四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

11月定例会の開会

2020年11月30日 | 京都府議会

 30日㈪府議会11月定例会開会本来、12月に入ってから12月議会として行われるが、今回は公務員給与に関する議案があり、11月中に議決する必要があるため、こういう形になった。

 12月21日までの会期補正予算等の審議が行われる。

 本会議終了後全員協議会、その他、勉強会等の打ち合わせ。

 

 121日㈫早くも師走。午前中に京都から来客おじいさんが施設に入られて空家になった物件や田畑を引き継ごうと考えている若い夫婦相談にお越しになった。話を聴いて、綾部市の担当課長や業者の方を紹介した。

 最近、綾部を案内する機会が連続してあり、綾部に関心を持っていただく方が増えているように感じる。

 案内の際に、綾部の魅力は、この「土地が持つ力にある」と説明している。強い力があるので、それを自らの力にできるか、その力に圧倒されてしまうか、その中間で収まるか、いろいろだ。


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ミュージックフェスタ

2020年11月28日 | 哀悼

 28日㈯午後朝倉文芳さん葬儀参列した。

 朝倉さんは高橋輝市議と少年野球等での縁があり、最初の選挙から高橋市議を応援され、引き続いて、私の選挙も応援していただいた。

 特に落選してから当選するまでの間、なかなか同じ自治会の中で協力していただける方がない中、一人で自治会全域を「げんたろう新聞」を配って、歩いていただいた。

 毎年末高橋市議と挨拶に行っては、缶コーヒーを飲ませてもらって、作業小屋で1時間くらい政治のことなどを話すのが常だった。「ゲンちゃん、これはアカンやろ」と政治や自民党への批判もたくさんいただいたが、「新聞は配らせてもらう」と毎年、優しくおっしゃっていただいていた。

 数年前に病気で倒れられ、ここ数年は寝たきりでかわいそうだったが、何回か家に帰っておられて出会えた時には、奥様や子どもさん方の献身的な介護を受け、ご本人は幸せそうだった。

 ここ数年、話ができなかったのは残念だが、話ができたら今の政治について、いろいろ意見をしてくださったことと思う。

 本当にありがとうございました。ご冥福をお祈り申し上げます。

 

 事務所に戻り、並松商工会忘年会のお知らせを作って、配って回った。

 夜は渡辺弘造市議お招きで、中上林公民館での「ミュージックフェスタ」(中上林地域振興協議会主催)へ。

 山崎市長二胡奏者陳曼麗さんアマチュアバンドの方々演奏を披露され、コロナで何もかも中止になる中、元気が出る時間が過ごせた。

 

 29日㈰午前中から、移住先を探しておられる京都の知人案内して綾部を回った。良いご縁になると、綾部にとっても大きなプラスとなる方だと思っている。

 西部、東部様々なパターンの物件を見ていただいた。知り合いになって綾部を意識されたのは、まだ数週間前のことで、すぐには決められないと思う。ゆっくりと考えていただければと思っている。

 少し遅めの昼食ふれあい牧場焼き肉犬同伴でも食事ができるふれあい牧場は貴重な存在だと感じた。天気も良く、賑わっていた。

 その後、安国寺ご案内し、紫水ヶ丘公園から綾部の市街地を見ていただいた。

 安国寺では茅葺屋根の葺き替え出来上がっていた。


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沖縄とのつながり

2020年11月26日 | イベント参加

 26日㈭午後、中丹広域振興局地域づくり振興課綾部市農林課から来られて、多面的機能支払交付金の制度改正について説明を受け、意見交換した。

 理論だけを先走らせても、農地は守れない。農地を守るために、お金も労働も提供して活動しておられる方々の立場を理解してこそ、農地は保全できると強く主張した。

 「高江洲昌平&山田義秀 沖縄島唄・リサイタル」に参加するため、子ども達3人を連れて、ITビルへ。綾部の皆さんにも毎年の恒例行事となっているが、今年も沖縄の風を感じていただくことができた。

