街歩きをして書いた。

もう既に京都は、梅雨宣言が出された後だから立派な夏だ。

こんな撮影ポイントから100mも離れていない散歩コース沿いから感染者がでたし・・・。

そんな風に市内は感染症拡大中だから、街へ散策にでかける気分でもないなあ。

また、しばらく家暮らしが続くんだろうか。

前回の外出自粛の時は外を歩く人などいなかったので、心置きなく撮影散歩ができた。

今は外を遠慮なく歩けるけれど、感染が納まっていないから、出歩きたくない気分濃厚。

家での仕事は山積みだけど、散歩できないので気分転換ができないのが悩ましい。

散歩は、仕事の清涼剤だったな。

 

京都市東山区

SONYα6000、Carl Zeiss Distagon25mm/F2.8ZF T*

1)ISO100,焦点距離25mm,露出補正-0.5,f/11,1/160

2)ISO100、焦点距離25mm、露出補正-1、f/2.8、1/250

3)ISO100、焦点距離25mm、露出補正-1、f/8、1/60

4)ISO100、焦点距離25mm、露出補正+1、f/8、1/60

5)ISO100、焦点距離25mm、露出補正-1、f/2.8、1/2000

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番外編457. 新型コロナウィルス14. 夏休み前の感染状況

2020年08月02日 | analysis

 

 この感染が始まった頃から、メディア報道に科学の知見や論拠がみられなかったし、様々な情報が錯綜し、論拠のなき推測発言ばかりでは結局なにもわからなかった。そこで自分で厚生労働省のデータを時系列で集計してきた。特にこのブログ「新型コロナウィルス10.まとめ(番外編432.新型コロナウィルス(COVID-19)感染者数の推移について、その7.日本と韓国の比較考察2020年5月2日、検証5月20日)」の中で、新型コロナが発症前に既に感染をひろげていたとする知見にたどりつき、ようやく自分なりに納得できた。つまり発熱などの発症期前から曝露が始まり、それは本人もわからないのだから当然自覚もしてない。そこがこのウィルスの特性でもあり、やっかいなところだということを。そのときの図を以下に再掲しておく。

図1. 新型コロナウィルスの構造(再掲:番外編432.新型コロナウィルス(COVID-19)感染者数の推移について、その7.日本と韓国の比較考察2020年5月2日)

 

 その結果我が国の保健所制度などは、すべて後処理でしかできないことを思い知らされた。もちろん政府の対応、防疫、検査態勢、医療施設への支援、都市封鎖などなどは脳天気なほどに遅すぎた。重要なときに、全てが遅いというのが日本政府の特性なのでしょう。あの真珠湾攻撃のときでも、米国への宣戦布告が開戦後に届いたという不始末。だから米国では、不意打ちも武士道なのかとする日本人認識は消えない。

 さて推移データをみていると、個別的にみれば興味深い推移をしめす部分もあるが、全体としてみれば、そんなに面白いデータではない。私のように構造的に見たい人間にとっては、感染構造はわかったけど感染が納まらない要因をさぐれるデータではない。つまり現象データばかりであって、物事の属性を示すデータではないから興味も薄くなります。 

 こんなデータ集約とか解析などは、高校生にでもさせておけばよいと思うが、夏休みも近いし、感染も拡大しているので少しデータを集約してみた。

 

1.G7主要国の感染者数推移の状況について

 先ず図2でG7国家+中国、韓国の感染者数累計値をみてみます。

図2. G7国家+中国、韓国の新型肺炎患者数累積値の推移(単位:人)

 

 米国の増加は線形の傾斜が少しきつくなってきたので、感染者数が増加傾向。どうしてここまで拡大してゆくかを探ることは興味がありますが、手元にデータが無い以上私は静観してます。おそらく新型ワクチンの開発投与で一気に低減することを意図していると思われます。増加する感染者数の追跡調査は米国側に膨大にあるわけですから適切な解析をおこなえば傾向や関係性はわかります。尚V字型にくぼんでいるのは欠損値です。

