準決勝、三位決定戦、決勝と進むにつれて、接戦に次ぐ接戦の素晴しい試合。大人顔負けの作戦、テクニック、スピード、よく鍛えられている。それにしても激しいスポーツだ。地元、京田辺市の小学校が男子準優勝、女子三位の成績。よくやったね。
朝日がまぶしい早朝、今日も市内を自転車で10km走ってきました。全国小学生ハンドボール大会は、二日目。六時前から、女子選手チームが会場の周りを走り、おはようございます、と黄色い声をかけてくれましたので、おはようさん、頑張ってねと声を返しました。こんな早くから、試合に備える、全国大会のすごさをまた感じました。昨日も、勝利するチーム・選手、親御さんたちの応援に感動しながら、負けたチームでしょうか、コーチから厳しく選手が叱られている場面をまじかで観ました。真顔になって、コーチの指示アドバイスを受け止めようとする、子供たちに、真正面を向かずに、斜交いに大きな声を荒げて怒りをぶつけているようなシーンが2~30分続いたでしょうか?ここにも情けない大人になり切れない大人を見つけました。スポーツ競技とは、全国大会のレベルでは、こういうこともよく聞いていますが、場所と場面を考え、愛情豊かな気持ちのこもったご指導をお願いしたいと思いました。
夏の京田辺のイベントの一つ、全国小学生ハンドボール大会が始まりました。もう29回目です。地元チーム男女の第1戦を観戦しました。今年から、冷房が効き、観戦しやすくなりました。
今年も、NHKラジオ『夏休み子ども科学電話相談』が始まっている。この番組でいつも多くのことを学び楽しみにしている。小中学生が、日常の身近に起きている些細な、自分にとっては大きな疑問を投げかけ、専門の先生方が優しく答えている、この微笑ましい雰囲気がラジオから伝わり、心を豊かにしてくれている。
・氷に触るとくっつくのは?
・働きアリはメスばかり。オスは何しているのか?
・魚の年齢は?
・空はどの高さから空というのか?
・植物を育てるの必要な光を遮り、もやしを育てるのは?
・クラゲはどのように電気を作るの?
・フクロウは、なぜ昼寝て、夜起きているのか?
自分自身でも、質問に答えられるのかどうかを試しつつ、しかも小さな子供たちに的確にわかるようにとなればますます難しく感じる質問も多い。専門の先生によってもわかりにくい回答もあり、司会のアナウンサーがうまく伝えることも多い。教育現場や日常の家庭でこのような質問に的確に答えることができたなら、疑問事項について知る楽しみ、学びに対する関心がもっと高まり、自らが学習する機会が増加し、面白いことになるのではないかと胸がときめく。子供の疑問に対して、即答えるのではなく、どこでそのことを感じたのかとまず、質問する子供に聞くアナウンサーの対応にこの番組の進展を感じる。質疑は、質問者と回答者との思いや考えのギャップを埋めていく、しかも、順序立てていかねばならない。一方的な討議を政治討論会などで見てきた大人の世界にも今一度この手順を学ばねばならない。
・氷に触るとくっつくのは?
・働きアリはメスばかり。オスは何しているのか?
・魚の年齢は?
・空はどの高さから空というのか?
・植物を育てるの必要な光を遮り、もやしを育てるのは?
・クラゲはどのように電気を作るの?
・フクロウは、なぜ昼寝て、夜起きているのか?
