お薬をいただきに、キララ商店街にある薬局を訪れた。実は、そこの場所は、45年前、京都府南部地域で最も大きな電気店があった。ちょうど、初めて役職に就き、現場で販売実習をし、勉強をした場所でもある。薬局の方々は、電気店があり、周辺の市場・中華料理店・ケーキ屋さんやお店、書店など、新田辺駅東側がこの地域で最もにぎやかだったころをよく覚えていらっしゃって、次から次へと当時の風景や雰囲気がよみがえってくる話題で話が盛り上がった。1980年初頭の話である。約半世紀前のことである。
小学生の頃の夏休みは、母の実家で兄妹そろって過ごすことでした。大学生高校生や同じ年頃のいとこたちとその友人たちが集まり、いつも何かの合宿みたいで、教師夫妻の伯父伯母は、祖父母も含めて大変だったろうなと思います。日頃町中の生活では味わえないような田舎の暮らし、特に、田んぼから吹き付ける青臭い香りの強風が印象的で扇風機などは不要でした。川での水遊び、牛山羊鶏兎犬猫の動物との接触、おやつの時間があり、午前は、アイスキャンデー屋さんがちりんちりんと自転車で売りに来るのが楽しみでした。昭和30年代の懐かしい時代を思い起こすと、衣食住に満たされてはなかったけれど、人として最も大切な心が満たされた気持ちになります。暑く、やるせない自然災害、戦争や事件事故が茶飯事となった今日よ、30年代にカムバックしてくれよと言いたくなります。
気分転換に自分の部屋のレイアウトを変更した。といっても、2週間に一回は、何らかのレイアウト変更をしている。今日は、思い切って、本棚を机の後方から、右側に移動させた。何かを移動すると、何らかの書類や小物が見つかり、結構をそれを楽しんでいる。本日も20年前作ったサングラスが出てきた。ハワイ旅行に行った時に準備した眼鏡である。そんなこんなでレイアウト変更は半日もかかってしまった。
小学校時代は、大相撲が人気スポーツNO1で、学校の休み時間は、相撲に明け暮れた。クラス内で取組みや星取表をつくり、授業中は、次の取組みにウキウキわくわくであったことを思い出す。極端に体が小さかったが、好きな力士の大技、上手やぐら投げが得意であった。そして、帰宅時は、上着は、何処かが破れ、ズボンは泥だらけであったが、両親から直接怒られはしなかったように思う。