 米国の値が大きいので各国の傾向が読みにくい。そこで1日あたりの感染者数値でみてみます。表でアップできればよいのですが、昨年暮れからのデータですから、ブログ画面にはとても納まりませんし、数段に編集するのも手間がかかります。だから 要点だけ説明します。

 さてここ直近1週間の推移を最小値と最大値でみてみます。中国21〜105人で推移、日本596〜1146人の間で推移、韓国18〜113人の間で推移、米国56,336万〜74,985人7万の間で推移、カナダ355〜717人の間で推移、フランス0〜1062人の間で推移、ドイツ389〜839人の間で推移、イタリア171〜306人の間で推移、英国688〜779人の間で推移、スペイン0〜8189人の間で推移、とバラツキがあります。

 ヨーロッパ各国の4月頃の1日の感染者数は2,000〜8,000人代ですから、それよりは低減しているのでしょう。二次感染と呼ばれる所以かもしれません。日本は第一次も第二次も類似の数値で感染者数を発生させています。やはり中国と韓国が終息に向かってゆく傾向があります。特に中国・武漢市の感染者数0値が続くという報道をみると、発生地であると同時に、世界でただ一つの終息できるという実証例だといえます。強い国家の意思のもと、一斉に国民を統率できる力を持っていることを中国は、世界に示しました。

 

2.我が国政令指定都市を有する都道府県別感染者数の推移について

 7月30日時点の日本の感染者数累積値を図3でみてみます。

 図3. 政令指定都市を有する都道府県別感染者数の推移について(単位:人)

 顕著な傾向は東京都が再び増加に転じたことでしょう。その傾斜も前回より少しきつい、つまり増加数が前回よりも多いということです。あきらかに東京に遅れて、他都道府県の感染者数も増加傾向になりつつあります。つまり感染源は、当時感染が完全には納まりきっていなかった東京といってよいでしょう。やはり自粛解除の時期が早すぎたといえます。

 こうしたデータをみていると、Withコロナという政策が成立するのだろうか疑問に思われます。どこか文科系政治家達のスローガンのようで偽善的ですね。私が一番知りたいのは、都市活動、あるいは都市人口の移動をどこまで回復させたときに、感染者がどの程度増えるかとする方程式です。私は、多分専門家会議で使われていると想像しています。その方程式を示してくれないと、こちらは何もわかりません。ただ数値が上がった程度のことはデータをみればわかるので、子供の診察ではないのですから、文科系メディアはやはり方程式なりモデル式ぐらいを示し、科学報道、あるいは子供向けではなく大人の報道をしてほしいですね。

 

3.無症状の感染者が増えたのではないか?

 小見出しは、最近メディア報道で聞かれる言葉ですが、特に新しい現象ではありません。このブログでは、前述したように2020年5月2日のなかで、発症期前に曝露していたとする見解を示しました。今では多分検査体制が整いつつあり、ようやく少し広範囲に感染者数が把握できるようになったという程度の話。そのことを1日入院数/1日感染者数の構成比で図4でみてみます。縦軸が構成比の合算値、横軸が3月19日以降の日付です。

 政令指定16都市の構成比をそれぞれに算出し、各構成比を合算したものですから縦軸目盛がMax1,400になっています。本来なら全国値の構成比を出すのが簡単ですが、それでは個別的都市についてわからない。多分医療機関の余力に応じて全て入院させる、自宅待機などの措置が、都市ごとに違うということは数値からわかります。

 統計的にはあまり使わない方法ですが、個人的には面倒なのでこれで説明します。疑わしいと思ったら各自でデータを集めて検算してみてください。データは3月20日〜7月30日までの16都道府県別入院数/感染者数累積値の百分率を算出し合算しました。計算上欠損値はデータなしの扱いとしました。

図4. 構成比(入院数/感染者数%の合算値)

