京田辺市制20周年事業として取り組んできた市史編さんの『資料編 地理・民俗』(2024年3月発刊)を借りてきたので、早速読みだした。370頁もあり、図鑑のような重い出版物だ。内容的には、なかなか興味深いもので一気には読めないが、ところどころ写真・一覧表や図、地図と照らし合わせて読みだすと結構時間がかかる。それでも、まずは、今住んでいる多々羅地区に関する資料内容には、なじみがあるが、あらためて知ることもあり、暖かい日を見つけて訪ねてみようと思っている。また、いくつかの間違いを見つけたので、市史編さん委員会に連絡しよう。
年末恒例の氏神様にお参りをした。隠れた名所旧跡でもある新宮社。京田辺市民で知る人がどれだけいるだろうか?6世紀、第29代の欽明天皇時代に、渡来した朝鮮豪族が建てた小さな祠である。後に、その地域村人に譲ったとある。以来わが多々羅区では、朱智神社の境外末社として、大切に守り続けている。大陸から渡ってきた彼らは、それだけでなく、製鉄技術や蚕飼育など、多くの暮らし文化の糧をもたらした。このことは、地域活性化講座「つつきはっけん」の中で、何度も紹介をしたが、その存在価値の継承には、不満足である。何はともあれ、本年も平和に無事に過ごすことができ、感謝の至りである。
京田辺クラフトウェーブ総合展に行ってきました。「暮らしを彩る生活アートをコンセプト」に、市在住のクラフト作家が、木工、木彫刻、ガラス工芸、トールペインティング、木目込人形、日本刺繡、ローズウインドウ(紙でできたステンドグラス)、・・・を作り上げたアートを見て回り、またまた唸りました。作家さんと見に来られた人々で知り合いが多く、久しぶりの再会と近況報告で盛り上がりました。まさに、展示会がより良きコミュニケーションの場となり、大変楽しい時を過ごしました。帰り間際には、市会議長とばったり出会い、議会や行政における広報発信の改革を10年前に訴えたことがようやく実現しつつあるなというと、よく覚えていたようだ。加えて、市民と行政、議会が常に緊張感ある関係であることを要望しました。
図書館から、リクエスト本が準備できたので、早速取りに行った。暑いせいか、最近の中央図書館の人は少なく、やはりここでも、高齢者が多い。それにしても、新刊や新書物を準備し来館を待っているには、寂しい気がする。以前、図書館の2階で、郷土史研究会を開催し、その成果を発表しあったのが懐かしい。
久しぶりに、かつての裏山に当たる同志社大多々羅キャンパス方面に上ると、われらのグランドであった敷地が住宅地に大変身、周囲にきれいな道路もあり、立派な建物が並んでいる。すでに入居されている人もいて、見違える地域になっている。40年前に地域の人たちと草が生い茂るグランドで運動会や球技大会を開催し、家族みんなで地域を盛り上げたことが懐かしい。
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明日から五月。令和6年もあっという間もなく、時が過ぎ去ってゆく。五月からは、税金の支払いが続々と発生する。まずは、固定資産納税の通知書が届いた。いつもは、昨年と比べて増減を確認するけれど、どういう仕組みで計算されこの金額になっているかを、説明書を読みながら、理解していく。基本となる、課税標準額、負担水準、区分表、評価額、公示価格、等々、次から次へと調べていく必要があり、情報収集と理解に時間がかかった。今まで、ほとんど十分確認していなかったことだが、なかなか税金の算出は面倒なことだ。それでも、過ちは必ず発生するものだという意識を強く持ち、正誤の確認はしなければならない。
地元の山城タケノコが近くの直売場で売られており、旬のものとして、小さなものを買って、刺身、たいたん、お吸い物として、春を感じながら、いただいた。旬のものは、その季節や時節の暮らし、生産者の収穫までの苦労やエピソードを思いだしながら心を鎮めて食すると、今年も何とか生きているんだという気持ちになってささやかな幸せが近寄ってくるようだ。それにしても、早朝に掘ったタケノコをリヤカーに乗せて、お百姓さんが玄関先においていただいた、あの頃のことは夢幻だったのだなあ・・・。
日曜日の朝8時ごろに、新田辺駅前の「ハセイチ珈琲」が出火、一階を全焼。営業時間中で、お客さんも10人超いたという。現場を見てきたら、黒焦げになった店内が無残な様相。市民の大半が利用する、人気のお店だけにびっくり仰天。
今年最後の氏神様参りをしました。京田辺市の多々羅にある新宮社です。6、7世紀の欽明天皇時代に渡来人が建て祀り、多々羅住民が譲り受けた由緒ある神社です。この近辺は数々の歴史が刻み込まれ、日本人に多くの技術と文化思想をもたらしました。一年無事過ごせたお礼と感謝、そして、いにしえの渡来人に感謝の心をもって、拝礼いたしました。
久しぶりに、中央図書館に行き、新刊を中心に読む本を見渡し、探してみた。いつも思うのだが、どういう基準で、本の購入・調達を決めるのかということがよくわからないので、また、そのことが頭に浮かんだ。市民のリクエストは勿論であるが、その他のプロセスがよくわからない。新たに、春に発刊された市史に目を通してみようと思い、借りてきた。市史編纂事業が数年前に始まるときに、市史編纂関係者に要望を出したものであり、内容を読んでみたいと思っている。