30日㈯、天気が良く、午前中にはグンゼスクウェアへ。「綾部市菊花展」と「あざみの会 水彩画展」を見学した。いろんな方とお出会いし、お話しながらの楽しいひと時となった。
水彩画の指導をしておられる日本画家の橋本正次先生を柏原容子さんにご紹介いただいた。11月5日~7日には同じくグンゼ集蔵で橋本先生の個展が開催されることになっている。
31日㈰、朝はまず投票に。今回から投票所は旧市民センターから、京都府綾部総合庁舎に変わった。多くの方が投票に来られていた。
9時40分からは中丹文化会館での第62回「京都府PTA研究大会・綾部大会」の映画「みんなの学校」を鑑賞した。綾部大会の実行委員長は綾部市PTA連絡協議会の会長である高橋輝市議(中筋小学校PTA会長)が務めておられた。
大阪市立大空小学校の初代校長である木村泰子先生を中心に、困難を抱えた子もみんなで支えるみんなの学校づくりの一年を追ったドキュメンタリーで感動的な映画だった。来賓は綾部市教委の村上元良教育長と二人だけで、PTAの方々も一部の役員の方のみだったが、もっと多くの方に見て欲しい内容だった。
午後は式典と表彰式が行われ、西脇隆俊京都府知事、橋下幸三府教委教育長などがお越しになった。
オープニングイベントでは綾部高校の普通科スポーツ総合専攻の3年生による太鼓演奏とダンス部の1、2年生によるダンスパフォーマンスが行われた。
スポーツ総合専攻の生徒の力強い演奏とキビキビした動作は大変頼もしく感じた。
ダンス部のパフォーマンスも素晴らしく、西脇知事はじめ来賓の皆さんもビックリしておられた。
その後、午前中に観た映画の主人公である元大空小学校校長の木村泰子さんが記念講演をされた。木村先生は綾部高校のパフォーマンスも会場後方から観ておられたそうで、太鼓演奏を終えた生徒達が急いでダンス部の演技を観に来て、ノリノリでそれを応援していたこと、ダンス部の生徒達も緞帳が下りる最後まで応援してくれた生徒に手を振って応えていた仲の良い姿に、学校の雰囲気の良さを感じると同時に、若者の清々しさに温かい気持ちになり、良いパワーをもらえたと高く評価していただいた。
講演も涙が出てくる感動があり、子ども達のことをこんなに一生懸命に考えてくれている先生がいるということに感激するとともに、木村先生もおっしゃっていたが、そういう先生はきっと日本のあちこちに、おそらく綾部にもおられて頑張っていただいているのだろうと思った。
改めて「教育の大切さ」を強く感じた一日となった。良い機会をいただいたPTAの皆さんに感謝いたします。