上方落語の実力派で知られる笑福亭松喬(しょうふくてい・しょきょう)さんが30日、肝臓がんのため死去した。62歳。
初めて、落語を家人と聞きに行ったのが、笑福亭松喬さんの落語。
その時、末期がんと闘病しながら高座に上がり続けていると知り、以来ラジオやテレビで気にとめながら、落語やお話をよく聞いてきた。
特に、おはパソで、末期がんの症状を包み欠かさず詳細に伝えてくれたことを思い出す。がんを患い、死の恐怖にあいながら、人間のことや今まで見えなかったことが見えてきた、分かったと、自信ありげにおっしゃっていたのを思い出す。
もうダメかもしれないが、最後の望みを持ち、何とか頑張ってみるという前向きの考え方や精神力は人間の強さを感じ、多くの人々に希望と勇気を与えたと思う。
ユーチューブで観る若い時の丸丸した姿で大酒を飲む語りの一方、初めて聞いた時の痩せこけた、でも頑張るお姿を思い浮かべるとなんとも胸が詰まる。
ご冥福をお祈りしたい。
初めて、落語を家人と聞きに行ったのが、笑福亭松喬さんの落語。
その時、末期がんと闘病しながら高座に上がり続けていると知り、以来ラジオやテレビで気にとめながら、落語やお話をよく聞いてきた。
特に、おはパソで、末期がんの症状を包み欠かさず詳細に伝えてくれたことを思い出す。がんを患い、死の恐怖にあいながら、人間のことや今まで見えなかったことが見えてきた、分かったと、自信ありげにおっしゃっていたのを思い出す。
もうダメかもしれないが、最後の望みを持ち、何とか頑張ってみるという前向きの考え方や精神力は人間の強さを感じ、多くの人々に希望と勇気を与えたと思う。
ユーチューブで観る若い時の丸丸した姿で大酒を飲む語りの一方、初めて聞いた時の痩せこけた、でも頑張るお姿を思い浮かべるとなんとも胸が詰まる。
ご冥福をお祈りしたい。