月末だった。天気が良かったので、歩いて市役所のATMに行き、さらに歩いて、北都信金西町支店に行った。知っている人に20人くらい出会って、挨拶をした。
夜はキミレンジャーの練習があった。今週の土曜日が本番だ。12時15分からが、キミレンジャーの出番だそうだ。
月末だった。天気が良かったので、歩いて市役所のATMに行き、さらに歩いて、北都信金西町支店に行った。知っている人に20人くらい出会って、挨拶をした。
夜はキミレンジャーの練習があった。今週の土曜日が本番だ。12時15分からが、キミレンジャーの出番だそうだ。
午前中は書類の整理をして、自民党の党費集金に行った。あと少しなのだが、まだ集まっていない。
参院選の時に、「私の家にぜひ、自民党の掲示板を取り付けてくれ」とおっしゃった女性の方がたまたま家の前におられたので、挨拶をさせていただいた。安倍さんのポスターの顔のところだけが破られていたりして、「どんな人であっても、そういうことをするのは許せない」と憤っておられた。
午後、ユニセフの広報部会とフロンティアの事務局会議があった。
夜はフロンティアの本部運営会議で、約2時間半、様々な協議をした。ガソリン代の高騰にどう対処するか?悩ましい課題だ。
最近、世界の巨悪にやるせない気分になった時には、Youtubeで「We are The World」を聴く。なんだかんだ言ったって、アメリカはすごい国だなあと思う。「こんな人たちのスケジュールを合わせるのはどうするんだろう?」と加奈っちに話していたら、「大物はギャラが高すぎてヒマなんや」と言っていた。一本で稼ぐ人は、たしかにそうなんだろう。
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ものまねの「We are The World」もある。こっちもある意味すごい。
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うちの会社に年に数回、置き薬の業者さんが来られる。竹内薬品の鈴木さんという方だ。
うちの嫁さんは薬剤師で、今もドラッグストアで働いているので、「配置薬は割高だ」と言う。それで、置き薬を会社に置くのは迷惑だったが、最初に来た営業マンの迫力に負けて、思わず置いてしまった。これは僕にすると本当に珍しいことだ。
営業の鈴木さんはゆで卵のようにプリンとした血色の良い顔をしておられて、いつも健康談義に花が咲く。置くのを止めても良いのだが、この鈴木さんが良い人で、いつも見本を何かしら飲ませてくれるので、置いてもらっている。うちの会社は配置薬をむやみに使われないように流し台の下に隠していて、売り上げには全く貢献していないが、「鈴木さんが
良い人で見本を飲まして下さるので、置いてもらっているんですよ」と言って、ちょっと無理やり今日もドリンクを飲ませてもらった。
他にもニンニク卵黄と二日酔いの胃腸薬を飲んだ。ニンニク卵黄は「やずや」がCMをしているそれですか?と聞いたら、違うということだった。喜多薬品というところが出している商品で、鈴木さん曰く、これの方が良いらしい。
夜は日本会議京都北部支部の例会に参加した。東京の日本青年協議会から、二人の若い男女が来ておられた。
二次会では、様々な政治談議に花が咲いた。
日本の保守がなくなりつつあることは、本当に嘆かわしい。自民党が目先の利権に惑わされ、本当の国士を自民党から排除しているようにも思う。
国民も以前は自民党に不満があっても、「踏み外す」ことだけはなかったが、最近は裏を読まずにマスコミに踊らされる人が増えてきた。
自民党もしっかりしないといけない。今日の人たちのうちの半分ほどしか自民党員でないという現実が嘆かわしい。「見た目愛国者」に騙されてはいけないのだ。
先日、90代の自民党員の方が感激するような手紙を送って下さった。ブロック別の党員・党友懇談会への欠席の旨の連絡だったが、「『いのち』ある限り、自民党です」と書いていただいていた。
私たちはこのような先輩が苦しみに耐え、築き上げてこられた自民党を日本の国を滅ぼしてはいけないと思った。
お金や名声が全てではない。
そういうことを堂々と主張できる政治にしなければいけない。自分がたとえどうなっても、それでいいのだ。自分で自分に納得できることが、誇りというものだ。そういうことを「斜交い」に観て、泥にまみれないことを賢いと思っている口だけの人がいかに多いか。そういうのは大嫌いだ。
今年の天候は9月が暑くて、雨が少なかったので、マツタケは不作だという予測が流れていて、僕もそう思っていた。
本来なら、10月上旬には上林の方から、収穫情報が流れてきて、イカリソウの山がある安場町は10月15日頃~11月10日頃までが収穫時期になっていた。
今年は10日~2週間時季がずれている、という話を聞いた。舞茸もそのくらい遅かった。
最近になって、「今年は結構良いぞ」という噂が聞こえてきた。「三本採れた」とか収穫情報が流れてきたので、これは行っておかないとと思い立って、山に入った。
シーズン初めての山入りのため、最初に山の神様に手を合わせて、ご挨拶して、無事を祈る。
山で一番出会いたくないのは、人間。以下、クマ、イノシシ、マムシの順番。
山の中、それも自分の山に人間がいるということは、マツタケ泥棒だ。相手も捕まったらどういうことになるか分かっているので、覚悟の上で入っているということは、武装もしているはず。
クマと出会ったら、こっちもパニックになるし、相手もパニックになって、クマは恐怖で襲ってくるそうだ。
そういうものと出会わないために、大声で「オーイ、オーイ」と呼びかけながら歩く。もし、いたとしても、こっちに気がついて逃げてもらうためだ。
林に着いて、さっそくマツタケを探すと…あった!
