30日㈫、8時前に家を出て京都へ。10時から定例の監査委員会議に出席し、例月出納検査の状況などについて報告を受けた。
来月から監査委員としての任期は二年目に入る。一年目は初めての経験で戸惑いもあったが、2年目は1年目の経験を活かしてさらに頑張りたい。
監査委員になって気がついたことの一つは「収支差引」や「差引残高」の「差引」は「さしひき」と読むのだと思っていたが、京都府の職員は「さびき」と読むということ。ネットで読み方を調べるとやはり「さしひき」が出てくるが、京都府では「さびき」と読むのが一般的なのだろうか?と思っている。
昨年秋に綾部にお招きした南太平洋の島国であるソロモン諸島で最大の州、マライタ州のスイダニ元知事は今年の4月に行われた州議員選挙で再び当選された。この後、再び知事に選任される可能性が濃厚だとのこと。(ソロモン諸島の州知事は州議員から選ばれるようだ)
大変、喜ばしい。
※2023.10.7付blog「ソロモン諸島からスイダニ前マライタ州知事が綾部に」
一緒に来ておられた元首相府の役人であったタリフィルさんは落選されたようだとの報もあり、そちらは大変残念だが、彼らの政敵であるソロモン諸島のソガバレ首相派の議員は国会の50議席のうち15議席しか獲得できず、ソガバレ首相は退任し、後任に腹心のマネレ外相を擁立し、他党と連立して28議席を得たと発表している。
5月2日には新首相が選ばれるようだ。スイダニ派の首相が誕生するのではないかとも期待している。その場合はタリフィルさんも政府の要職に就くという話を聞いている。
しかし、ソガバレ派は中国政府をバックに資金力で多数派工作を進めているという話もある。そうなると、スイダニ知事への政府の圧力がさらに増し、反発したスイダニ支持者による暴動などに発展する恐れもあるのではないだろうか。
綾部の自然や人々に触れた彼らがソロモン諸島のリーダーになる日を私は待ち望んでいる。
【現地ルポ】ソロモン諸島が脱中国へ旋回、総選挙で何が起きたか 反中派の知事復帰がほぼ確実に(2024年4月21日付、福島香織氏)
一方で日本の政治は衆院補選で自民党は惨敗し、岸田首相は総裁選での交代が余儀なくされるかもしれない。「代わりがない」という話もあるが、岸田首相のままで選挙をすると自民党は大敗する可能性があるため、国会議員は「誰でもいいから代わってほしい」という気持ちになっているだろう。
ロシア・ウクライナや中東での紛争、アメリカ大統領選、進む円安などの裏で中国の動きが不気味であり、世界情勢が混とんとしている今の時期に日本は何をやっているのか?と思う。