31日㈭、朝8時に自宅を出て、京都へ。10時から定例監査委員会議に出席した。
監査委員をしていると、こんなことが京都府で起こっているんだなと知ることがある。監査委員事務局の作成した指摘だけでは甘いのではないかと今日は感じたので、そういった意見などを述べた。
京都府の実質公債費比率(16.5%)は都道府県で45番目に高く、将来負担比率(272.1%)は44番目に高いということも改めて知った。
午後は綾部に戻り、17時から京都府LPガス協会および同協会綾部支部の役員の方々と自民党綾部支部議員団との勉強会を行った。京都府LPガス協会の畑廣彦会長にも綾部までお越しいただいた。
先月は綾部建設業協会の役員の方々と同様の勉強会を行ったが、選挙で応援していただくだけでなく、日ごろから業界の方々のご意見をお聴きし、綾部市や京都府の事業に活かせることはないかと考えることは大事だと考えている。
5月末の京都府LPガス協会の総会の場で綾部支部の松下可奈支部長に提案したら、すぐに日程を決めていただけた。
LPガスが災害時に強いということがよく分かった。ガソリンや電気が来なくなった際にも軒先に家庭用のボンベがあるので、それを持っていけば非常用の電源や熱源を確保することができ、救援が来るまでの72時間を耐えることができる。
東日本大震災でそれが政府にもよく分かったため、今は経産省や資源エネルギー庁が自治体や病院、福祉施設向けに有利な補助金を作っているようだ。
綾部市では学校の体育館に空調が設置されているところがないし、綾部市総合運動公園の上杉体育館にもついていない。夏場は非常に暑くなるし、冬は寒い。何とかしてほしいという声も多く聞いているが、コスト面でなかなか難しいだろうなと思っていたが、LPガスを活用することで何か方法もあるのではないかと思った。
昨今は「無償化」流行りで、何でもかんでも誰でも「無償」にする方が良いような宣伝が共産党や大阪維新の会によってなされているが、私は「安かろう、悪かろう」では綾部市の未来や未来を担う子ども達にとって良くないと思っている。むしろ、教育環境をプラスにするために、設備や教材について、出せる方々には費用負担をしてもらってでも良い環境を作っていきたいという思いだ。
綾部市の9月議会でさっそく、今日の内容について質問していただける議員もあるようで、今後、災害避難時や子どもの教育環境、市民のスポーツや文化活動にプラスにするための議論を市議会でも深めていただきたい。
勉強会の後は懇親会を行い、綾部市に取り入れるにはどういうやり方がいいのかなど、いろいろ議論しながらお話させていただいた。
自民党綾部支部では、こういった団体や企業の皆さん方との意見交換を議員団で積極的に進めていきますので、ぜひお声がけ下さい。