尖った人材を育てる企業への変革

あるグローバル企業が「尖った人材を企業変革につなげる」という課題に立ち向かうという。
企業は人材そのものであり、組織・技術・人間力の考え・行動のバランス良い展開が大切である。組織の中では、上司の目や失敗が気になり、リスキーなことや独創的な発言・活動を避けそのうち意欲溌剌としたやる気も失われることが多い。このことが企業にとっては大変な損失である。また成長時期に役立つ人材、低調時期に力を発揮できる人材とがいる。人材評価力も一定ではなく、ダイナミックに変化しており、その変革時期もきっちりと把握できることが組織的に必要である。グローバル展開するような企業であれば、入社時思いを持った尖った人材を多々見かけるのであるが、そのうち組織的に潰してしまうケースが多い。尖った人材を育て上げる企業風土・人財評価改革が重要と考える。そのためには、それに相応しい経営者自身を評価見直すことが必要かもしれない。