府政に関する要望をするため、自民党綾部支部の森永功支部長、安藤和明幹事長、高倉武夫副支部長、塩見麻理子組織部長、高橋輝広報部長と玉川弘信組織副部長とで、京都に行った。
まず最初に、二ノ湯さとし参議院議員の事務所に行った。二ノ湯事務所にはテレビ電話があって、東京の議員会館と通話ができるようになっていた。使わせてもらって、議員会館のお姉さんにご挨拶した。
次に、西田昌司参議院議員の事務所に行った。秘書の田中崇則さんと面会して、綾部市内にある府政課題の書類を渡し、国の立場からも解決に向けてのご協力をお願いした。
続いて、自民党の京都府連へ。吉本政雄事務局長にお出会いして、綾部支部としての府政要望の内容について説明をさせていただいた。
総選挙も近そうだし、京都市長選挙も二月にあるので、来年も忙しくなりそうだとおっしゃっていた。
府連を出て、京都府庁に入った。30分ほど待ち時間があったので、12月3日の役員会での協議事項について、打ち合わせを行った。
麻生副知事と面会させていただき、綾部にある府政に関する要望書を渡し、内容を説明させていただき、協力をお願いした。
森永支部長は特に物部五叉路の道路改修がしっかり進むようにとお願いされていた。
安藤幹事長は、情報インフラ整備や汚泥処理施設、消防、医療などで自治体間の広域連携が進むよう、府のリーダーシップをお願いしたいと要請されていた。
僕は次の点についてお願いと意見を述べさせていただいた。
◆広域連携に関しては、自民党も政党として市町村間の連携が図れるように心がけていきたいと思います。京都府も、振興局の統廃合で広域振興局になったのですから、振興局の役割として、広域連携のマネジメントに力を入れていただければありがたいです。
◆これからの行政は、市民に対する説明が大変重要になってくると思います。政党や政治家も市民の皆さんにしっかりと理解していただけるように説明していく必要があるので、もっと京都府と自民党や市議が、情報交換や意見交換できる場の設定をお願いします。
◆都市計画の問題で、綾部の旧町内などには、法改正によって調整区域から外れるはずのところでも、その許可がなかなか下りないとよく聞くので、それを認めていただくのには何が障害になっているのですか?
◆振興局の統合による権限委譲によって、これまで本庁に問い合わせていたことが、振興局を通してほしいということになりました。しかし、NPO法人の認証申請の時など、振興局の担当者では判断できないことがあり、本庁に直接問い合わせた方が早いと思えることがありました。
副知事に言うようなことではない失礼な発言もあったかもしれないが、副知事にはていねいに聞いていただき、「また、そんなことがあったら、注意しますから、言ってきて下さい」と優しく言っていただいた。
副知事との面会の後は、府議会に行った。
議会事務局に少し寄って、事務局長にご挨拶させていただいた後、自民党議員団の控え室に行き、事務長さんに府政要望書を手渡して、自民党議員団の皆さんにもよろしくお伝えいただけるようお願いした。
これからも毎年、府政要望には行きたいと思っているが、来年は各部署にも、もっとしっかり回って、細かく要望していきたいと思った。
ただ、要望するだけではなく、どうしてなかなか事業が進まないのか、自分で納得いくまで説明してもらい、それを市民の皆さんにお伝えしていくことによって、政治や行政への信頼を構築できるのではないだろうか。
要望箇所を自民党綾部支部全体の課題とするために、全員での現場視察も行いたい。