数本あがっていた。マツタケは食べるときよりも、見つけた時の高揚感がたまらない。
出ている箇所をみていると、どのような整備をする必要があるのかがよく分かる。
やはり、温度と水分だ。木の根元の股になっているところや尾根の脇のくぼんだところに出るのは、そこに雨水が溜まりやすいからだろう。
日の当たる斜面に生育するのは、温度が必要だからだろう。
もう少し整備する必要を感じた。
帰りに正暦寺に寄った。
昨日の片づけを手伝って、「玉川風うどん」をご馳走になった。「料理人たまがわ」は貝柱や甘エビでダシをとっておられた。しかし、最後の味付けはセルフになっていて、味ポンと白だしで味付けした。
夜は自民党員の方から、「支部執行部に意見を言いたい」と言われていたので、安藤幹事長にも来ていただき、食事をしながら話をさせていただいた。
意見を言われる人は、やる気のある人だ。話をすることによって、情報がさらに共有でき、そのやる気を行動に高めていただけるのだということを感じた。
自民党では11月5日(月)18時~豊里コミセン、7日(水)19時30分~鷹栖公会堂、8日(木)11時30分~農村婦人の家、9日(金)18時~高津コミセン、10日(土)18時~睦志公会堂、13日(火)18時~熊野新宮会館の市内6ヶ所で、党員・党友を中心としたブロック別懇談会を行うことになっています。
NEXTツアーに参加した。
今日は「越前敦賀~みかん狩りとソースカツ丼の旅+魚介を買い込んでの宴会ツアー」だった。子どもを含めて、十数人が参加した。加奈っちが風邪気味だったので、うちは小源太と二人で参加した。
まずは、みかん狩りをした。敦賀はみかんができる最北端ぐらいになるそうで、甘さはなく、酸っぱい。昔ながらのみかんの味がする。ハッサクのような感じで、ちょっと癖になる感じもある。
次は敦賀市内のヨーロッパ軒に行った。ここはソースカツ丼で有名で、たくさんのお客さんで賑わっていた。
ソースカツ丼セット(1050円)を注文した。
美味しかったが、小源太のお子様ランチ(630円)についていたミンチカツを食べて、ビックリした。これは美味しい。
パリ丼(840円)というメニューがあり、これがメンチカツ丼になっている。しかし、一番のおすすめはミックス丼(1050円)だなあと思った。トンカツ、メンチカツ、チキンカツが1枚ずつ入っている。
帰りに「日本海さかな街」に寄って、夜の宴会用の買い物をした。2班に分かれて、それぞれが準備をした。僕はあちこち試食を食べ歩いていた。まぐろユッケが一番美味しかった。
綾部に戻って、今日も宴会場は玉川さんの家を提供していただいた。今週も「料理人たまがわ」の腕が光る。
メニューはカに鍋とアンコウ鍋、ホタテ焼きと甘エビ、柿の葉寿司、カニの刺身、イカ焼きという豪華なメニューだった。
一日で交通費や食事代などすべて含めて大人8000円のイベントだったので、お得な感じがした。玉川さんと匠さんに企画していただいたおかげだった。
次は「大阪・新世界とカルフールでの買い物ツアー」か「讃岐うどん巡りツアー」を企画しようと話していた。ぜひ、またやりたい。
このブログの写真がゆがんで見える場合があるようだ。
ブラウザをMozillaのfirefoxにすると問題なく見えるのだが、インターネットエクスプローラでは不都合が起きる場合があるようだ。写真をダブルクリックして見ていただくと、きちんとした状態でごらんになれます。
夜は中丹文化会館で、ウィーンフィルメンバーによる「ウィーンザイフェルト弦楽四重奏団コンサート」があった。ユニセフ京都綾部友の会も実行委員会に参加している。
