綾部小学校の卒業式。PTA会長として参列し、祝辞を述べた。
6年前、ちょうど二度目の府議選の最中で、入学式に出席することができなかったが、そのとき入学した長男の小源太が今日、卒業した。


祝辞
由良川の水もゆるみ、綾部の町にもようやく春の訪れが感じられるようになった今日の佳き日に、綾部小学校6年生の皆さんが、めでたくご卒業されますこと、心からお祝いを申し上げます。皆さん、おめでとうございます。来月からは中学生として、新しい生活が始まります。さらに充実したものとなるよう頑張ってください。
まず最初に、子ども達を導き、育てていただいた教職員の皆様、また温かく見守っていただいた地域の皆様に心からの感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。与えていただいたご指導、愛情を糧として、「ふるさと綾部」にご恩返しができる人材に成長していってほしいと親としても願っております。今後もさらなるご指導をいただきますようよろしくお願い申し上げます。
また、保護者の皆様にはPTA活動に多大なご協力をいただき、心から感謝申し上げます。PTA活動は1年、1年のものですが、そこで生まれたつながりや絆は一生のものとして、今後も子ども達のために連携していきたいと思っております。どうかよろしくお願い申し上げます。
さて卒業生の皆さん、中学生になる来年度は13歳ですね。私は3歳、13歳、23歳、30歳というように、「3」の付く年は人生の大きな転機となる、意味のある節目の年だと考えています。
3歳で赤ちゃんから子どもになり、自我が芽生えます。
そして13歳で体が子どもから青年に変わっていきます。
次に「3」が付く年である23歳までの10年間、さらなる体の成長はもちろんのこと、それ以上に「心」や「精神」が成長します。23歳で名実ともに社会人として独り立ちするために、心を大きく強くするのがこれからの10年です。
この先、様々なことで悩み、心が揺れ動くことが多々あるでしょう。なぜ悩むのか、それは皆さんには選択肢が多いからです。夢や希望がたくさんあり、広い未来が広がっているからです。
心がキューッとなる時は心が大きくなろうとしている、まさにその時です。心が揺れ動くたびに、心は成長していきます。そんなことがたくさんあり、そんなことばかりなのが、皆さんのこれからの10年です。
しかし、怖がることも、嫌がることも、避ける必要もない。皆さんのお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんもみんな同じように成長して今があります。そのまま受け止め、大いに悩み、心をどんどん成長させてください。
でも、悩んでばかりでは苦しいと思う人に、乗り越えるためのひとつの知恵を教えます。それは自分が好きなことに打ち込むこと、悩んだら徹底的に好きなことをやることです。スポーツでも、読書でも、習い事でも、料理でもいいし、勉強が好きな人は勉強でもいい。ひとつのことに集中する力を身につければ、多くの選択肢からひとつを選ぶその瞬間に、自分の進むべき道を選び抜くことができます。
好きなことを一生懸命に、頑張ってください!
卒業生の皆さんの未来に、幸多かれとお祈りし、祝辞といたします。
平成29年3月23日
綾部小学校PTA会長 四方源太郎

府議に当選してからの6年間が、まさに小源太の小学校生活だった。その4年前に落選した時は小源太が2歳。涼子と温二郎はまだ生まれていなかったので、落選を知っているのは小源太だけで、家にいなくても、いろんなところに遊びに連れて行けなくても特に文句も言わずに、しっかりと成長してくれて嬉しい。ただ、ブログに自分のことを書かれるのを異常に最近嫌がるようになった。
担任の石田航先生にもお世話になり、学校に楽しく通うことができて良かったと思っている。最後、先生も涙ぐんでお別れの言葉を述べてくださっていた。「二十歳になったら、一緒にお酒を飲みながら話をしたいね」とおっしゃっていた。

午後は、綾部市子ども・子育て支援会議に出席。綾部市PTA連絡協議会からの出向で、この1年、今日1回の会議で最初で最後なので、いろいろ意見を言わせていただいた。国に言われたから作る計画ではなく、市民の実感を反映させられる計画にしてほしいと要望した。
夕方は小林暢彦中丹東土木事務所長が来られて、現況の報告等を聞いた。
夜は正暦寺青壮年部の設立に向けての会議に出席した。外国人もおられて、慣れない英単語を駆使しているとすぐに眠たくなってしまった。
