第11回「あやべ寄席」を開催し、雪の降るなかではあったが、250名を超える多くの皆さんにご参加いただいた。
綾部ローターアクトクラブの会員だった頃、当時の保坂朋宏会長が「何十年と残る、綾部に定着するようなイベントをしたい」と発案し、その頃、取材させてもらって縁ができた桂三扇さんにお願いしたら、快く引き受けていただき、今に至っている。
綾部市社協、あやべ福祉フロンティア、自立支援センターいかるがの郷、ふるさと綾部の老人を守る会、綾部ボランティア総合センターが共催し、お互いに力を持ち寄って実行委員会を組織している。
FMいかるの井関社長には、チラシのメインスポンサーやチケット販売のプレイガイドをお世話になった上に、音響などでいつも協力していただいている。
福祉やボランティアに関わる若者の交流も事業目的にしており、忘年会や出演者を交えての打ち上げなども毎回企画している。
今年の打ち上げでは、三扇さんが出演しておられる加賀温泉まで、泊まりでみんなで応援に行こう!という話も盛り上がっていた。
大江戸温泉が買収した温泉旅館があり、年中1泊6,000円で落語も楽しめるという企画らしい。夕方の部は1、2人しか客のいない日もあるので、「こんだけ(10名くらい)夕方の部に行ったら、三扇はスゴイ!ということになるで」と笑福亭遊喬さんが言っておられた。
あやべ寄席実行委員会はどなたでもご入会できますので、ぜひ、ご参加下さい。入会金、年会費などは一切ありません。
たいへん盛りだくさんで、終了時間をオーバーしてしまった点など反省点もあるが、ゲストのナオユキさんの漫談はものすごくウケていた。
さすがR-1グランプリで決勝に残るだけのことはあった。
プロ囲碁棋士・中野泰宏くんの津軽三味線は、「安心して聴けるようになり、本当に上手くなった」と遊喬さん、三扇さんが褒めておられた。
聖マリア音楽院の子ども達もいろいろなネタを仕込んで来てくれて、可愛い舞台に仕上げてくれた。
涼子と温二郎は疲れて、家に帰るとすぐに寝てしまったそうだ。
歌手・橋本やす子さんには「ふるさと綾部」を披露していただいた。
また、来年も開催します。お楽しみに!