朝起きると韓国の浦項迎日湾港に着いていた。
浦項市は人口53万人。慶尚北道の中心都市であり、李明博大統領の出身地。
浦項製鉄(ポスコ)の本社があり、製鉄都市でもある。サッカーKリーグの浦項スティーラーズはアジアの強豪チームでもある。
浦項迎日湾港には朴承浩市長はじめ、浦項市幹部の皆さんに多数お出迎えいただいた。
議員団は一つのバスに乗り、首長さん方のバスと一緒に、九龍浦(クリョンポ)という港町にできた《近代歴史館》を訪ねた。
ここは戦前から香川県の漁民が移ってきて、日本人村を作っていたそうだ。
10時半からは浦項市役所で、日韓の交流勉強会が開催された。
朴市長と山田知事、多々見舞鶴市長が国際フェリー航路就航に向けての共同声明をされた。
場所を移して、交歓レセプションが開催された。
浦項市の朴市長や浦項市議会の李七九議長らとご挨拶させていただいた。
山田知事とも記念撮影をした。
その後、浦項製鉄歴史館を見学した。
最後は竹島市場を見学。浦項で最大の市場らしい。
“竹島”はあの竹島のことだろうか?韓国では“独島”と呼称しているそうだが、関係があるのだろうか?
時間は30分しかなく、何も買うようなものがなかったので、水槽で泳いでいたカニを蒸してもらうことにした。
時間がないので、15分ほどで無理やり蒸してもらった。
言葉が通じないので、何とか身振り手振りで、時間がないことを説明し、ようやくしてもらえた。
1杯3000円弱で結構立派なカニだった。中身も詰まっていた。さっきまで生きていたカニだったので美味しかった。
慌てて船に戻り、17時に出港。日本に向かった。
夜は、乗り込まれた浦項市長や浦項市幹部の方々と一緒の交流会があった。