 昭和20年3月アメリカ軍は沖縄に侵攻し、約3ヶ月の間、沖縄は日本を守るための戦場と化した。苛烈な戦いによって、沖縄県民の4分の1が死亡したとも言われている。

 コロナの中で自宅待機が増え、アマゾンプライムで映画を観る機会も増えた。「激動の昭和史 沖縄決戦」(東宝、1971年)を観て、いかにこの戦いが苛烈なものだったか改めて実感した。

 沖縄戦根拠地隊大田実司令官「沖縄県民、斯く戦えり。県民に対し、後世特別の御高配を賜らんことを」海軍次官に打電して、1週間後にアメリカ軍に部隊が包囲され自決している。

 いまだに米軍基地の多くは沖縄にあり、地位協定によって、沖縄の皆さんは被害を受けても米軍を法で裁けない苦しみが残っている。

 「平和を願い、祈りのあるまち」目指す綾部市は、沖縄とのつながりも大切にしていくべきだろう。

 

 27日㈮午後、ある企業「府政報告&御用聞きの会」をしていただいた。

 社長にはいろんな機会で府政報告やお話をさせていただいているが、若い従業員の方々とはそういう機会がこれまでになかったので企画していただいた。

 企業の朝礼や昼休みに挨拶に行ったことはあるが、こういった形でお話させていただくのは初めてのことで、良い機会をいただいた。

 何人でも、どのような場所にでも府政報告や御用聞きに伺いますので、ぜひお気軽にお声がけください。

 NEXTの例会久しぶりに出席する。


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京都府での稲作と米粉の可能性

2020年11月25日 | 京都府議会

 25日㈬朝8時過ぎ綾部を出発し、京都へ。

 10時半から、府道広野綾部線改良促進協議会(平野正明会長)役員の皆さん、京丹波町側片山誠治府議と共に、整備促進に向けて京都府建設交通部富山英範部長要望活動を行った。

 広野綾部線すでに山家地区の部分と京丹波町側は完成しており、残すは綾部地区の野田踏切から先の改良であるが、踏切拡幅等は物理的に困難であり、綾部市と京都府との間で、寺町~田野町~安場町~上延町へ抜けて鳥ヶ坪交差点へつながる「綾部環状道路」構想を推進すべく、京都府への働きかけを行っている。

 11時45分からは農商工労働常任委員会正副委員長会議に出席。

 13時半から、農商工労働常任委員会を開催した。今日のテーマ「コメの六次産業化」について、参考人をお招きして、意見交換を行った。

 参考人には、八幡市稲と筍で農業を営んでおられる京都辻農園辻典彦代表綾部市米粉事業を営んでおられるiicome合同会社宮園ナオミ代表にお越しいただき、それぞれの事業を説明していただいた。

 京都辻農園では、稲の「列状間引き」を行っておられるそうだ。それによって収量が増え、品質も高まり、病気にも強くなるという画期的な農法だった。また、稲にローラーをかけて強くして、虫や鴨に苗を食べられずに代わりに雑草を食べてもらえるという効果も出ているらしい。

 40年かけて少しずつ土を盛り上げ、相当大きな筍の白子栽培をしておられた。

 宮園さん綾部で活動しておられるので、これまでから米粉の活動のことは知っていたが、総合的に説明を受けたのは初めてだった。

 米粉の製粉技術近年、革新を遂げて、小麦粉の代替がほぼできるようになっているということ。小麦粉アレルギーの人は増えているが、それにも対応でき、輸入に頼っている小麦粉を米粉に代替していくことで、食糧自給を高めることができるということなど、早めに京都府が取り組んで全国の先進地になることによって、府内の稲作に良い影響を及ぼすことができる。

 現在、府内には製粉できるところがないので、それを府内に作ること重要だ。

 米粉の認知度や利用が拡大していくことで、今後、さらに技術革新や機械のコスト削減は進んでいくと思うので、最初京都府が直営で製粉工場を運営し、民間事業者がそれを使いながら利用拡大を進めていくのがリスク低減できて良いのではないかと感じた。

