7日㈬、11時から決算特別委員会の運営協議と総務部長から決算概要の説明を受ける。
今回の決算特別委員会の書面審査ではこれまでと違い、発言者は感染防止対策で囲まれたスペースに移って発言することになっている。
対面に座る理事者とは2m以上の距離があり、隣りの議員との距離もこれまでより空いている。さらにこの設備に、これ以上の効果があるのか、はなはだ疑問だ。
最近のこういうコロナ対策を見ていて感じるのは、戦争中に竹槍でアメリカ軍と戦おうと訓練していた当時の国民のこと。疑問を感じていた人もたくさんあったはずだが「非国民」と言われることを恐れて、言い出せない空気があったのだと思う。
「同調圧力」が行き過ぎると、過ちを過ちと言えない社会が生み出され、過ちを再び繰り返すことになりかねない。
午後は総務部の書面審査。2点について発言。
京都新聞(2020年10月2日付)の記事によると、京都市会の代表質問で「京都府の施策実施にあたって、京都市と他市町村の間で法的根拠のない格差がある」との指摘があり、京都市長が「一部施策で負担割合に違いがあり、格差があるのは事実」と認め、「知事との会議だけでなく実務者同士の協議で是正を図りたい」という答弁があったとされている。
これについて、京都府の認識を質したところ、「政令指定都市と一般市との違いであって、制度的なものだ」という答弁があった。
その通りだと思う。
「京都市には実務者レベルの会議でも政令市と一般市の制度の違いをしっかり説明して、差と格差の違いについて理解を求めて欲しい」と要望した。
またそういった実務者レベルの会議をする際に、「府庁が京都市にあることの経済効果を算出しておいたらどうか?」と提案。
府立大学あたりに委託して、数字を出しておいたらと以前から考えている。
府庁が京都市にあることによって、京都市以外の市町村から毎年、巨額のお金を京都市に渡していることになり、集まったお金を京都府が再び府域全体に撒くことによって、また京都市に戻ってくるという仕組みになっていることの理解が必要だ。
もう一点は、9月24日の一般質問で自民党の能勢昌博府議(長岡京市および乙訓郡)が「京都府のいわゆる《貯金》である財政調整基金の残高がここ20年ほど、2100万円程度しかない。そういうことでは、コロナ禍のような突発的な事態に対応できないのではないか?今後、見直しをしないのか?」と質問され、その答弁は「その時々の社会経済情勢を踏まえて判断してまいりたい」という、見直すのか見直さないのか、どちらにも取れるという回答だったので、さらにこの決算特別委員会でも質問した。
もちろん、答弁が変わるはずはないので同じ回答だったが、9月23日付のネット記事「“税収減”が追い打ちかける自治体の財政危機、非常手段を検討する自治体も」(ビジネス+IT、高田泰)の中に「『9月補正予算は国の支援でどうにか編成できたが、財政調整基金が枯渇しているだけに、やり繰りが大変だ。コロナ禍の終息がいつになるか見通せず、頭が痛い』。京都府議会9月定例会に補正予算案を上程した京都府財政課の担当者はため息をつく」という取材内容が掲載されている。
実際に貯金がなく、やりくりが苦しいのだとすれば、議会に対して建前ばかりでなく、本音で語ることも必要ではないかと述べ、「本当に厳しくなってから予算削減の議論をするのではなく、早いうちから、どの部分なら府民への影響が少ないか、ということを議会で議論していくことも重要ではないか」と提案した。
記事中には他にも「京都府は長く財政危機が続き、財政調整基金は2019年度末で2,100万円とほとんど底をついた状態。6月補正予算では新型コロナ対策の医療・検査体制確保のために、424億円を計上したが、財源不足から土地取得に充てる現金などを管理する基金から6億円余を取り崩した」とも書いてあり、他の目的の基金や予算等を崩して流用することが常態化すると予算・決算審議がやりにくくなる。
夜は綾部に戻り、19時から綾小応援団(平野正明会長)の会議に出席。昨年10月に開催して以来、コロナで1年ぶりだった。
この間、綾部地区自治会連合会長が交代されて会長が代わったり、他の役員さんも交代等があったため、再度、4年前にPTA会長をした際にこの会を設立した趣旨や経緯を説明させていただいた。
11月には「綾小こどもまつり」を民生委員さんが主体となって実施していただくことも了承され、少しずつ元のように戻っていければと考えている。
終了後は、前年度PTA会長の大志万さんと今年度副会長の小林くんとで懇親会に。3人は消防団の同じ部のOB同士でもあり、久しぶりでいろんな話をすることができた。
8日㈭、久しぶりに電車で行こうと思ったら、事故により園部駅~京都駅が不通だと綾部駅で聞き、仕方なく車に乗り換えれば、こちらは沓掛ICを下りて大渋滞だった。
10時からの決算特別委員会に出席。午前中は知事直轄組織、午後は商工労働観光部の書面審査。
9日㈮、午後に決算特別委員会で教育委員会の書面審査。
10日㈯午後、少年野球の保護者当番に行った。
久しぶりに温二郎の練習の様子を見て、あのままではいつまで経っても打てないし、守れないと感じたので、帰ってから、温二郎に注意した。
野球肘で投げられずに、チームメイトにカバーしてもらって迷惑もかけているので、せめて大きな声を出したり、もうちょっと真面目に練習しろということと、守備は「顔で取る」というくらい最後までボールを見ることと真正面に入ること、後ろに下がりながらではなく、前に出ながら掴むという姿勢が大事だとボールを投げながら教えた。
打席に入っても、体も小さく、打つ技術もなく、足も速くないのだとすれば、自分の役割は何なのかを考えて、ランナーがいれば、最低でもそのランナーを進めること、そのためにはどういう手を使っても内野に転がすことを考えろ、左バッタ―な分だけ内野安打には有利なので、当たったらすぐに思いっきり走れば、相手も慌ててミスすることがあるから、と。
守備も打撃も、無意味な上下動が多いと思った。他の子がヒットを打つ時は体が沈んでいるはずだから、体が伸びたらダメだ。そのためにも足を上げずにコンパクトに振れと説明した。