このコンサートは「次世代育成」を目的に、高校生以下には無料鑑賞券を配っている。これは昨年から始まったが、今年は100人ほどの子どもが来てくれていていた。こういう機会はなかなかないので、大変良い企画だと思う。
後半部分を聴かせていただいた。速いテンポの曲が軽やかなメロディで、体の中に自然に入り込んでくるようだった。
終了後、ロビーではCD販売と購入者へのサイン会があり、好評で売り切れていた。
打ち上げは会館内の喫茶店で出演者も交えて行われた。
昨日、哲史さんから「明日空いてへん?」と聞かれた。これからもこれまでも、しばらく夜はずっと埋まっているのだが、今日の夜だけ予定がポコッと空いていた。
ちょっとした(?)食事会をすることになった。結構遅くまで、激論になったが…おもしろい激論だった。
僕は議論好きで「理屈っぽい」と言われるが、これは癖みたいなもので、すぐに物事の筋道を理論的に検証しようとしてしまう。最近の世の中がおかしいのは、理論を無視して感覚や感情に流されているからではないかと思っている。
子どもの頃から、そうだった。
人の動きにも理論がある。大学の頃、授業にも出ずに、校舎前のベンチに座って、人の動きを観察するのが好きだった。
「この人はなぜ校舎に入っていくのか」「なぜ出てくるのか」「なぜ、いったん入ってから出てきたのか」「なぜカバンを持っていないのか」「なぜいつも缶コーヒーを持っているのか」「なぜ、ジーパンを穿いているのか」
すべてに理由があり、意味がある。
でも、本当の理由を知るには、その人に聞いてみないといけない。その人に聞けない場合(たとえば遠いところにいる人とか、亡くなった人とか、普通に会えない人とか…)は、情報を共有して身近な人と議論して推測するしかない。
議論によって、一人で思っていることが理論的であるかどうかを確かめることができる。
理論的に正しいと自分で思えた場合は、腹がすわって、覚悟が決まってくる。
日付が変わって、家に帰って、気がついた。
そういえば今日は結婚記念日だった。日付が変わったということは、哲史さんの誕生日だった。
うちの夫婦は満4年。哲史さんは満40歳。おめでとうございます。
今日はいろんな話をした日だった。
夕方、先物取引の営業の方が来られて、ずいぶん長く話し込んだ。前からこの手の営業は多いが、最近、よく電話がかかってくる。
今日は仕組みなどの話も聞いたが、ますますこういうことはやってはいけないなと感じた。
僕はユニセフの活動に参加しているが、極端なことを言えば、先物取引が戦争を起こし、世界の貧富の差を生み出しているのではないか。ビルゲイツは先物で儲けたお金をユニセフなどに寄付しているそうだが、それは全く意味がないのではないかと僕は言った。
一通り、いつもの話をフルコースで話したら、「私もマニアックだと思っていましたが、四方さんも相当マニアックですね」と褒めて(?)いただいた。その方もマニアックなことに、出口王仁三郎を知っておられて、「私、前から気になっているんです」と言っておられた。故郷の青森でも「福は内、鬼は内」と言うそうだ。鬼は毘沙門天だということだそうだ。
大本にもご案内しますので、休みの時にぜひお越しくださいと勧めたら、喜んでおられた。仕事の話でなければ、いつでもお付き合いしたい、そういう良い感じの方だった。
夜はキミレンジャーの練習に行った。今回はレッドとブルーを担当する。イエローとグリーンは匠さんがやってくださる。
11月3日の古墳公園まつりに登場します。お楽しみに!