 委員会終了後京都府木材組合連合会愛甲政利専務らにお越しいただき、自民党府議団農林水産部会長として府内産木材の利用拡大について意見交換

 

 17時半からは大相撲京都場所実行委員会(桝本頼兼実行委員長)役員懇親会に出席。桝本実行委員長は欠席のため、本部長の父が開会挨拶を述べ、乾杯の発声名誉実行委員長の荒巻禎一元京都府知事大変お元気だ。

 今年は大相撲の巡業が全て中止となり、京都場所が開催できなかった。次はいつ開催できるのか、全く見通しは立っていないが、いずれ開催できる時期がくればと願い、役員の交流の席が持たれた。

 ここ数年、来てもらっている沖縄の歌手、高江洲昌平くんと山田義秀くんが沖縄音楽で和ませてくれた。彼らも今年初めての県外ツアーだったそうだ。観光客向けのタコライス弁当を販売して、なんとか食いつないでいると説明しながらも「僕らはコロナには負けません!音楽を捨てません!」と力強く決意を述べてくれた。


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「御用聞き」を受けて

2020年11月24日 | 議員活動

 24日㈫から昨日の「御用聞き」を受けて住宅課、森の保全推進課など、府の関係部署に連絡を入れた。

 10時からは改めて、昨日の質問者の方に事務所にお越しいただき、さらに詳しくお話をお聴きした。

 11時からは別のご相談者のお話お聴きして、綾部市の担当課に電話してお繋ぎした。

 午後は、昨日の相談を受けて現地調査上八田町へ。2年前の豪雨の際の山腹崩壊の現場を自治会長さん方に案内していただいた。下に複数の人家があり、崩れると大変危険だと感じた。

 その場から中丹広域振興局森づくり推進課長に電話して、まずは現場を見てほしい依頼した。

 事務所に戻ると、安藤和明市議が来られて、昨日の感想12月議会での一般質問の内容をお聴きしながら情報交換した。

 は、末っ子温二郎11歳の誕生日パーティ


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国・府・市への御用聞きの会

2020年11月23日 | 議員活動

 23日(月・祝)、14時から本田太郎衆議院議員、綾部市議会の民政会、創政会、公明党の市議の皆さんにもご参加いただいて、「国・府・市への御用聞きの会&府政報告会」(四方源太郎後援会、自民党綾部支部 共催)を開催した。約80名の方々に参加いただいた。

 四方源太郎後援会高橋輝幹事長司会スタートし、鹿子木旦夫後援会長から、開会の挨拶をいただいた。

 次にから府政報告、本田衆議院議員から国政報告をしていただいた。

 その後は会場の皆さんからのご質問やご要望お聴きした。

 ご発言の内容としては…

◎山陰本線(園部~綾部)の早期複線化

◎山陰新幹線の推進

◎工業団地の増設

◎府営住宅についての苦情

◎米に対する農業の補助制度が少ない

◎獣医学部を綾部に作ってほしい

◎国の制度改正で、多面的機能支払交付金が使いにくくなった

◎住宅裏の山腹崩壊を何とかしてほしい

◎道路に防犯カメラを設置してほしい(犯罪検挙、徘徊保護などのために)

◎オンライン診療の普及を

◎高齢者の移動手段を考えてほしい

◎国保と社保等の情報一元化を進めてほしい。

◎憲法改正と拉致問題解決を!

◎投票率アップの妙案は?

 …というものであった。

 お聴きしたご意見ご要望については、それぞれの議員が国・府・市に働きかけていく課題として受け止めすぐに対応できることにはすぐ対応させていただくことをお約束した。

 最後自民党綾部支部種清喜之幹事長の挨拶閉会となった。

 こういう形での「御用聞きの会」は初めてのことだったが、様々な課題を共有することができ、良い機会だったとの声が多く、これからも地域ごとやテーマごとでの「御用聞き」をしていきたいと思っている。

 には市議の皆さん自民党綾部支部の役員とで懇親会を行い、本田太郎衆議院議員、山崎善也市長にも出席いただいた。


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平和を願い、祈りのあるまちにしよう!

