好天に恵まれた大晦日。家屋の周りをぶらり写真を撮る。相変わらず、何も変わっていません。さあ、来年は、どんなことが待っているのか。今朝、NHK文化講演会で同志社大学の内藤正典教授のイスラムの話を聴いた。日本では、イスラムやイスラム教がいかに間違った理解をされているのか。その根本原因は、本当の現実の情報が流されていないことだと、あらためて知ったが、以前から伝えられる情報統制がやはり問題である。ISが捕虜をとらえ、ナイフで首を切るが、中東では欧米による空爆で女子供の遺体が多数転がっているのが現実の姿である。知らないことで、考えや思想が歪曲されるのがますます怖くなってきた。来年こそは、人間として当たり前の平和がやってきますように。
平成28年があっという間に過ぎ去ろうとしている。
この1年は、世界がより自己中心で回り、あらわな争い事が増えたことが気になる。
大国の対立、強国と組む国の攻撃に反体制派が対抗し難民問題の肥大、従来の政治経済では将来が不安、格差が拡大し変革を求める国々で選択したのは、英国のEU離脱であり、暴言王トランプ。
国内でも原発はアンダー・コントロール、沖縄問題を軽視しパールハーバーで和解ハグする妖怪アベゴン、数の論理で全てを強行・押し切る政府、言い出せば止まらないほどの悪政である。民主主義の根本から考え直さなければならない時が来ている。その中心軸は、自己中の考え方である。それに対抗するのが、「都民ファースト」で登場した小池百合子都知事である。そうです、政治経済面でも、お客様はだれかの視点で物事を進めればきっと世の中は変わっていくはずです。自分たちの為ではなく、お客様のために生きることが翻って自分に返ってくると信じています。組織のトップが権力を誤って自分たちだけのために使えば必ず滅んでいったという、世界の歴史から学んでいただきたく思います。
この1年は、世界がより自己中心で回り、あらわな争い事が増えたことが気になる。
大国の対立、強国と組む国の攻撃に反体制派が対抗し難民問題の肥大、従来の政治経済では将来が不安、格差が拡大し変革を求める国々で選択したのは、英国のEU離脱であり、暴言王トランプ。
国内でも原発はアンダー・コントロール、沖縄問題を軽視しパールハーバーで和解ハグする妖怪アベゴン、数の論理で全てを強行・押し切る政府、言い出せば止まらないほどの悪政である。民主主義の根本から考え直さなければならない時が来ている。その中心軸は、自己中の考え方である。それに対抗するのが、「都民ファースト」で登場した小池百合子都知事である。そうです、政治経済面でも、お客様はだれかの視点で物事を進めればきっと世の中は変わっていくはずです。自分たちの為ではなく、お客様のために生きることが翻って自分に返ってくると信じています。組織のトップが権力を誤って自分たちだけのために使えば必ず滅んでいったという、世界の歴史から学んでいただきたく思います。
平成28年のイベント活動を振り返ってみると、以下のとおり。
最も印象に残るのは、9月27日の「神君伊賀越え」ウォークである。
初めてJRイベント案内で紹介され、122名の参加申し込みがあり、急遽2回に分けた。ところが2回目は、運悪く警報が出て翌日に延期し、実施した。その2~3日は、電話メール連絡等で大変であったが、参加者から大好評で、鳥取や名古屋、三重をはじめ関西一円から京田辺まで足を運んでいただいた方々に感謝したい。
また、研究会も発足、15回の実施で伊賀越え逃走路がわかり、中間報告会ができたことも成果の一つである。
一方、当然ながら目指す内容とは 距離間があるが、本年はまずまずといったところである。
■つつきはっけんイベント
3.29(火) ウォーク 井手町:桜、古典文学の地
5.13(金) 講座 映像で見る京田辺の昔・今
6.10(金) ウォーク 大仏鉄道遺構(加茂~木津)
9.27(火) ウォーク 伊賀越え:飯岡、草内①
.30(金) ウォーク 伊賀越え:飯岡、草内②
10.4(火) 講座 逃走路中間報告会
.28(金) ウォーク 伊賀越え:宇頭城、普賢寺谷
3~12月 つつきはっけん研究会(資料、現地調査)
■その他
3.23(水) 講演 ファミリーヒストリー
5. 7(土) ウォーク 市民グループ
12.2(金) 講演 京都SKYシニア講座
生活情報誌『ぐってぃ』7月号 インタビュー掲載
戦国・城めぐり 関ケ原、岡崎城、桶狭間、丸亀城、津山城、小川城
最も印象に残るのは、9月27日の「神君伊賀越え」ウォークである。
初めてJRイベント案内で紹介され、122名の参加申し込みがあり、急遽2回に分けた。ところが2回目は、運悪く警報が出て翌日に延期し、実施した。その2~3日は、電話メール連絡等で大変であったが、参加者から大好評で、鳥取や名古屋、三重をはじめ関西一円から京田辺まで足を運んでいただいた方々に感謝したい。