自分自身でも、質問に答えられるのかどうかを試しつつ、しかも小さな子供たちに的確にわかるようにとなればますます難しく感じる質問も多い。専門の先生によってもわかりにくい回答もあり、司会のアナウンサーがうまく伝えることも多い。教育現場や日常の家庭でこのような質問に的確に答えることができたなら、疑問事項について知る楽しみ、学びに対する関心がもっと高まり、自らが学習する機会が増加し、面白いことになるのではないかと胸がときめく。子供の疑問に対して、即答えるのではなく、どこでそのことを感じたのかとまず、質問する子供に聞くアナウンサーの対応にこの番組の進展を感じる。質疑は、質問者と回答者との思いや考えのギャップを埋めていく、しかも、順序立てていかねばならない。一方的な討議を政治討論会などで見てきた大人の世界にも今一度この手順を学ばねばならない。
弱き人々に悲劇が起こった。重度障害者19名が短時間に殺害され、テレビでは、犯人が車で駆け付け、施設に突入し、事件後逃げ去る様子や、自首した男の車の大量の血痕など、生々しい現場の様子を伝えている。あまりにもの悲惨さにテレビを切ってしまった。今朝のNHKまいあさラジオの番組の中で、兄二人の障害者を持つ妹さんからのメールでは、「この事件の報道番組をしっかりとみている兄達はどんな思いなのでしょう。」とのこと。彼らのこわばった悲しげな表情を思い浮かべ唇が震えるのがわかる。不幸を作る障害者は安楽死、殺害をほのめかす言動行動、ここ数月間の小さな事件はこの予兆であったと関係者が後悔するのは、後の祭り。今後の根本的な問題解決を求めて、ハードソフトそして、人の心を本来の人間にある弱き人々への優しさ、いたわり、などの愛情が高めるようなことにも力を注がねばならない。友達や相談相手もいなく、自分を諭してくれる人物もいなく孤独孤立感から、異常な言行動をおこしてしまう昨今の大事件。やはり人間は、一人では生きられない、地域社会環境に溶け込んでいく努力をしなければならない。
ある本を読んでいて、理系の考え方という言葉が気になっている。そこで、理系と文系について考えてみる。そもそも、この言葉に出くわしたのは、高校時代。大学受験する際にどちらかの選択があり、それによって、勉強する科目が決まる。自分にとっては、どちらの選択が正しいのか、よくわからないまま、数学が苦手だから文系。そうでないなら理系なんて、軽く考えて決めるのが多い。それ以来、入学・就職においてもその選択が左右される。社会に出れば、あの人は理系だからと考え方や性格、そして役割の判断にまで使われていることもある。しかし、人生を長くやっていると、そうでもなく、血液型みたいに、勝手に人が決めつけ、納得しているようなものである。論理性は、数学よりも国語が勝っている。話す言葉ほど、筋道論理立てて話すべきものであり、そうしないから多くの問題が起こる。ただ、話が通じなければそれをフォローするチャンスは会話で可能である。それも怠るから、より問題は大きくなる。文学芸術においても、文系が勝っているとは限らない。この世で成果を上げ評価される人物に、文系が多いからそういわれるだけである。語りものを書くにも、理系にも優れた人はいる。緻密に精巧に考え動こうとするには、その人の思考プロセスの問題であり、デジタルとか科学的だとかはあまり問題ではない。高校生活と同時に、理系文系を意識するのではなく、もっとおおらかに、勉学を楽しむ世界をもたらすことが必要ではないかと思う。そのための教育カリキュラムや教える立場の人材こそ、変革すべきものである。
ここ数日、太陽が射し始める早朝の涼しい時間帯に、自転車で走っている。車も通らない道路を風を切りながら、快走すると実に気持がよい。先週の半ばに思い切って運動不足を補うために、軽い気持ちでやりだしたが、本日で五日目。往きはサイクリングロード、帰りは、あまり知らない道や路地に入り込んでうろうろ感を楽しんでいる。本日は、いつもより、速度を上げて走行してきたが、少し体に負担をかけると、息が切れて、汗が出る。でも、だらだらの暑い一日の始まりに体を動かすことは、良いことしているなという気持ちになるから不思議だ。今日は、14km走った。
