マイナ免許証の運用が開始されたが、予想通りいくつかの問題が発生。新システム運用開始時には、ある意味致し方ない?が、他システム連携のテスト不足には、国民の信頼度をまたもや落としていると言わざるを得ない。1月末に当ブログ述べているように、私は、従来通り運転免許証は別に持ちます。マイナンバーカードに機能を集約すればするほど、紛失した場合の危険度が多いからです。その他にもデメリットは多い。紛失時の再発行手続きが複雑で、最大1か月運転できない可能性がある。オンライン講習会が可能とのことであるが、高齢者は現地講習会しか認められない。レンタカー・カーシェアサービス利用は、現在は不可。マイナ免許証を取得後、マイナカードの有効期限が切れたら再度手続きをしなければならない。そのマイナカードが新規に発行されるのが来年とのこと。マイナ免許証は、マイナカードに運転免許機能を持つもの、今まで通り、併用の三択。本当に、国のデジタル化推進は、国民にとってすっきりしないものである。霞が関の中で考えられた議員官僚向けのシステム構築である。
eTax(国税電子確定申告)の下記のタイトルメールは、フィッシング詐欺ですので、無視してください。
税務署からのお知らせ【宛名の登録確認及び秘密の質問等の登録に関するお知らせ】
まあ、こんなにも、次から次へとタイムリーに悪事を働こうとする連中がいるのに、唖然とする。SNSを通じて、折角貯めたお金を取られた記事が連日報道されている。取り締まりを強化している?のだが、いたちごっこ。騙しあいは、国家間のフェイク情報でも日常茶飯事であり、戦争惨事を深めている。個人も組織団体も、自己防衛力強化のために、倫理高き正しいICTリテラシーを保有しなければならない。最近、見知らぬ人物の怪しいメッセージや不適切なコメントがあり無視している。
朝玄関先に出ると、Amazon Primeの箱が置いてある。好まない置き配である。しかも、注文した記憶がない。届け先を見ると、明らかに誤配。住所と氏名が全く異なる。早速、Amazonカスタマサービスに連絡、本人確認と配送番号の確認がされたのち、私自身が破棄して下さいとのこと。「えっ!」と声を出してしまった。もし、私の届け物が誰かにわたり、勝手に破棄、あるいは荷物の中身を見られたら大問題と思い、その旨をクレームとして伝え改善を要望した。とりあえず、AmazonゆうパックWeb集荷システムで返送することに。昼から郵便集荷担当者に手渡すと、最近すごく増えていて、困っているとのこと。相変わらず、問題ある置き配や配送システムだなとまた実感。Amazonの売上げアップ主義は、商品や注文から配送支払いまでお客様に満足されなければ、企業として成り立っていかないと思う。
確定申告における還付処理の結果通知があった。いくつかの問題があるが、最も気になるのが定額減税の処理対応である。昨年未対応分の処理を確定申告できっちりと清算すると発信しながら、非常に雑な間違った処理になっている。知人の情報を聞けば、昨年とダブって減税されたり、千円単位の切り上げなど、大判振る舞いとなっているケースがうかがえる。いくつかの要因は考えられるが、国税庁・総務省の情報をもとに地方自治体が多大な手間がかかったり、そのフォローを今年度中にきっちりと行うとの声もあり、「なに~~」、と失望してしまう。eTaxに関する問い合わせにもしどろもどろであることが多く、eTax推進を呼びかける国として信頼が置けない。eTaxの改善要望にも、3年たってようやく対応してくれた。いずれにしても、各人、定額減税、そして、ふるさと納税などにおいても十分精査しなければならない。もう1点、マイナポータルをベースにした各種システムは、シングルサインオンになっておらず、何度も、マイナンバーカードを読まさなければならず、システムレベルの低さを表している。
