~こころ豊かな愉快な生き方を求めて~

サスティナブルな世の中で幸せの笑顔が満ち溢れますように
内容:地域活性化、歴史探訪、パソコン、野球

『名こそ惜しけれ』のこころを持ち続けたい

2017-08-22 07:41:12 | 今思うこと
最近の国内の政治、経済、芸能から一般社会における不祥事を知るたびに、『名こそ惜しけれ』という言葉を思いだします。自分の名を汚す、恥ずかしいことをするな、という坂東武者の精神で、司馬遼太郎が『この国のかたち』で強く訴えてきました。欧米とは違う、東アジアの近隣国にもない、生きる勇気や心が弾む好奇心、柔軟に多様なものを受け入れ同居させる思想、公の意識を作り上げた精神、日本は魅力あふれる国だと思ってきました。しかし現在では、武士が発祥した時代の清廉潔白な真心が失われつつあり、自己欲の横行で、賄賂、詐欺、殺人、ハラスメント、不倫・・・数えきれないほどの事件や不祥事が日夜発生しています。自己の実行していることの善悪の判断が不可能になってエスカレートしている政治家集団もいます。この時こそ、公、自己を律して他を大切にしているかを熟考したいものです。『名こそ惜しけれ」新たな座右の銘にしたく思います。




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1 コメント

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マルテンサイト千年ものづくりイノベーション (サムライグローバル鉄の道)
2024-08-20 03:39:30
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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