京都は着倒れと言われ、針は京都文化の象徴でもある。その造る技術を知れば知るほど、実用工芸品と思うほどである。針先の角度は、繊維を傷つけずに、繊維間をくぐり抜けやすいように、針は、糸が引っかからずに糸切れもしにくいように丸穴。針の先は硬め、穴部は柔らかめ、胴部分は弾力を持たせ、随分工夫が施されていることを知った。
『みすや針』(三条通り)は、東海道五十三次の始発点、江戸日本橋からは旅の終着点にあり、荷物にならない良質の京土産と喜ばれ、旅人によって全国に知れ渡ったという。『池ノ端針』の家号で店を今の場所においたのが江戸初期。現在十七代目の優しい穏やかな表情のご主人からいろいろお聞きしました。
・1651年より宮中の御用針司となり、『みすや』の家号は、後西院天皇より賜わる。
・御所で針を造っていたが、清めの意味とその技術が秘であったことから、御簾(みす)の中で作業する。天皇がそれをご覧になって名付ける。
・現在では、日常、ほとんど使われていない裁縫針。お土産品、特に外人に喜ばれている。
・日本針の生産の90%が、広島市内。
『みすや針』(三条通り)は、東海道五十三次の始発点、江戸日本橋からは旅の終着点にあり、荷物にならない良質の京土産と喜ばれ、旅人によって全国に知れ渡ったという。『池ノ端針』の家号で店を今の場所においたのが江戸初期。現在十七代目の優しい穏やかな表情のご主人からいろいろお聞きしました。
・1651年より宮中の御用針司となり、『みすや』の家号は、後西院天皇より賜わる。
・御所で針を造っていたが、清めの意味とその技術が秘であったことから、御簾(みす)の中で作業する。天皇がそれをご覧になって名付ける。
・現在では、日常、ほとんど使われていない裁縫針。お土産品、特に外人に喜ばれている。
・日本針の生産の90%が、広島市内。
京都の古いお店を訪ね、店主にいろいろと聞いてみた。
■竹苞書楼(寺町姉小路)・・・古書籍商。寛延四年(1751)年創業。天明、蛤御門の変の大火により店鋪消失。現建物はその直後に再建され築150年。文人、学者に支えられ、文化的なサロンになったとのこと、有名人としては、落語家の桂枝雀がよく来たという。書物の表紙左側に本の名を書いて貼ってあるが、江戸時代からとのこと、『題箋(だいせん)』といい、紙や布があるとのこと。書や美術工芸の価値を評価をするために相当勉強されているのですねと聞くと、「いやそうでもないですよ。書をじっくり読んでいたら、商売にはなりません。」と、さらりとかわされた11代目の佐々木惣四郎さん。もっと面白いお話を聞きたかったが、お客さんが来られ、引き下がった。こういう味のある人物との会話から得られる学びも必要だなと思った。
■竹苞書楼(寺町姉小路)・・・古書籍商。寛延四年(1751)年創業。天明、蛤御門の変の大火により店鋪消失。現建物はその直後に再建され築150年。文人、学者に支えられ、文化的なサロンになったとのこと、有名人としては、落語家の桂枝雀がよく来たという。書物の表紙左側に本の名を書いて貼ってあるが、江戸時代からとのこと、『題箋(だいせん)』といい、紙や布があるとのこと。書や美術工芸の価値を評価をするために相当勉強されているのですねと聞くと、「いやそうでもないですよ。書をじっくり読んでいたら、商売にはなりません。」と、さらりとかわされた11代目の佐々木惣四郎さん。もっと面白いお話を聞きたかったが、お客さんが来られ、引き下がった。こういう味のある人物との会話から得られる学びも必要だなと思った。
京都東山白川にある光秀の首塚
首塚をお守りしている餅寅さん(明るい元気なおかみさん)
本能寺(本能寺の変後、新しく秀吉が移した)
南蛮寺跡(イエズス会が建てた教会)
元本能寺(信長が自刃した本能寺)
首塚をお守りしている餅寅さん(明るい元気なおかみさん)
本能寺(本能寺の変後、新しく秀吉が移した)
南蛮寺跡(イエズス会が建てた教会)
元本能寺(信長が自刃した本能寺)