午後、安藤さんと共同作業所を見学に行った。亀井所長のお話を聴き、施設内を案内していただいた。
フロンティアを始めたのは、介護保険導入が原因だった。それまでヘルパーさんが担っていた高齢者の送迎が導入と同時に禁止されたからだ。
介護保険以降、福祉の世界は全く変わった。これからの福祉は総合的に考えなくてはならなくなっている。農業とも状況が似ているように思う。その世界の人だけが関わって考えても、なかなか良い展望が開けない。
夜は、くにうみまつりの実行委員会に出席した。旧奥上林幼稚園で行われた。
11月24日(土)25日(日)の二日間、旧奥上林小学校を会場に行われる。僕は広報担当になったので、綾部周辺での宣伝方法を考えなくてはいけない。
イベントは盛りだくさんだが、25日の9時半からの森山まり子さん(日本熊森協会会長)の講演をぜひ聴いていただきたい。人間と熊との共生、森と人の関わりについて、水源の里の保全にも関わる話がきっと聴けると思う。
25日のみの参加費は1000円(軽食付)です。両日通しは3000円。
チケットは里山ねっと(鍛冶屋町)や扇屋懐古亭(本町2丁目)、きらり上林(旧奥上林幼稚園内)などで手に入ります。
今月の月刊NEXTでも紹介しています。
朝9時から、ホテル綾部でパネル展の片付けがあった。
1週間、ホテル綾部の皆様には大変お世話になり、ありがとうございました。
ユニセフでは外向けのイベントを主催することがこれまであまりなかったので、良い経験になったと思う。
夜、久しぶりに小源太と風呂に入った。ジャンプして湯船に飛び込んだり、ステンと転んでも泣かずに「ヨォッシャァー!」と自分で気合いを入れていた。
「小源太の好きなテレビ(番組)は何?」と聞くと、「仮面ライダー電王」でも「ゲキレンジャー」でもなく、「24時間テレビ」と言う。「黒木瞳が出ているから…」とまだ覚えていた。来年の24時間テレビに黒木瞳が出ていなかったら、ガッカリすることだろう。
「ゲンチャン!5時半やで!」
加奈っちの声に目が覚める。ん!?5時半。頭の中で今の状況を整理する。
今日は「第1回げんたろう杯・チヌ釣り大会」の日。5時半には渡し船に乗っているはずだった…。乗せて行ってもらうはずだった北原さんからは着信3件。家の電話にも留守電あり。あわてて電話して、餌を買い、食料を買い込んで、遅れて釣り場に向かった。舞鶴の青井というところの筏だった。
参加者は北原さん、井田新ちゃん、哲史さん、玉川さん、輝くん、光くん、レイチェルと僕の8人だった。
どうも今日は日が悪かったようだ。哲史さんが朝から嘆いておられた。チヌは筏の回りにいなかったようだ。
途中、読売テレビの新番組の収録チームが北原さんたちの筏に上陸してきた。後で聞くと、水中に潜ってライトまで照らされていたそうだ。それでは魚は近寄らない。
北原さんのタモの中に潜水スタッフが浮上してきて、引っかかっていたらしい。
その悪条件の中で、北原さんが唯一のチヌを釣り上げた。新ちゃんはイカを釣り上げた。
僕は最後の最後で、小さな小さな鯛が釣れた。
記念すべき第1回チャンピオンは北原さんとなった。
帰って、玉川さんの家で打ち上げをした。「料理人・たまがわ」の腕が光る。小さい魚まで、汁物、焼き物、刺身など、いろいろな料理になった。
チヌ釣り大会はおもしろかった。またやりたいという話になった。2ヶ月に一回くらいやろうかという話にもなっていたが、冬の釣りはなかなか釣れず厳しいらしいが…。
午前中、日産のディーラーへ。新車の後部ドアの具合が悪く、見てもらったら、結構時間がかかってしまい、古典文学講座の会場準備に間に合わなくなった。
午後、ホテル綾部のユニセフパネル展に家族で顔を出した。
昼ごはんは「ぼーの」のパスタランチ(1200円)を食べた。美味しいし、スタッフの雰囲気が良いので、女性客を中心によく賑わっていた。
小源太も美味しいものはよく分かっていて、海老のクリームソースパスタを海老以外、全部食べていた。
15時半に中央公民館に行き、古典文学講座の後片付けをした。
隣りの史料館で「考古学原画展」が行われていたので、みんなで観に行った。イラストで古代の様子を見ると興味がかき立てられる。
夜は綾部市囲碁連盟の役員懇親会に参加させていただいた。
いろんな方と話ができて、楽しかった。
長岡さんからの依頼で、朝8時から、岸本晃さん(有限会社プリズム プロデューサー)を水源の里に案内した。
岸本さんは、地域住民がビデオカメラを持って「住民ディレクター」となり、村おこしや町づくりのために情報発信を行う活動の支援を仕事にしておられる。元は読売テレビ系列のテレビマンで、「11PM」や「24時間テレビ」「笑点」「ズームイン!」などの番組に関わってこられたそうだ。