2020年11月21日 | 議員活動

 21日㈯、9時から綾部市環境市民会議(福井圭介会長)設立20周年記念式典に出席した。

 ちょうど今、綾部市では今後10年の新しい総合計画の策定をしておられるが、20年前にも同じように総合計画策定作業が行われていた。父が市長に就任して初めての総合計画策定であった。

 その際、総合計画に対する「キラリと光るまちづくり市民提案」という市民のアイデア募集が行われた。資料を提出して綾部市の会議に出席すれば、活動経費として、たしか1万円程度もらえた。

 は、NPO法人あやべ福祉フロンティア、綾部ローターアクトクラブ、レインボープラン実行委員会の3団体からの提案に関わった。

 レインボープラン実行委員会今は市議となっている高橋輝くんと作っていた団体で、山形県長井市で行われていたレインボープランという「生ごみをたい肥化して、その有機肥料で野菜を作って販売する」という循環システムによるごみの減量提案した。

 輝くんと二人で、レインボープラン発案された菅野芳秀さん講演大阪に聴きに行ったり、群馬県倉淵村ドイツ式市民農園(クラインガルテン)大本本部長を務めておられた島本邦彦さん島本微生物農法視察に行ったりしながら、綾部市内でも勉強会を開催し、ごみを減らして、生活に循環させることができないか模索していた。

 この時の「市民提案」の一つ「環境問題市民会議」の設立であった。名称は少し変わったが、20年前「綾部市環境市民会議」が設立され、当初生ごみ処理機の購入に綾部市が補助するなどの活動も行われていたが、生ごみたい肥化の実現には至らなかった。

 そういったことを思い出しながら、式典に出席し、式典後の研修会では環境省制作映画を鑑賞した。

 

 午後は事務所事務作業

 夜は同級生シェアスペース「オスキーニ」オープンして、親しい人を集めてちょっとしたパーティをするから誘われて参加した。

 20人くらいが集まって、パーティや勉強会などができる良いスペースができていた。

 大阪からカンボジア人も来てくれて、カンボジア料理食べさせてもらった。下の店からのネパール料理も届いた。久しぶりに会う人や初めて会う人もあり、楽しいひとときを過ごした。

 

 22日㈰午後、綾部市市民憲章推進協議会(今村博樹会長)会員研修会に出席した。

 最初前会長でもある平野正明さん青年会議所時代に市民憲章の策定に関わられた話や、以後の様々な取り組みの経緯などについて話をされた。

 その後はグループに分かれて、座談会が行われた。

 綾部市市民憲章「平和を願い、祈りのあるまちにしよう」という文言が最初に来る。これは他都市の憲章には見られない、綾部市民独特の世界観表した言葉だと思っている。

 その底流には「大本」の思想の影響も色濃くあるが、「大本」の思想は、綾部という土地が持っている思想の影響を大きく受けている。「グンゼ」の創業理念も、この綾部の思想から生み出された。

 それを40数年前の綾部青年会議所の方々「丹の国」構想として、本にまとめられている。

 私はUターンした22年前24歳の頃に、青年団体NEXTを設立して綾部のまちづくりを考えていた頃この本を偶然手にして、それを読み、自分の考えと同じことを考えていた人たちが、私が生まれた頃にすでに綾部におられたことに驚いた記憶がある。

 綾部市いつまでも「平和を願い、祈りのあるまち」であってほしいそのためにも綾部市市民憲章推進協議会のますますの活性化を応援したいと思う。

 

 夕方は事務所事務作業書類整理明日の「御用聞きの会」準備ぜひ、ご参加ください!


