Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Fisheye42. 水深5mの風景

2020年08月09日 | diving

 

船に上がる前に3分間の安全停止が必須だ。

それを怠れば、肺の過膨張破裂を引き起こすこともある。

破裂だからコロナ感染の比ではない。

肺は、破裂させたらお終い。

ダイバーの事故は、これが最も多かったと記憶している。

そうでなくても水深30m位から上るとBCDの空気を抜いても身体は浮きがちになる。

慌てて岩に捕まるか、最初からウェイトを増やしておくほかない。

だった1kgで命の分かれ目なんていうのもシビアだが。

ダイブコンピュータは、確実に3分の時を刻む。

その3分間こそ、撮影チャンスだ。

魚ではなく人間をとるのに。

こんなことを繰り返していると、多分良いシャッターチャンスにも恵まれることも、まれにある

撮らなきゃシャッターチャンスすら訪れない。

だから船のアンカーロープを足に絡めて停止し撮りまくる。

水深5mの風景だ。

そして浮上すれば半水面撮影だ。

もちろん撮影機材の設定だの構図だのを考えている時間はない。

ありのままで撮る。

といってモタモタしていると、下からまだダイバー達が上がってくる。

浮上の時は結構忙しい。

 

沖縄県慶良間諸島

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

1)ISO192,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

2)ISO142,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

3)ISO100,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/1359

コメント
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