また、研究会も発足、15回の実施で伊賀越え逃走路がわかり、中間報告会ができたことも成果の一つである。
一方、当然ながら目指す内容とは 距離間があるが、本年はまずまずといったところである。
■つつきはっけんイベント
3.29(火) ウォーク 井手町:桜、古典文学の地
5.13(金) 講座 映像で見る京田辺の昔・今
6.10(金) ウォーク 大仏鉄道遺構(加茂~木津)
9.27(火) ウォーク 伊賀越え:飯岡、草内①
.30(金) ウォーク 伊賀越え:飯岡、草内②
10.4(火) 講座 逃走路中間報告会
.28(金) ウォーク 伊賀越え:宇頭城、普賢寺谷
3~12月 つつきはっけん研究会(資料、現地調査)
■その他
3.23(水) 講演 ファミリーヒストリー
5. 7(土) ウォーク 市民グループ
12.2(金) 講演 京都SKYシニア講座
生活情報誌『ぐってぃ』7月号 インタビュー掲載
戦国・城めぐり 関ケ原、岡崎城、桶狭間、丸亀城、津山城、小川城
平成28年度『つつきはっけん』最終講座のポスターを作成しました。開催日は、平成29年2月16日。今年を振り返りイベントダイジェストによる総括と来年の新企画のご案内です。マンネリから抜け出したく試みましたが、結果的には少しかわったかな程度です。
電通社員の過労自殺を受けて、厚生労働省から長時間労働対策の発表があった。違法長時間労働の企業名の公表、自己申告残業の実態調査、自己啓発は労働時間、本社の指導 等々、が挙げられている。しかし、そのほとんどが後追い対処策であり、本質的な根本解決には程遠い。残業の必要性を明らかにすることがまず第一歩である。仕事の質量と能力の見極め、組織における仕事の分配、取組み中における実態把握と次なる対応処理と、検討する内容は、時代が変わってもあまり変わらないと思う。実際は、それらについて、未検討やいい加減な検討で終わっているのではないか。もっと良識的に言うならば、組織方針、推進体制・計画、達成目標、個人育成・・・なる繋がりが年度開始において、明確であることである。上司と部下は膝を突き合わせ十分意思疎通を高めた話し合いのもとに業務推進を図ることが大切である。日ごろの上司部下の面と向かったコミュニケーションを忘れてはならない。
昨年から始まった三省堂の今年の新語大賞は、「ほぼほぼ」に決まった。
このイベントは、一過性でなく、今後の辞書に載ってもおかしくないものから選択する趣旨なので関心がある。
●「ほぼほぼ」は、企業時代の20年前頃、なぜか会議の場で伝染病のように使われた。ほぼで良いではないかと思い、調べにかかったら、部門のトップが頻繁に使っていた。
●実は1949年の「国会会議録」には「ほぼほぼ」が現れており、90年頃から使用が増えたそうである。●2014年刊行の『三省堂国語辞典』では、「ほぼ」の項目に俗に、重ねて使うと遠慮がちに書き添えられ、その後「ほぼほぼ」は独立項目になり、普通に使われ始めた。
●京都言葉では、短い形容詞を二度重ねることがよくある。最初は、あまりにもその言葉が多いので耳障りになったが、確かにその状態がよくわかるので、今ではそうでもなくなった。
●今年4月、テレビで「ほぼほぼ」というバラエティー番組が始まり、8月には『「ほぼほぼ」「いまいま」?!』と題する日本語関係の本が出版された。これらのタイトルに「ほぼほぼ」が選ばれたのは、人々の注意を引くようになったことばだと、判断されたからだと思う。
※今後とも、一過性に終わる流行語よりも辞書に載る新語こそ注目し続けたいものである。
このイベントは、一過性でなく、今後の辞書に載ってもおかしくないものから選択する趣旨なので関心がある。
●「ほぼほぼ」は、企業時代の20年前頃、なぜか会議の場で伝染病のように使われた。ほぼで良いではないかと思い、調べにかかったら、部門のトップが頻繁に使っていた。
●実は1949年の「国会会議録」には「ほぼほぼ」が現れており、90年頃から使用が増えたそうである。●2014年刊行の『三省堂国語辞典』では、「ほぼ」の項目に俗に、重ねて使うと遠慮がちに書き添えられ、その後「ほぼほぼ」は独立項目になり、普通に使われ始めた。
●京都言葉では、短い形容詞を二度重ねることがよくある。最初は、あまりにもその言葉が多いので耳障りになったが、確かにその状態がよくわかるので、今ではそうでもなくなった。
●今年4月、テレビで「ほぼほぼ」というバラエティー番組が始まり、8月には『「ほぼほぼ」「いまいま」?!』と題する日本語関係の本が出版された。これらのタイトルに「ほぼほぼ」が選ばれたのは、人々の注意を引くようになったことばだと、判断されたからだと思う。