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歯と口の健康についての勉強会

2020年11月19日 | 京都府議会

 19日㈭昨夜は京都泊まりだったので、朝の特急綾部に戻った。gotoの影響か、電車はよく混んでいた。

 昼前に来客四方源太郎後援会幹事長である高橋輝市議に来てもらって、来週月曜日「御用聞きの会」の進行についての打ち合わせ

 15時半からは先日のMBT(医学を基礎とするまちづくり)セミナーを受けて、今後の展開についての協議

 夜は正暦寺総代会に出席した。

 

 20日㈮、午前中から京都に向かい、12時半から議員団会議に出席。11月30日から始まる12月議会に向けての議会運営委員会の報告代表質問の質問内容の聴取など。

 13時半からは京都府歯科医師会の先生方との「歯と口の健康」についての勉強会を開催。

 たしかに「歯と口の健康」は重要だ最近、実感したことがあった。

 数年前歯のかぶせものをしてもらって、噛み合わせに何かちょっと違和感があると思っていたが、1ヵ月ほど前顎関節症のような症状が出てきて、口を少し開くだけでも痛くなってしまった。改めて診察を受けて、ちょっと調整してもらったら、だんだん治ってきた。

 1年前からの四十肩も、最近の腰痛も、これが原因だったんではないのかと思っている。

 15時からは議会改革検討会議に出席した。

 夜は綾部に戻って、来週月曜日「御用聞きの会」の資料準備など。

 1123日(月・祝)14時~16時ITビル(西町アイタウン)にて。府政報告、国政報告もさせていただきますし、どなたでもご参加いただけますので、ぜひお越しください!


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83年前の小学生の絵がドイツから綾部に里帰り

2020年11月17日 | イベント参加

 17日㈫10時から、神宮寺町千住院の隣りにある忠魂碑にて、綾部地区自治会連合会の自治会長の皆様方遺族会の役員さんと共に綾部地区戦没者慰霊祭参列した。戦没者の霊を慰め、不戦の誓いを新たにした。

 午後は国交省福知山河川国道事務所から並松地区の由良川築堤の担当者が来られて、明日開催される景観検討会議の内容について説明を受けた。

 早期の工事着工を改めて強く要望した。

 

 17時に綾部小学校に行き、82年前綾部尋常高等小学校(綾部小学校の前身)の子ども達描いた絵ドイツから預かってきた東京芸大大学院生田中直子さんが来られて、関係者での懇談会に出席した。

 当時、日独伊防共協定が締結され、それを祝って森永製菓主催の小学生絵画コンクールが行われたそうだ。日本からは400万点の応募作品があり、そこから14万点が選考され、ドイツに送られたそうだ。

 そのうち、綾部の子が描いた絵を含む、約300点を田中さんがドイツ人女性から預かり、描いた子ども達を探してほしいと依頼されたとのことだった。

 そのドイツ人女性は絵を父親から引き継ぎ、大事に保管しておられたらしい。彼女の父親戦後、教会で処分されそうになっていた絵を見て、引き取ってきたとのことだ。他にも綾部の子の絵はたくさんあったのかもしれない。

 時代に翻弄されながらも、時を超えて故郷に里帰りできた作品を観て感慨深かった。

 1年ほど前に、田中さん綾部小学校に問い合わせの連絡をされ、それを受けて調査を始めた校長先生からの依頼で、当時、これらの絵を描いた子どもで存命の方がいないかを調べるのに協力した。

 当時、1名が芦屋市で存命であることが分かったが、この1年のうちに亡くなられた。しかし半分ほどは、ご兄弟などのご遺族と連絡が取れた。

 上町田所卓さんのお姉さんの絵があったので、田所さんにお姉さんの同級生で健在の方々を聴き出し上野町米田比呂子さんと出会って、一気に同級生の皆さんの消息が分かった。

 戦時中でありながら、当時の生活の様子や綾部の町並みなどが良く分かる明るい絵が多く、どんな時でも綾部の子ども達は明るく元気に育っていたんだろうと思った。


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国・府・市への御用聞きの会

2020年11月16日 | 議員活動

 16日㈪朝8時に家を出て京都へ。10時半から、自民党府議団政務調査会勉強会に出席した。11月30日から12月議会が始まるため、それに向けての各部との意見交換を行った。

