プロ野球巨人ー阪神戦のTV中継で世界初の『自由視点映像』が採用され、とても興味深い。「ポリュメトリックビデオ」と言い、87台の専用カメラで撮影した画像をたった3秒で3D空間に再構成してしまう。内野のあらゆる視点からプレイ内容を見ることができるので、一球ごとの選手、コーチ、ベンチワークまでよくわかる。各チームの戦略戦術や分析にも利用できる。個人競技では体操やフィギュアスケート、チームプレーのバレーボール・バスケット・アイスホッケーなどで同じような映像を見たことはあるが、プロ野球のような広範囲な空間を見ることができるのは、なかなか面白い。画像がCG的で野球ゲームをしているようでもある。現実の世界に時間・空間を編集し、新たな付加価値を生み出してきたもので、今後ますますその進化が期待される。例えば、競技場や舞台ホールにおいて、自席以外の場所からプレーや演奏演技を楽しむことができる。