 この入院者数というのがなやましいのですが、定義は当該日に何人が入院していたかとする値です。しかし前々日から入院している人も含まれているとすれば退院もあるフローデータです。ここでは累計値とみてよいのかな?。そうであれば、感染者数累計値との比率をとればよく、それが図4になります。

 確かに構成比で見る限り7月以降は、入院数が4月頃と比較して大きく低減しています。低減理由として、検査態勢が拡充されたので多くの検査数を扱えるようになった。その結果入院を必要としない軽症の感染者が多く捉えられたということではないでしょうか。つまり前述した発症期まえに既に感染を曝露させていた未発症感染者の一部をようやく把握できるようになった、ということでしょう。

 さて図4は、構成比ですから、ベッド数に余裕があるという意味ではありません。毎日報道されている感染者数をみればわかりますが、前回以上の急激な増加に伴い医療施設は次第にひっ迫しつつあるというのが現在の姿です。

 

4.まとめ

 このブログ2020年5月2日、5月20日の中で、新型コロナが発症前に既に感染を曝露させていた。それは発熱などの発症が現れる以前のことですから、本人自身もわからない感染なのだという感染構造に私の認識は変わりません。そこがこのウィルスの特徴でしょう。だから防御は、マスク、密集地にはゆかない、もちろん感染増加の都道府県にもゆかない、今はワクチンがないのですから、個人でできる対策といえば、この程度しかありません。

 さて新型コロナウィルスの今回のブログも、クリエイションの最中に執筆したので、頭を切り換えるのが難儀でした。もうエイヤッという感じで。だから面倒なので深く検証はしていません。というのも感染に関するデータに特に新しい構造があるわけではありませんし、高校生が解析すれば間に合いそうな知見しか得られない。感染症ってこんなつまんないデータと向き合うんだ。そういうことを初めて理解しました。

 そんなわけで、今日のブログは論理的に?もありますが、個人的にはどうでもいいや、の気分です。Withコロナ等という政策がありますが、とてもじゃないけど私は、コロナとの共存は不可能だとする見解です。共存ではなく終息させることです。それっていかにも文科系政治家・役人達の悶々表現ですね。

 基本は、現在米国が治験をしている新型ワクチンの早期投入でしょう。おそらく米国は、相当の数量を製造してくると思います。政府は来年6月までには・・・、何アホなことを考えてんの。アビガンを提供している日本をバカにしているのですか!。そんなの今年中に実施ですよ。もう文科系政治家や官僚達の対応の遅さにはあきれるばかり。感染症の防止策は、すべてスピードが勝負です。そういう政府にしたいですね。

 最後に、かって管政権時代にスパコンの予算審議の中で「なぜ世界で2番目のコンピュータではダメなんですか?」とする政治家の発言がありました。それこそ文科系国家の最たるもので、私にいわせれば世界のトップを越えるスパコンを常に開発してゆかなければならない所に私達がいるということです。感染症飛沫の3次元解析は、空気力学の解析と類似していて、空気のからむ3次元計算は膨大な計算量が必要になります。かって私は空気力学の解析で1解析に1晩かかるという経験をしたことがありました。今はスパコン「富嶽」で瞬時に3次元シミュレーションができると推測しています。さらにマウスの動物実験で時間がかかる検証を、スパコンでシミュレーションできないかと考えたら、今以上の速度をもったスパコンの開発が必要になります。さらには今後スパコンのハードとソフトの一般化が望まれます。感染症は、つねに対応のスピードが感染拡大の規模や生死をわけます。それを今回の新型コロナウィルスの蔓延が、教えてくれた知見ではないでしょうか。

 

データ依拠:厚生労働省WEBサイト、新型コロナウィルス感染症の状況と厚生労働省の対応について

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00086.html

 

沖縄県那覇空港

iPhone7

ISO20,焦点距離3.99mm,露出補正0,f/1.8,1/196

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