 教育委員会には「教育振興プラン」に関して、「地域との連携」をもっと強く明確に打ち出す必要があるのではないか意見を述べた。

 子ども達への教育活動の質量をできるだけ落とさずに、学校の先生の「働き方改革」を推進するため「学校ボランティア」の組織化が必要だと感じている。

 課外学習への引率、テストの採点、登下校指導や学校行事のサポートなどをPTAだけでなく、地域のボランティアが担う体制づくりができると「地域の子どもを地域が育てる」ということになると思う。

 政策企画部には「京都府WITHコロナ・POSTコロナ戦略」の内容が、全く甘いと指摘

 コロナに強い地域づくりのためには、人口の「密」を避けるための府庁機能の分散などの具体的取り組み不可欠医療体制も、有事の際に過疎地域にどう病床を用意するのかなどの施策にも言及がない

 夕方からは自民党府議団議会改革検討会議に出席した。

 

 1123(月・祝)14時~16時に、ITビル(綾部市西町1丁目)「国・府・市への御用聞きの会&府政報告会」を開催します。

 国へのご質問、ご意見本田太郎代議士に、府には私に、市には市議会議員の皆様にぶつけていただき、我々が連携して皆様の課題解決に取り組みます。

 どなたでもご参加いただけますので、お気軽にお越しください!


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秋の奥上林へ

2020年11月14日 | 議員活動

 14日㈯、11時に奥上林二王公園に。タンデムを楽しむ会(白木剛会長)開会式挨拶させていただいた。秋らしい素晴らしい天候に恵まれ、府内全域から、多くの参加者が集まっておられた。

 このブログ2015年10月20日付けの記事「タンデム自転車の公道走行、近々、京都府でも可能に」と書いているように、タンデム(二人乗り自転車)2015年から京都府でも公道走行が可能となった。

 この5年間、「タンデムを楽しむ会」の皆さん府内各地でタンデム走行を楽しんでいただいている。特に視覚障害者の方々にとっては、前に乗る運転者があれば風をきって走る体験ができるため、タンデムは大変好評だ。

 開会式では太鼓の演奏も披露されていた。

 隣接しているテニスコートでは「木製迷路」の設置作業が行われていた。篤志者の寄付を得て、上林地域の新たなアトラクションとして建設されている。作業にはボランティアの皆さんがお手伝いしておられたので、激励のために顔を出した。

 木材の購入にあたっては、府のコロナ対策の補助事業である「府内産木材利用拡大緊急対策事業」利用されたそうで、府内産木材であれば、購入金額の25%が補助される。

 補助対象者府内および府外の工務店等となっており、令和3年2月末まで使える制度ですので、ぜひご活用をご検討ください。

◆府内産木材利用拡大緊急対策事業 http://www.pref.kyoto.jp/rinmu/mokuzaiseihinn_riyoukakudai.html

 

 午後は綾部駅北京都府北部産業創造センターで行われていたサイエンスキャンプINあやべ見学した。

 小中学生約20人集まり、京都工芸繊維大学、舞鶴高専、府立工業高校の先生や生徒から、ロボットやセンサーの仕組みを学ぶ取り組みが行われた。

 北部産業創造センターが完成した際に、は「ここを大人が集まるだけの施設にせず、将来の技術革新の中心となる子ども達が出入りして、大人から子どもが学び、子どもが《ものづくりの未来》に夢が持てる場所にしてほしい」と京都府に強く要望してきており、こうして事業を実施していただいていることはありがたいことだ。

 夕方は事務所に戻って、ブログ書き書類整理

 夜は新規オープンされる店の試食会招待いただき、参加した。

 

 15日㈰、10時前に家を出て、今日も奥上林に行った。今日は久しぶりにこういったイベントに小源太も連れてあやべ温泉二王マルシェへ。各店舗で買い物をしながら、いろいろとお話も聴かせていただいた。

