月曜日から、綾部小学校は二学期が始まっている。
小源太も最後、絵日記に手こずっていたようだが、宿題も終えて、無事に通い始めた。
明日からは給食も始まるようだ。メニューがカレーライスとフルーツポンチだと喜んでいた。
昨日、国民文化祭について、市民の方からお問い合わせをいただいたので、さっそく調べてみた。
府全体で様々な催しがあるが、11月6日(日)には綾部市が主催する《シンポジウム里山》と京都府が主催する《由良川・里山文化フェスティバル》が行われる。
《由良川・里山文化フェスティバル》に関する業務の一部は、都会の企画会社が受注している。企画会社にいくら払うのか調べたら、約200万円ということだった。
この《フェスティバル》は有名芸能人を招く事業でもないし、綾部市内の団体や企業でも十分できそうに思った。
もちろん200万円には、看板やポスター、チラシ、スタッフ人件費、物品のレンタル費などが含まれているので全てが利益というわけではないが、綾部の企業が受注すれば、印刷物も文房具も看板もアルバイト等も、綾部にお金が流れるのではないかと思われるが、都会の企画会社ではそうはいかないかもしれない。
その企画会社によると、「200万円では赤字」ということらしいが、綾部の企業なら従業員の出張費もかからないし、200万円で黒字を出すこともできるだろう。
200万円の仕事で実績を積んでいけば、いずれもっと大きな仕事も受注できるようになる。
「同じ200万円を払うのなら、都会の企画会社ではなく、地元の団体や企業にお金を出してもらいたい。そのほうが地域に根ざした良い企画ができる」と担当部局の方々にお話しした。
また、《由良川・里山文化フェスティバル》を来年度以降、どういう形で府の事業に活かしていくのかも考えて、今年度の実施をお願いしたいと思う。
都会の企画会社がやってしまったのでは、事業の成果が地元には残らない。
《由良川・里山観光センター(仮称)》を京都府に建設してほしいと考えていて、以前から機会があるたびにお願いしている。
四国の四万十川のように、由良川(およびその支流)を観光やスポーツの対象にしたい。
カヌーやラフティング、水泳、釣り、バーベキュー、サイクリング、ツーリング、写真撮影などを行う人々をもっと迎え入れて、その方々を案内するためのセンターが必要だ。
そこに地元の物産販売所とレストラン、宿泊施設や道具の貸出所を併設したいと考えている。
そういう事業につなげていくために、地元での機運づくりのために《由良川・里山フェスティバル》が行われれば、協力する際のモチベーションも上がる。
しかし、「今年は国民文化祭で、何か事業をしなければならないから…」というのでは、疲労感が残るだけになるだろう。
今後、同様の事業の際には、そういう部分に配慮してほしいというお願いをした。
夜になって、民主党の党役員人事が明らかになってきた。
ここまでは、自民党にとってはやりにくい、民主党にとっては安定感のある人事になっているのではないかと思う。
これからの閣僚人事の中では官房長官が誰になるのか、それが最も重要なポイントだと思う。
ただ、民主党に期待した人からすれば、“輿石幹事長”は全くおもしろくない人事だろうから、世論が今後どう反応していくのかだと思うが、うまくやれば小泉総理と青木参院会長が手を組んで長期安定政権を作り出したようなことになるのかもしれない。
自民党はこの1年のような調子では、ますます埋没していくことになる。海江田総理か、前原総理なら、自滅を待てば良かったのだが、そういうわけにもいかないだろう。
野党が与党をひっくり返すのは容易なことではない。時間がたてばたつほど、与党は力をつける。
自民党が日本を再生する政党として、国民の信を得ようとするのなら、その姿をもっと明確に見せていく必要がある。
永田町だけでいくら動いても、国民の目には入ってこない。