120年に一度と伝えられている、竹の花が咲いていると、近所の古老から連絡があり、朝と夕方、家から近くの竹林に見に行ってきました。ここは、今や希少な真竹の竹林で、奈良東大寺のお水取りに毎年奉納される、竹送りの真竹です。細い垂れ下がった稲の穂のような白黄色の5mmぐらいの花でした。真竹は、1970年代に120年ぶりに全国的に咲いたそうで、我々が食する孟宗竹は、60年に一回。もしかしたら、私は、大変希少価値がある光景を目の当たりにしているのかもしれません。ここ数日間の開花状態を観測していきたいと思っています。こちらをクリックしてください、動画です。
ラグビーW杯、日本が世界2位のアイルランドに歴史的勝利。終了後、敗者アイルランド選手が日本チームをたたえる光景。これがノーサイドかと初めて知った。野性的でごつごつ感のある、ラグビーで、リーチ主将が「試合中に、相手の出方が読めた」とインタビューで答えていた姿も彼らのクレバーさを知り、その面白さと醍醐味さを知ることができ、うれしかった。
26日、待望のgacco『京都からおくる日本史研究の最前線』が開講。都合の良い時間に、インターネットで大学並みの授業が受講できる。質問、ディスカッションができ、試験がある。合格すれば、修了書が発行される。早速、第1週の争乱と異変の日本古代史(乙巳の変、壬申の乱、長屋王の変)を学習した。歴史背景と展開、最新の研究から、従来の解釈の問題点が指摘され、興味がわく。日本史は、権力者の身勝手なふるまい、海外情勢、特に東アジア情勢、などを考察すると、新たなことがわかりものすごく、面白い。三か月で、古代、中世、近世の最新の研究成果を勉強できることは、喜ばしい。
week1:争乱と異変の日本古代史
1-1.乙巳の変―大化改新―
1-2.壬申の乱
1-3.長屋王の変
1-4.藤原広嗣の乱
1-5.恵美押勝(藤原仲麻呂)の乱
1-6.藤原種継暗殺事件
Week2:中世政治史の謎にせまる
2-1.摂関政治~藤原道長はなぜ関白にならなかったのか?
2-2.院政~譲位した天皇がなぜ権力を持てたのか?
2-3.保元の乱~崇徳上皇は白河法皇の皇子だったのか?
2-4.平氏政権~平清盛はなぜ大臣になれたのか。
2-5.鎌倉幕府~源頼朝はなぜ朝廷を倒さなかったのか?
2-6.承久の乱~後鳥羽上皇はなぜ鎌倉幕府を倒そうとしたのか?
Week3:最新近世史の世界
3-1.世界史・アジア史の中の近世
3-2.豊臣秀吉の朝鮮侵略は何のために行われたのか?
3-3.17世紀は「鎖国」完成の時代?
3-4.18世紀は明風文化の時代だった
3-5.朱子学・洋学とは何か?
3-6.幕末への予兆としての寛政期
Week4:現代日本の抱える「闇」を解き明かす ー知られざる歴史的事件からー
4-1.マリア・ルーズ号事件~なぜ日本は世界で孤立してしまっているのか?
4-2.教科書疑獄事件~ゆとり教育に再トライすべきだと考える理由
4-3.司法官弄花事件~なぜ日本の司法権は弱いのか?
4-4.万歳事件~日韓の歴史認識問題はどうしたら乗り越えられるのか?
4-5.近文原野土地収奪事件~なぜ少数民族問題は解消されないのか?
4-6.満州国国立競馬場創設~なぜこの世からギャンブルはなくならないのか?
