混乱を増幅させてるメディア

現政権が誕生した時、予算編成の年末年始にかけて行き詰まるだろうと予測していたから、今日の政府の混乱は当然の帰結だと考えている。

 ただ今日の日本全体を覆う混乱はそれとは違い、メディアが全体として、前政府に変わって、新政府や与党攻撃の前線を担い情報を撒き散らしている事ではないか?
 現政権は前政権とのバラマキ合戦で勝っただけだったのではないか?《少なくても自分はそう確信している》
 その合戦にニューアンスの違いこそあれメディアが荷担した。
 《政治より政局》と批判もしていた。
 今は、メディアが前政権等に出来ないところを変わって政治を放り出し政局にしようとしてはいないか。
 偽装献金、不正処理、30日ルール、普天間、新予算、でるもの全てを政局がらみに仕立てようとするが、(政権の如何を問わず)日本の抱えている問題から目を逸らせていないか?どれも喧嘩腰の雑言罵倒ばかりで問題の本質に迫ろうとしない。どの問題も前政権から抱えてきた問題ではなかったか?
 ヨーロッパでは国の高まる財政赤字の議論で《我々は日本人になる》をフレーズに使われることがあると言う。
 アメリカの議会で借金をして財政投資しても景気の良くならないのを指して《日本病》と例えられるとも伝えられた。 
   
 国際協調を掲げる日本の政治の問題はこの言葉につきており、この現実を
どうするかにかかっている。
しかし国内では 世論を深め形成する役割をも担うマスメデアが大局から目をそらし、政局に仕立てるべく企図し、世論を恣意的に形成してはフィードバックしてみせる。本質に迫るべき自らの責任を放棄して、騒ぎたてるだけ。
 子供達へのツケの問題が最優先ではないのか?
 日本やアメリカアジアや世界の平和と安全を保障すると言うなら、鳥インフルエンザと普天間基地とどちらを優先させるべきか?ワクチンとミサイルのどちらかと言われたらどうする?
 《致死率60パーセントと言われてる豚インフルエンザでは戦争などやってられないだろう。》
     大事な事が皆吹っ飛んでいる。
  離れて全体を見たらいい。
(尤も、自分のように片足突っ込んでいる人間は離れて見やすいのかもしれない。)

 
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身辺整理

暮れの大掃除のついでに私物の整理をした。
 既に何年も手がけてきたので元々多くは無かったが、写真や手紙など決断し難いものを段ボール箱3個分ぐらいに残した。想いの他と言うか案の定と言うか、結構大変な仕事だった。
 「飛ぶ鳥後を濁さず」でもないが少し旅立ちやすく身軽になった感じはする。
 家の中の私物はこれでも済むが、社会に残したツケは整理する訳にもいかない。
 出口の一つも探さなきゃ。
 
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