認を行生協宅配を利用している。先日、クレジット支払いができるという、お知らせメールが届いた。以前から、生協にお願いしていたので、やっとかと思いながら、早速、Web登録を行う。しかし、クレジット情報を正しく入力しているのにも関わらず、登録ボタン操作後、確認画面が出て、そこで正しいので登録ボタンを押すと、赤字で「お客様情報を確認ください」と表示される。間違っているのかと思い、前々画面に戻り、再入力後二度登録ボタンを押すと、やはり赤字メッセージとなる。すぐに、お客様センターに電話して確認すると、赤字表示があっても、その画面で登録ボタンを押してくださいとのことで指示に従うと、登録が完了した。こりゃ~おかしいと思い、電話口の担当者に、改善しないとお客様は必ず誤ってしまうよと伝えた。他のお客様からも同じ改善要望が出ていると、開き直った言葉が出てきた。システムに改善要望を出しますとのことであるが、他にも幾つかの課題がありシステムとして、首をかしげたくなる。ここにも我が国のICT力・リテラシーの次元の低さを痛感している。年末年始にかけて定額減税、確定申告関連、等々全てPC・スマホインターネット申請、確認を行っているが、ここらにも問題は少なくはない。
マイクロソフト使用のセキュリティソフトのトラブルにより、世界中のシステムで大規模障害を起こし、運輸航空、金融、病院、政府機関などで大混乱となった。その原因はわかり、徐々に対応されつつあるが、人が作り運用するICTシステムでは、起こり得る問題であり、世の中デジタル化、AI化によって、問題なしでないことをよ~~く理解し、そのリスク・対応力を日頃から身に付けていかねばならない。クラウド、Web運用サイトなどは、作る側が意図的に悪事を働けば、とんでもなく大きな影響を及ぼすのである。スマホやマイナンバーカードに情報を集約統合を進める危険度高い運用で、我が国は、そのリスクマネジメントができているのかを問いたいものだ。
市民税・府民税納税通知書が届き、定額減税(住民税減税)について確認。減税額は、表示されているが、減税月はわかりにくい。情報処理の技術者としてのレベルの低さをまたもや痛感。表示としては、■減税月、減税前と減税後の税額の明示が必要。総務省HPは、10月からと発信、地方自治体は、6月で対応されている。この国のICT技術のひどさが本当に情けない。
確定申告は還付金も振り込まれすべてが終了。eTax、マイナンバーカード方式で証明書類は、ほぼ電子データを利用した。終わってみれば、なんとことはないが、マイナーポータル、eTaxシステムや企業や団体の連携システムの在り方をさらに強化してほしいものだ。基本は、シングルサインオンの実施である。兎に角、マイナンバーカードをあちらこちらで、複数回読ませなければならない。以前から、デジタル庁には要望しているが、何の返答もない。加えて、お知らせ事項が非常に多く発生し、その都度メール通知をもらい、確認しているが、年々増えてきているのは、うんざりする。多大なサブシステムの連携ということでその苦労苦心はわかるが、これこそ、構築開発時の方針や実行面の誤り不十分さ不確かさがその原因である。本日の衆議院予算委員会における岸田政権の問題の核心には答えずで逃げる姿と同じである。
スーパーコンピュータ「富岳」シンポジウム『AI for Science ~変える、変わる 科学技術イノベーション~』 について、オンラインで参加した。久しぶりに、理化学研のハード、AIソフト、富士通、大学の関係者の話やパネルディスカッションを聴いたが、もうついていけない。特に、一年前に公開されたChat GPTの出現後、その種のソフトを複数うまく組み合わせ、自分たちの研究にいとも簡単に取り込む研究者が出現、パネラー自身もついていけず、この分野でもわかる、わからないの分断が起こっているそうだ。この特殊な研究者に研究を待ったをかけることがデジタル社会やICTの発展を遅らせることにはなるのではと危惧されていた。
確定申告を例年のごとく、eTax送信で完了した。一年に一回で忘れていることもあり、また新たに追加された電子データの取り込みにも注意しながらで、結構時間がかかる。健康保険も企業組合から国に変わり、年度の取り扱い範囲の相違に戸惑いながら、国に合わせて入力した。これも、1月末には、書類が届くらしいが、それまで待てないので、2023年12月までと解釈し、直接入力。この件で、還付金が少なくなってしまったが、来年取り戻せばと思い送信。総務省は、eTaxで電子データ送信を強く推奨するも、民間も含めてすべてが電子データシステム的になっていない。このあたりが、実際の現場を知らないお役人仕事らしいと感じてしまう。送信後のアンケートに答えても、何の反応もない。