 あやべ温泉の永井晃社長自ら提供される美味しいカレーライスが振る舞われていた。二王マルシェ来月もあやべ温泉にて、12月20日㈰9時半~11時半に開催されます。

 買い物の後は、温泉に入った。

 あやべ温泉泉質が良く、また温泉からの眺めも気持ちいい。体が温まり、汗が引かずに、出た後もしばらく休憩室で休んでいた。

 帰りに、温泉の下二王公園でも二王市が行われていたので立ち寄った。

 今日は「水車サミット」というイベントもあったようで、美山町や舞鶴市、福知山市などからも人が来ておられた。

 上林太鼓披露され、こちらでも野菜やお菓子等の販売がされていた。

 以前のバーベキュー小屋は、拍屋二王公園店となっている。上林鶏を生産販売しておられる柏屋さん上林鶏を食べることができる店として運営しておられる。

 火曜日が定休日で、平日(土曜日含む)16時~21時まで営業しておられるそうで、日曜日は昼に営業しておられるそうです。リーズナブル新鮮な上林鶏焼肉などで食べられますので、できれば予約(☎0773-55-0043)してお越しください。事前に予約すれば、様々な希望にも柔軟に対応していただけるのではないかと思います。


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移住・定住施策を特別委員会で視察に

2020年11月12日 | 京都府議会

 12日㈭府議会持続可能な地域社会に関する特別委員会(中村正孝委員長)管内視察に参加した。

 府庁バスで出て、最初亀岡市議会へ。齊藤一義市議会議長、石野茂副市長迎えていただき、「市街化調整区域における既存集落まちづくり区域指定制度」「SDGs未来都市」取り組みについて説明を受けた。

 現地視察は、所有者から提供を受けて市が整備した宿泊施設「離れにのうみ」見学した。亀岡市在住東洋文化研究家アレックス・カー氏プロデュースだそうだ。

 午後は福知山市議会へ。大橋一夫市長、芦田眞弘市議会議長迎えていただき、「子育て施策と連携した移住・定住促進施策」について説明を受けた。

 福知山市は合計特殊出生率が2.02全国33位、本州3位、京都府内1位誇っている。「子育てしやすいまちづくり」のポイントについて、意見交換した。

 歴代議長として、井上重典府議の写真飾られていた。福知山市議会議場見学した。

 

 13日㈮、午前中は綾部里山ねっと・あやべを訪ねて、「都市農村交流と移住定住促進」「コミュニティナース」について説明を受けた。

 綾部市議会荒木敏文市議会議長から歓迎の挨拶をいただいた。

 綾部市全国に先駆けて、廃校を活かした都市農村交流に取り組んでいること、そして「交流から定住、定住から地域振興」合い言葉に、定住交流部、定住・地域振興課を市の部署として置いていることに驚いておられる委員もあった。委員の皆さんには施設見学もしていただいた。

 午後は、綾部駅前田舎生活研究所(原田直紀代表)「田舎コミュニティ活性化の取り組み」について、原田さんから移住定住、地域振興に関する実感のこもった話聴かせていただいた。

 現地視察として、若松町若松旅館豊里町三宅農村型展示場見学した。

 

 夜は、綾部市消防団正副団長OB会(田所卓会長)総会に出席した。田所会長には市長から米寿のお祝い贈られ、他にも傘寿、喜寿、古稀のお祝い田所会長から贈られていた。

 前副団長北原さん法被を受け取られて、「法被会」に入会されていた。


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産婦人科医療や地域医療~足立病院理事長と意見交換

2020年11月11日 | 論評・研究

 11日㈬11時の特急京都へ。13時半からの第37回京都府食品衛生大会挨拶するために、ウェスティン都ホテルに行った。

 昨年京都府食品衛生協会の会長綾部ふしみや高橋辰夫社長就任され、その縁で私が昨年から顧問に就任している。今年はコロナの影響で、表彰式のみが行われた。

 京都府健康福祉部からは、松村淳子前部長の退職に伴って、新たに就任された糸井利幸部長が来られており、控室で少し話をさせていただいた。糸井部長府立医大小児科の准教授でもあり、少し前まで福知山中丹西保健所長でもあった。