25、26日と、二日間庭のお掃除、剪定をしてもらいました。毎年この時期に、来ていただく方とは、年々おしゃべりが弾んでいきます。京都大学卒、ノーベル賞受賞の福井謙一教授のゼミ、カープファンで広島出身の方とは、今年のプロ野球を振り返り、同志社大卒、舞鶴出身者で元会社経営の薪の方、つつきはっけんにも参加していただいた方とは、郷土史の語らい、皆さん、暑い日照りの中、黙々と手を動かし、予定通りの時間できれいに掃除していただきました。高齢者になりながら、このように体が動いて働き報酬があり、喜んでもらえることに大変感謝されていました。汗びっしょりで、帰宅し、お風呂に入り、ビールをグイっと飲み干し、明日の仕事の英気を養いますとは、なんて、素晴らしき日々を送られているのかと拍手したくなりました。
先週、市民活動を展開する方の奥様から電話連絡があり、「脳梗塞で入院、リハビリ中」と知った。その後も、本人さんから10月のつつきはっけん百回記念イベントを予定通り、開催してくださいとメール連絡があった。1昨日には、「10月に手術」とのメールもいただき、大変な時期に、オーナーさんの会場をお借りし、感謝の集い開催には、良識が疑われる。それでも、絶対開催してくださいねとのメールをもらい、また、参加者の親しい人達から、準備の申し出があった。ありがたいことである。当日のスケジュールや準備物は、ほぼ整えた。皆さんの喜ぶ表情が頭に浮かぶ。手術の成功を祈りながら、何とか開催に導きたい。
「もう懲りた」ではなく、『忘己利他』(もうこりた)の話を先日のある会場でお話しした。それを聞いた見知らぬ人からインパクトある話だったと電話をいただいた。昨今の世の中を見渡すと、自分だけ、自分に関係する周辺だけが良ければという考え、特にトランプが言い出した自分ファースト、自己中が世の中を大手を振ってまかり通るのような現代に、人間の考え方を自分はさておいて、相手様のことを思って生きようじゃないか、世界中の人がそう考え行動すれば、平和がやってくるし、もっと幸せになる。なかなかできないけれど、頭の片隅に置きながら、それに向かって努力しませんかと呼びかけた。久しぶりに、言いたいことが言えたと思っていただけに、大変嬉しかった。こんな余韻に浸っていると、また、やるべき多くのことが頭の中に浮かんできた。
昨日探していた置物が出てきた。まさかの箱の奥に大切に保管されていた。良かったと喜んだら、今度は、水玉カップと書かれた木箱が目の前に、そしてその中が予想通り、空っぽ。また、探さなくてはならない。無形文化財、鎚起銅器の新潟燕、玉川堂の水玉カップである。どうして入手したのかも、まったく心当たりがない。いよいよおかしくなりつつある。
健康に生きられるのも、ここ数年であろうと思うので、そろそろ終活の境地に入る。身の回りの片づけは、進めているが、ふと、登場する思い出のものやことがある一方、思い出の形あるものが行方不明になってしまっている。昨年の春に続いて、本日、また新たな行方不明のものに気付いた。「THINK」は、半世紀前にIBM研修でいただいたもの。考えよと教えられたことが懐かしい。本日は、発見された。
通りかかりの棚倉孫神社に行ってきました。そういえば、ここ数年、市内の神社お寺等を訪ねていませんでしたが、ゆっくりと見て回ると知らないことが多く、建築物、様式、言い伝えに興味を抱き、近くの中央図書館に行って、郷土史関係の出版物を読みました。先日訪れた法雲寺の十一面観音立像について、詳しい資料を見つけました。木造は、カヤか材で作られ、台座のハスの戯画は、5枚、写真まで掲載されています。もっと調べてから、ウォーキングをしたら、盛り上げることができたのにと思っています。これからやることとして、市内の文化財について、もう少し詳細を調査し、地元の情報を集めようと思いつきました。
つつきはっけん99回目のイベントを開催、参加者39名。京田辺市の南部地区、宮津をゆっくりと古代の雰囲気を味わいながら歩きました。何回も佐牙神社に来たけれど、宮ノ口地区は、初めてという方が大半。天王朱智神社への主要道(江津~宮ノ口~南山~多々羅~水取~天王)、十一面観音立像、佐牙神社関連事項、などもっと、知られざる、京田辺の南西部の魅力や価値を知ってもらう活動が大切です。ご参加の観光ボランティアの方々、教育委員会のお偉方、もっと敏感になって活動して頂きたい。伝統的な、宮津のおんごろどん、朔日講などの行事も真剣に受け継いでいけるように、住民、文化財保護の教育委員会、そして、行政、頼りにする上村市長、よ~く考えて欲しいと思います。宮津の西念寺は、平成27年に法雲寺の名称変更されています。ほとんどの出版物、資料が今でも西念寺となっており、早急に訂正願いたい。