阪神の新監督に藤川球児が決まり記者会見があった。知見に富み饒舌な語りは、球界NO1と言われている。確かに、的確でスマートな解説がよく当たり、聞いていても小気味よさを痛感している。会見でも、かなり思い切った新たなプロ野球を志向させるような発言があり、期待とともに言い過ぎではと思うことが往々に見られた。緊張感がないベテランはいらないには、心が痛む選手として、西、梅野、岩貞、・・・などは、奮起してほしい。確かに当たっている。
本日で、2024年阪神タイガースの戦いは終了。最後のCSシリーズは、ボロボロの大敗であった。戦う前から、監督退任発表、体調悪化。戦う闘志が果て、超満員のファンに対しては、プロ意識が選手にも欠如。岡田監督・選手時代の哀れな退任引退が瞼によみがえった。選手のキャリアハイを信じて、補強もせずに、2024年を戦うには、あまりにも素人的な油断が球団首脳陣・選手にあった。昨年より、期待を持たせたレベルアップは、才木、桐敷、石井、森下ぐらいであった。サトテルの連続する失態とスポーツマンの恥となるやる気のなさ、近本・中野の大振りと自信喪失、盗塁ミスが重なりチャレンジせず、サインを盗まれ、相変わらず失策が多発、・・・それでも、優勝争いに加わったのはもしかしたら、常勝チームになるのではないかと期待したが、年棒の大幅アップ、昨年オフのTV局のご祝儀番組の出演の多発などで、85年日本一後の最下位争いチームへ脱落とまったく同じようになってしまった。これが、阪神という関西の人気チームの実態である。それでも、入場者数は、300万人を超し、NO1。江夏時代に実際あった負けても儲ければそれでよいのか???。
2024年、阪神のシーズンの戦いが終了、2位であった。CS、日本シリーズは、プロ野球興行用ゲームであるから、別物である。まあ予想通り、今年も岡田監督の勘と結果論を関西弁でまくしたて、コーチや選手を奮い立たせたが、これって、パワハラ?と思いたくなる。そして、契約通り退団するという。早速、藤川球児SAの名前があがっている。若いのに、野球技術論に精神・心理面、すなわち、投球術・打者術、投手・打者の心の奥を非常によく見抜き、解説でもよく当たる。話術が誠に的を得て、人間論や人生論をも語りだしたら、止まらない。はっきり言って、岡田彰布とは、全く正反対である。現在の主力から若手まで、丁寧に指導している。それでどうだと問うと、結果は、わからないというのが本当のところ。新しい監督・コーチに導かれて、チーム力の向上や良い結果が残せる選手がどれだけいるのか皆目わからない。最も気になる、サトテルの野球術・心の持ち方・やる気改造が大きな課題の一つであることには間違いがない。
今日は、雨のため中止。良かった。最も大事な時期に差し掛かり、DeNAに2連敗。優勝どころかAクラスにも火が付きだした。相変わらず、自分勝手な言動行動で選手やコーチ・記者さんにも総すかんのように思える、岡田監督。選手のエラー続出・やる気なしも多いが、ベンチのミスも多い。明らかに走者を変えておけば、昨日は負けなかった。
甲子園球場百年。1924年、大運動会場として使用開始され、野球を初め、多方面で活用されてきた。当方としては、プロ野球、高校野球、アメリカンフットボール会場ぐらいしか知らない。印象に残っているのは、バックスリーンとその裏側を見せてもらったことがあり、スコアボードの大きさにびっくり。そして、数々のプロ野球の試合観戦である。常勝巨人に立ち向かい、いつも負け続けてきたタイガース、ここ数年は勝ち越してはいるが、今年はどうなることか?
オリンピックが始まり、甲子園タイガースの野球中継は見られなかったが、金土日の中日三連戦は、打線がつながり、三連勝。調子者森下君が、打ち、近中が本来の姿を、佐藤、大山がそれに突き出した。しかし、首位巨人はとは3.5G差。30日からの阪神巨人戦で決まるかも、しれない。
人気チームの宿命か、負けこむと、メディアがここぞというばかりに叩き込む。岡田監督の専制君主のパワハラ暴言に、しびれをきたしたようにプロ野球関係者やファンがそれを発信しだした。自分勝手な勘采配で、日本一を勝ち取ったために、誤った戦法に、誰も忠告できずになってしまっている岡田監督は、みんなで戦うチームワーク野球の基本を思い起こしてほしいものだ。まあ無理だな。昨年から盗まれている自ら出すサインも、修正せずに、今年も何度かTV中継を見ながら、それを言い当てた。特に、巨人戦では、ヒットエンドラン戦法を2度も見破られた。キャッチャーが明らかに左に寄りボールを投げさせ、二塁ベースの3メートル近くで難なくアウトになるといった、素人野球をやってしまった。結果論を頼りに、自らを反省しない、このチームには、秋の祝杯はないだろう。
予想通り、阪神タイガースが下降線をたどり始めた。選手、コーチ、を責め続け、メディアにも当たり散らす、岡田監督の人格的な下品さにあきれてしまう。以前のタイガース、ブレーブスでも同じことを繰り返しても反省がない岡田よ、自らに厳しくなりなさい。そもそもは、昨年優勝で、選手の伸びしろを期待して、補強をしなかったことが最大の間違い。打てない、守れない野手、指導できないコーチ、勘だけで采配する岡田は、パワハラ権力野球では勝てないことをよ~~く知り、改革すべきである。
こうも当方の予想通りの結果になるのは、本当に不思議だ。阪神タイガースの今年の戦い方だ。昨年も含めて、伝統的な打撃力の極端な不振さと伝染病する精神的な弱さは、交流戦になるとその結果があらわに現れる。一人が失敗すると、その連鎖反応で、好打者でもまともに打てず、好投手でも、ボールの連続で、最後は、ど真ん中に投げ、サヨナラ負けの連続。結果論を口悪く大阪弁でまくしたてるだけ。選手に適切な指導コーチングが全くできない。かつて大失敗した岡田監督のままである。周りの首脳陣も何も言えない。専制権力者体制では、この苦境から脱出はできない。試合数は、まだ4割程度。混とんする戦いを終盤戦勝負と認識し、打撃向上や精神的な実力を身に付ける努力をしてほしいものだ。
佐藤選手がまたもや大失態。14日の阪神―中日戦、8回表まで、タイガース2‐1で勝っていた。8回裏、中日は、無死2塁で捕手前のバンド。三塁に送り、タッチアウトかと思ったら、佐藤君がポロリ。それから逆転につながった。素人佐藤のボーンヘッド。チーム内の野手がエラーすれば、続いてエラーしてしまう、佐藤。兎に角、野球感が悪く、インタビュー応答もやる気なしの選手。厳しくお灸を据えるべきだ。