 

 15時半に自民党青年局の仲間でもある向日市松本美由紀市議と落ち合い、16時から烏丸御池駅の近くにある足立病院畑山博理事長紹介してもらった。

 足立病院明治35年に創設された歴史ある産婦人科医院であり、年間約1600件の分娩に携わっておられ、京都市で生まれる新生児の7人に1人は足立病院で生まれている計算になる。不妊治療の分野でも大変有名な病院だ。

 綾部とのご縁もあることが分かり、畑山理事長若い頃、綾部の夏山医院にずっと勉強に来られていたそうだ。また現在由良産婦人科医院にも、足立病院から医師派遣していただいているそうだ。

 先月の決算特別委員会で、府立医大NICU(新生児集中治療室)に関して、健康福祉部長や府立医大学長に私が激しく質問していたのを畑山理事長がご覧になったそうで、産婦人科医療や地域医療について、意見交換させていただいた。

 この課題は、終わることのない永遠の課題でもあり、これからも意見交換や情報交換させていただきたいとお願いした。

 明日から、持続可能な地域社会に関する特別委員会(中村正孝委員長)視察があるため、夜は京都に泊まった


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府内産木材の利用拡大~工務店の皆さんと意見交換

2020年11月10日 | 議員活動

 10日㈫、午後は「げんたろう新聞」ラベル貼り作業

 16時からは福知山駅前市民交流プラザにて、「府内産木材の利用促進」についての意見交換会を開催した。

 京都府から沼田行範農林水産部長、臼木隆志林業振興課長に来ていただき、中丹3市の自民党府議4人が立ち会って、福知山市、綾部市、舞鶴市の工務店に参加いただいて、どうしたら府内産木材の利用が増えるのか、について京都府の制度を説明しながら、意見交換を行った。

 消費者と最も近いところにいる工務店の大工さん達府内産木材の利用拡大について話をしてみたいと、今年9月に綾部の匠工務店の吉﨑典之社長に依頼して実現した。

 現場の立場から、制度を使いやすくするための提案などもたくさん出していただいた。

 終了後には懇親会も行い、京都府の林業振興施策について理解を深めていただけたのではないかと感じている。


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MBTセミナーの新聞記事

2020年11月09日 | 哀悼

 9日㈪、午前中、あやべ福祉フロンティア曽根庸行理事長が来られて、先日の「MBT(医学を基礎とするまちづくり)セミナー」の感想と今後の進め方について、意見交換

 綾部でも認知症高齢者が「待ったなし」の状況で増えており、離れたところで暮らす子どもさん方が見守りの仕組みを待ち望んでおられるとのこと。

 セミナーを取材していただいたあやべ市民新聞でも、今日付けの1面トップで大きく掲載していただいた。

 18時から、了円寺(西町)中山昭夫住職通夜式に参列した。93歳の大往生であった。生前には長年、保護司をお務めでもあったし、顕本法華宗の本山・妙満寺で管長も務められた方であった。

 中山住職寺の役員でもある安藤和明市議の強力な後援者であり、私の選挙の際にも応援弁士をしていただいたことがある。大変お世話になった。

 以前、西町商店街「夜の市」が開催されていた時には、でも鬼子母神大祭朝顔市をしておられ、立ち寄る水無月の菓子抹茶をいただいて、いろんな話を聴かせていただいた。心からご冥福をお祈り申し上げます。

 

 20時から、舞鶴港のLNG基地プロジェクトに関して、現在までの進行状況や課題についての説明を聴いた。

 京都府も本気で「舞鶴港が重要」だと言うのなら、もっとお金を投じて基盤整備を進める必要があると感じた。


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