※今後とも、一過性に終わる流行語よりも辞書に載る新語こそ注目し続けたいものである。
「もうこりた」と、いつも目指していることですが、なかなか実践できていないなとつぶやきながら、今年も暮れていきます。今一度、今年を振り返ってみたいと思っています。
漢字にすると「忘己利他」、己を忘れ他を利するこれ慈悲の心なり。伝教大師さまの言葉です。
22日、新潟糸魚川で150棟延焼という大火災が発生。密集した建物と狭い道路地帯に、フェーン現象の強風で消防車の消化がままならぬ事態が、さらに飛び火発生で、信じがたい大災害となった。今朝のTVで現場を映し出すと、正視できないほどの壊滅状態であった。火災となるとトラウマのようになっていることを思い出す。今から、65年前に起こった大火災が、当時住んでいた松阪で発生。密集家屋に狭い道路事情の市内中心地700戸を焼失。実家の前まで焼けた。酒類販売業をしていたので酒を戸外に運び出したが、殆どなくなってしまった。家族は二か所に避難し、私が3才の時だが乳母車に乗せてもらい祖母と兄姉で祖父の実家に避難。祖父の実家に着き、松阪市内方面を見ると鮮やかな橙色の火が燃え盛る様子が、今でも瞼に浮かぶ。その後の生活は全く覚えていないが、火災の恐ろしさが脳裏に焼き付いている。二つの大火災には強風、密集建物、狭い道路の共通点がある。また原因は、糸魚川火災は鍋の空焚き、松阪の場合はタバコの火の始末、と聞く。ほんの少しの不注意が多くの不幸を誘う。環境に合わせた災害対策に加えて、日々お互いに注意しなければならないことだ。
飯塚市の市長・副市長が勤務中に賭け麻雀を繰り返していたということが全国ニュースで明らかになった。市民からの訴えにより議会で謝罪し、これで終わりと片付ける姿勢は許せないものである。記者会見でも、ふんぞり返り、麻雀をするのに、賭けるのが普通、その方が面白いではないかと、記者に逆質問。もうこんな非常識な首長は即刻やめてもらいたい。周辺の秘書・職員は当然知っているし、議会議員も承知のこと。権力や権威に立ち向かうと自らが立場が危うくなるために誰もこの異常な行動を咎めず、見て見ぬふりをする。結局は、市民の申告で判明したのだが、都議会、政務活動費用の誤魔化し使用、海外お遊び視察 等々、相変わらず、腐敗した政治を行う資格のない首長・議員の出現がとどまらない。行政において、事務処理や経理会計な適正監査だけではなく、人質・人格的な倫理道徳・品行方正・常識・マナーなどの監査にも力を注ぐ提案をしたい。そういえば、都議会においては、優先度高い問題検討によって、舛添問題の追及ができてないが、決して忘れてはならない。
昨夜のNHKファミリーヒストリー「北野武」は、なかなか良かった。
・番組制作にあたっては、その先祖を知る親族・知人を訪ね聞き出すことが大半であるが、今回は予想に反してそれもなく、祖母の義太夫が手掛かりとなり、東大に保管されていた資料から辿っていく。制作関係者は相当苦労があったとうかがえる。
・貧乏でも教育を受けることに熱心だった母親が兄弟を大学まで上げ、兄たちは、大学教授や教師になるが、たけしは芸人になると言って中退。勘当され、売れず食べられずで苦労をする。
・そのうちに売れ出すが、恥ずかしい芸で親族も避けていたが、世間から評価される時期がやって来る。
・貧困な時期にもあらゆる分野の本を読んでいたということで、現在の幅広いジャンルに長けた能力を発揮することにつながる。
・最後まで、たけしのことを思い続け亡くなった母が持っていたものは、「好感度NO1タレント」の新聞記事。今回、住んでいた家から見つけてきたことを告げると、言葉にはならず、涙を浮かべる北野武が映し出された。感動・感涙の場面であった。
・番組制作にあたっては、その先祖を知る親族・知人を訪ね聞き出すことが大半であるが、今回は予想に反してそれもなく、祖母の義太夫が手掛かりとなり、東大に保管されていた資料から辿っていく。制作関係者は相当苦労があったとうかがえる。
・貧乏でも教育を受けることに熱心だった母親が兄弟を大学まで上げ、兄たちは、大学教授や教師になるが、たけしは芸人になると言って中退。勘当され、売れず食べられずで苦労をする。
・そのうちに売れ出すが、恥ずかしい芸で親族も避けていたが、世間から評価される時期がやって来る。
・貧困な時期にもあらゆる分野の本を読んでいたということで、現在の幅広いジャンルに長けた能力を発揮することにつながる。
・最後まで、たけしのことを思い続け亡くなった母が持っていたものは、「好感度NO1タレント」の新聞記事。今回、住んでいた家から見つけてきたことを告げると、言葉にはならず、涙を浮かべる北野武が映し出された。感動・感涙の場面であった。