長岡さんからは少しお話をお聞きしていたが、一緒に回らせていただいて、住民ディレクター活動のイメージが少し現実的になった。今は1万円くらいで、編集ソフトもあって、少し見せていただいたが、あれなら簡単に映像編集ができそうだ。僕も欲しくなった。
まずは、睦寄町の古屋に入った。細見自治会長さんなどにお話を伺った。
しばらくすると、市が案内しているご一行が8台のバスに分乗し、2グループに分かれて水源の里見学に回っておられて、古屋にも入って来られた。
白川郷や美山の茅葺き集落のように、重要文化財として保全されているわけではないのだが、普通の民家が視察や観光の対象になる。時代が変わりつつあるんだなあと感じた。
バスを見送って、老富町の栃、大唐内、市茅野の3集落を案内した。
大唐内の入口の老富会館は新しくきれいになっていた。皆さんが集まって、視察ご一行を待ち構えておられた。
水田さんの家を訪ねたら、水田さんが「ベジタリアン祭」に持っていくパンの粉をふるっておられた。
帰りに典加さんがおられるかなあと奥上林小学校に寄ってみたが、どこが事務所か分からなかった。関西丸和の社員の方々が講堂でハチマキをして研修を受けておられた。
岸本さんには、昼ごはんをご馳走になり、駅までお送りした。
綾部には埋もれている深い歴史があり、それを丹念に拾い上げていくと、おもしろいことが分かるのではないか。
これからは目に見えないものに価値が置けるか、置けないか。20世紀と21世紀の境目はそこにあると思う。
目に見えないものとは、幽霊とか心霊現象のことばかりを言っているのではない。
信用や信頼も目に見えないし、空気(気)も目に見えない。
そういうような話をしたら、喜んでおられた。さすが、「愛は地球を救う」という番組をつくっておられた方だなあと思った。
夜はNEXTの例会だった。来週、NEXTツアーで敦賀に行って、みかん狩りとソースカツ丼を食べ、魚を買って帰って、夜は正暦寺で交流宴会になる。
3班に分かれて、それぞれがオリジナル鍋などを考えるらしい。僕は今りん隊長、ノリオ副長のC班に入った。
午前中は配達やら納品やらで、あちこちを回った。
午後、水源の里シンポジウムに参加した。中丹文化会館いっぱいに全国から人が来ておられた。テレビで観たことがあるような顔のジャーナリストも来ておられた。
長野大学教授で、「限界集落」という言葉をつくられた大野晃先生の基調講演があった。
「山に若い人が入って仕事ができるよう国策の方針転換を!」「戦後民主主義で欠落した住民の自主性」
この2点を最終的に訴えておられた。
その後、西田愛子さんから、水源の里の現状報告があり、パネルディスカッションになった。コーディネーターは嘉田良平さんだった。
パネラーは4名で、宮崎県諸塚村の甲斐重勝元村長は、森作りにおける「林道」の重要性を説いておられた。公共事業をすべて「悪」としてはいけないという論調だった。
舞鶴市西方寺平の泉清毅さんは、「地域住民がしっかり話し合え」と言われ、話し合った結果、40年前に「西方寺平の暮らしを守る会」を結成し、生活基盤整備(道路の舗装や電気など)を市に要望して進めていったこと。リーダーがいれば、若い人も入ってきて農業をしてくれるというお話だった。
新潟県上越市議の矢野学さんは、合併前は安塚町長として、マイナス要素だった「雪」を資源と捉える発想で、雪冷房を学校に完備したり、棚田を活かした村づくりを進めてきた状況を説明された。村おこしの課題として、「地域の政策能力」「リーダーの育成」「若い人の定住」を挙げておられた。
綾部市の上原直人企画部長は、綾部市の「水源の里条例」の経緯や綾部市の状況について説明をされた。あやべ福祉フロンティアの福祉有償運送事業もご紹介いただいたが、奥上林からの移送料金(ガソリン代)については、ちょっと金額が違っていた。
限界集落の活性化の問題は、シンポジウムで解決することではない。しかし、誰かが国民運動として考えるきっかけをつくり、国の方針を変えていかなければならないのだと、今日のシンポジウムに参加して感じた。
報道陣の数も、ものすごかった。綾部でこんなにたくさんのテレビカメラが悪いことでなく、良いことで来るのは、本当にすごいことだと思った。
来客の多い日は多いし、少ない日は少ない。今日は多い日だった。
人と共にさまざまな情報が入ってくる。
夜はあやべ農業友の会の集まりだったが、始まるまで時間があったので、輝くんとラーメンを食べに行った。